プレスリリース
旅行者が求める冒険や有意義な体験へのサポート
世界40ヵ国220都市以上で展開、世界をリードするロッジングオペレーター兼オーナーであり、キャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)が100%出資するThe Ascott Limited(アスコット)(日本での運営会社:株式会社アスコットジャパン/東京都港区、社長:クリスチャン・ボーダー)は、2023年にアジア太平洋およびヨーロッパの急成長する市場において、主要な旅行先で70施設を開業する予定であることを発表しました。アスコットは、旅行者の新しい体験へのニーズが高まっている今日の旅行業界において、これらの開業は好機と捉えています。
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アスコットのブランド&マーケティング担当マネージングディレクターであるタン・ビー・レンは、次のように述べています: "海外旅行の回復に伴い、当社は2022年に45以上の施設を開業しました。今年は、70の施設で13,500室近くを発売し、過去最高の施設をオープンことになります。このような強力な新規開業のパイプラインは全ブランドにまたがり、旅行規制の緩和やパンデミック前のレベルまで航空需要が回復したことに後押しされ、旅行・観光支出の継続的な向上を支えることになります。旅行者の期待や嗜好の変化は、このような成長軌道の上昇と同時に起こっています。アスコットでは、このような最新の観光動向を把握し、ゲストに価値ある有意義な体験を届けています。私たちのブランドポートフォリオは、新しい都市での共同生活(コリビング)や一人旅、世代を超えた旅行から転勤まで、さまざまな旅の嗜好に対応しています。"
アスコットは、さまざまな旅行者の好みに合わせた滞在体験でグローバルな生活を定義することを目指し、今日、新しい旅行パターンの出現に対応するための強力な足掛かりとなる多様なブランドポートフォリオを確立しています。
lyf(ライフ)でコリビングを変革する
パンデミックは、個人の生活や働き方を根本的に変えました。今日ではデジタルノマドやセルフスターターがリモートワークを好むようになり、フレキシビリティが前面に押し出され、斬新な体験やコリビングスペースで同じ考えを持つ人々とつながる機会が求められています。次世代を担う旅行者が、より有意義な交流空間を求める中、アスコットはコリビングブランド「lyf(ライフ)」をさらに成長させていきます。lyfは、共有のソーシャルスペースから、ゲストがつながりを築き、強いコミュニティ意識を育むための体験プログラムまで、次世代旅行者のニーズに応えるために考え抜かれたデザインとなっています。
今年、lyfはオーストリア、中国、日本、マレーシア、フィリピン、タイで計7施設がオープンを予定しています。この中には、lyf Schonbrunn Vienna(lyf シェーンブルン ウィーン)、lyf Dayanta Xi'an(lyf ダヤンタ 西安)、lyf Riverside Bangkok(lyf リバーサイド バンコク)、lyf Ginza Tokyo (lyf 銀座 東京)が含まれます。また、lyf Raja Chulan Kuala Lumpur(lyf ラジャ チュラン クアラルンプール)、lyf Malate Manila(lyf マラテ マニラ)、lyf Cebu City(lyf セブ シティ)のオープンにより、lyfブランドはマレーシアとフィリピンに初出店いたします。
シタディーンとともに暮らし、働き、遊ぶ
ここ数年、サービスアパートメントのビジネスモデルは本質的に変化し、ゲストはリフレッシュできる充実したホスピタリティ体験を求めるようになりました。このような背景のもと、アスコットで急成長しているブランドの一つであるシタディーンは、ゲストに最高のシティライフを提供し、生活、仕事、遊びの枠を無限に広げていただけるよう進化してきました。単なる滞在空間以上のものを求めるゲストが増えている中、シタディーンは、ゲストのライフスタイルに合わせた体験を提供し、バランスのとれたシティライフを実現します。
2023年6月に開業する242室の「シタディーン ハーバーフロント横浜」をはじめ、「シタディーン ウォーカー ノースシドニー」「シタディーン ウォーターフロント コタキナバル」「シタディーン ガトー・サブロート・ジャカルタ」など、今年新たに21のホテルが加わることになります。ヨーロッパでは、「シタディーン・カナル・アムステルダム」と「シタディーン・ダニューブ・ウィーン」の開業により、さらに継続的な成長が期待されます。
サマセットとの世代間旅行
