プレスリリース
忘年会に対する国内の意識調査
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調査背景
今回の調査は、年末の恒例行事である忘年会に対する意識や参加意欲の変化を明らかにすることを目的として実施されました。コロナ禍を経て働き方や職場でのコミュニケーションの在り方が見直される中、企業や個人が忘年会をどのように捉えているのかを探るため、アンケート調査を行いました。本調査は、企業が忘年会を計画・運営する際の参考となるデータを提供することを目的としています。
主なトピック
・今年、勤務先の会社では忘年会を開催予定と回答した人は46%。
・54%の人が今年忘年会が開催された場合参加したくないと回答。
・忘年会開催時期の最も多い回答は12月中旬。
調査結果詳細
1. 今年(2024年)、勤務先の会社では忘年会を開催しますか?
・開催する予定 137名(46%)
・開催しない 99名(33%)
・未定 64名(21%)
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2. 今年、忘年会が開催される場合参加したいと思いますか?
・ぜひ参加したい 28名(9%)
・参加したい 111名(37%)
・あまり参加したくない 93名(31%)
・全く参加したくない 68名(23%)
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3. 忘年会に参加する理由を教えてください(複数選択可)
・美味しい料理やお酒を楽しみたいから 98名(33%)
・社内文化やチームワークを大切にしたいから 91名(30%)
・同僚や上司との交流が楽しみだから 67名(22%)
・年末の特別感を味わいたいから 60名(20%)
・その他 9名(3%)
・忘年会に参加しない 103名(34%)
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4. 忘年会に参加しない理由を教えてください(複数選択可)
・プライベートの時間を優先したいから 119名(40%)
・費用が高いと感じるから 57名(19%)
・コロナ禍の影響でまだ抵抗があるから 37名(12%)
・会場までの移動が負担だから 27名(9%)
・その他 21名(7%)
・忘年会に参加する 147名(49%)
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5. 忘年会はいつ頃開催されると良いと思いますか?
・12月上旬(12月1日〜10日) 85名(28%)
・12月中旬(12月11日〜20日) 133名(44%)
・12月下旬(12月21日〜31日) 67名(22%)
・その他 15名(5%)
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6. 【年代別】忘年会に払っても良いと感じる費用感の違い
20代では「2,000〜4,000円未満」が中心で、低価格帯での参加が目立ちます。一方、30代と40代は「4,000〜6,000円」の割合が高く、標準的な価格帯が支持されています。50代以上になると、やや高額な「6,000〜8,000円」以上の層も増加傾向が見られ、年代ごとに費用感の違いが明確です。これらの結果から、世代に応じた予算設定が忘年会の参加率に影響を与えると考えられます。
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7. 年代別のコロナ禍以前(2019年以前)から忘年会に対する意識の変化
30代と40代では、「以前より参加したくない」と感じる人の割合が他の年代よりも高く、忘年会への意識に変化が見られます。一方で、20代や50代では「特に変わらない」という回答が多く、安定した傾向がうかがえます。この結果から、年代ごとに忘年会に対する価値観が異なることが明確になりました。背景には、ライフステージや働き方の変化が影響している可能性があります。
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代表取締役 末永雄大のコメント
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今回の調査では、これからシーズンとなる忘年会について意識調査を行いました。
まず、今年勤務先の会社で忘年会が開催される予定と回答した人は全体の46%という結果になりました。開催しないと回答した人は全体の21%と少ないことから、現在では、半数程度の会社で忘年会が開催予定なことが伺えます。
今年、忘年会が開催された場合参加したいかどうかという質問では、参加したいと回答した人は全体の46%、参加したくないと回答した人は54%と、参加したくないという人の方が多い結果となりました。
また、忘年会に参加する理由に関する質問では、最も多い回答は「美味しい料理やお酒を楽しみたいから」で全体の33%、続いて「社内文化やチームワークを大切にしたいから」が全体の30%でした。
一方で、忘年会に参加したくない理由で挙げられた中で最も多かった回答は「プライベートの時間を優先したいから」でした。他には「費用が高いと感じるから」「コロナ禍の影響でまだ抵抗があるから」が挙げられました。
忘年会の開催時期については、12月中旬(12月11日〜20日)と回答した人が全体の44%と最も多い結果になりました。そして、12月上旬(12月1日〜10日)と回答した人は28%、12月下旬(12月21日〜31日)と回答した人は22%でした。このことから、多くの人は12月中旬の開催が良いと感じていることがわかります。
年代別の調査では、忘年会に払っても良い感じる金額に年代によって差があることがわかりました。20代では「2000円〜4000円」の層が多かったですが、30代・40代になると「4000円〜6000円」、50代・60代になると「6000円〜8000円」とやや高額でも良いと感じる人が多い結果となりました。
また、コロナ禍から現在で忘年会に対する意識についての質問では、どの世代でも特に変わらないという回答が最も多かったですが、「以前より参加したくないと思うようになった」と回答した人は「以前よろ参加したいと思うようになった」と回答した人よりどの世代も多い結果となりました。
今回の調査から、忘年会への参加意欲や予算感には年代や個人の価値観の違いが大きく影響していることが明らかになりました。また、忘年会の必要性に対する意識はコロナ禍を経て少し変化が見られる一方で、半数近くの企業が依然として忘年会を開催予定であることが伺えます。世代ごとのニーズや参加しやすい環境を考慮することが、今後の忘年会運営の鍵となるでしょう。
まとめ
・忘年会の開催に対する温度差
・参加・不参加の理由が示す価値観の多様化
・世代や状況に応じた忘年会のあり方を模索する必要性
調査概要
調査名:日本国内の「忘年会」に関する意識調査
調査対象:日本国内の就業経験がある20代〜60代の男女 300名
調査年月:2024年11月22日
調査機関:自社調べ
調査方法:インターネット調査(クラウドワークス)
有効回答数:300名
回答者の年齢構成:20代:33名、30代:108名、40代:107名、50代:41名、60代:11名
回答者の雇用形態の構成:正社員167名、契