世界的な旅行需要の回復に伴い、家族旅行や多世代交流のための旅行がトレンドになりつつあり、ゲストは旅でつながりを取り戻そうとしています。Booking.comの調査によると、全世界の旅行者の半数以上(54%)が、今年はノスタルジックな休暇や多世代交流のための旅が旅行計画のトップに挙げられています。
このトレンドに乗り、アスコットは今年さらに11のサマセットをオープンする準備を進めています。2022年11月にブランドリフレッシュを行ったサマセットは、サステナブルで調和のとれた環境の中で、家族や友人が共に過ごすことを視野に入れた展開を目的としています。今回のオープンには、「サマセット 唐津 上海」「サマセット 星河 閔行 上海」「サマセット 太湖 新城CBD 無錫」「サマセット鳳洞西安」「サマセット 長新合肥」「サマセット茶園重慶」など、中国国内の複数の施設が含まれます。その他、インドネシアの「サマセット アジア アフリカ バンドン」「サマセット ケンチャナ ジャカルタ」、フィリピンの「サマセット ゴロルド セブ」「サマセット バレロ マカティ」、オーストリアの「サマセット シュンブルン ウィーン」などがあります。
オークウッドとの「ブレンド」旅行
ホスピタリティ部門の活力、そして活性化には、ビジネスとレジャーの両方の旅行が同様に重要です。対面での会議やイベントが一般的になるにつれ、ビジネス旅行者も仕事とレジャーを組み合わせて、旅行を最大限に楽しむようになっています。このように増加する「ブレジャー(ビジネスとレジャーの掛け合わせ)」ゲストの層をターゲットに、リフレッシュしたオークウッドブランドは、自宅のような快適さとそれ以上の特別な快適さを楽しめる体験をお届けすることに重点を置いています。
ゲストは、快適な睡眠、生産的なワークスペース、健康的で心のこもった食事など、ウェルビーイングの中核となる快適さを促進するために、ブランド体験と客室内のアメニティを一新することを期待しています。2022年7月のオークウッド買収に続き、今年も、新たに中国のオークウッド スイーツ チョンリーとインドネシアのオークウッドホテル&アパートメント ベノア バリの2つの新規開業し、今後も継続的に成長させていく予定です。
アスコットで上質な暮らしを体現する
アスコットブランドは、2023年第2四半期中にブランドリフレッシュを行う予定で、直近では2023年1月にアスコット ダドンハイ ベイ 三亜をオープンしました。さらに今年、中国では、Ascott Pazhou Guangzhou(アスコット 琶洲 広州)とAscott China Central Place Suzhou(アスコット 中国 セントラルプレイス 蘇州)が新たに加わりました。アスコットは、上質な暮らしを好み、旅程の一部としてそっと伝わるラグジュアリー感を求める旅慣れた旅行者の需要に応えるものです。
クレストコレクションでパーソナルな体験を
旅行者の眼識はますます高まり、旅行先の歴史や文化に享受できる唯一無二の体験型滞在への需要が高まっています。世界のヘリテージツーリズム市場は、2022年から2030年にかけて年平均成長率(CAGR)3.8%で拡大すると予測されており、さらなる成長が見込まれています。 この需要に対応すべく、クレストコレクションは、ヘリテージ・ストーリーとキュレーションされた体験型ホスピタリティを統合した魅力的なオーダーメイドホテルとサービスアパートメントのグローバルポートフォリオを提供することを目指します。
2023年初め、アスコットは、シンガポールやベトナムのハノイといった主要なデスティネーションで、クレストコレクションブランドをアジアに拡大することを発表しました。シンガポールのロバートソン ハウス バイ クレストコレクションは、アジアにおけるフラッグシップのひとつで、2023年末頃にオープンする予定です。
アンリミテッドコレクションで文化の奥深さに触れる
アンリミテッド・コレクションは、旅行者のユニークな文化を体験したいというニーズの高まりを受け、色とりどりの景色、音、味、個性に満ちたデスティネーションで、刺激的な本物のローカル体験を愉しむことを特徴とする魅力的なブティックホテルの集合体です。ゲストは、万華鏡のようなフェスティバル、アート、音楽、工芸、食、そして地元の文化に根ざしたライフスタイルを感じることができ、それらは、刺激を求める旅行者の興味をそそることでしょう。アンリミテッドコレクションのアンシアンハウスは、シンガポールのチャイナタウン、テロックアイヤー地区にある歴史的建造物を修復したもので、改装工事を経て、本2023年第2四半期に再オープンする予定です。
HARRIS(ハリス)でウェルネスツーリズムを優先する
旅行者は、快適な旅行体験を求めつつも、身体的、感情的、精神的なウェルビーイングのニーズにプライオリティを置くようになりました。。これは、ホテルの空間や物理的な設備だけでなく、仕事と遊びの両方においてバランスのとれたライフスタイルを充実させるためのホリスティックな提案も含まれます。ウェルネスツーリズムは、2025年まで毎年約21%の成長が見込まれており、今後のさらなるニーズに応えるため、アスコットでは、ライフスタイルブランドHARRISを東南アジアでさらに展開していく予定です。今年末には、マレーシアにHARRIS Sunshine Penang(ハリス サンシャイン ペナン)をオープンし、インドネシア以外で初めてHARRISブランドでの開業となります。
The Ascott Limited(アスコット)について
アスコットは、シンガポールに本社を置く、世界40ヵ国220都市以上に展開する世界をリードするロッジングオペレーターでありオーナーグループです。世界に広がる私たちのネットワークは、アジア・パシフィック、 中央アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アメリカに広がり、現在、約95,000室を運営しています。また、65,000室以上が計画・開発段階にあり、トータル900施設、160,000室に及びます。サービスアパートメント、コリビング及びホテルのブランドとして、「アスコット」「シタディーン」「lyf (ライフ)」「オークウッド」「クエスト」「サマセット」「クレスト コレクション」「アンリミテッド コレクション」「プリファレンス」「フォックス」「ハリス」「POP!(ポップ)」「ヴァーチュ」「Yello!(イエロー)」を展開しています。
アスコットのロイヤリティプログラム「Ascott Star Rewards (アスコットスターリワーズ)」では、メンバー限定の特別な特典や割引をご用意しております。アスコットはキャピタランド・インベストメント・リミテッドの完全子会社であり、1984年に「ザ アスコット シンガポール」をオープンしたことで、アジア・パシフィックにおける国際レベルのサービスアパートメントの先駆けとなりました。現在に至るまで40年以上の業界実績と受賞歴を誇り、世界中で認知されています。
日本では2002年に株式会社アスコットジャパンとして展開を開始しました。現在は「アスコット」「シタディーン」「lyf(ライフ)」「オークウッド」「サマセット」の5ブランド21施設を東京、神奈川、京都、大阪、福岡で展開しています。2023年6月には「シタディーンハーバーフロント横浜」を、続いて同年中「lyf Ginza Tokyo」を開業予定です。
アスコット公式サイト:https://www.discoverasr.com/ja
アスコット公式インスタグラム:@DiscoverASRJapan https://www.instagram.com/discoverasrjapan/
■キャピタランド・インベストメント・リミテッドについて (www.capitalandinvest.com)
シンガポールに本社を置きシンガポール証券取引所に上場しているキャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)は、アジアに広範囲な拠点を置く世界的な不動産投資運用会社です。2022年12月31日現在、CLIはアジア・パシフィック、ヨーロッパ、アメリカにおいて30の私募ファンド、6つのREIT(上場不動産投資信託およびビジネストラスト)を通じて、AUMベースで約1,320億シンガポールドル、FUMベースで約880億シンガポールドルの不動産を運用しています。運用不動産のアセットクラスはリテール、オフィス、ロッジングロッヂング(ホテル、賃貸マンションほか宿泊系施設)、ビジネスパーク、産業用不動産、物流施設、データセンターと多岐にわたっています。
キャピタランド・グループにおける上場投資運用事業部門であるCLIは、グループの開発事業部門であるキャピタランド・デベロップメントがそのパイプラインとして外部成長を強力にサポートしています。このキャピタランド・エコシステムが他の不動産投資運用会社との差別化を実現しています。
また、キャピタランド・グループはサステナビリティをその活動の中核に据えており、CLIはその一員として 2050年までのネット・ゼロをコミットメント目標としてその達成に向けて取り組んでいます。責任ある不動産企業として、長期的な視点に立った経済的価値をステークホルダーに提供するとともに、事業を展開するコミュニティの環境的・社会的福祉に貢献します。
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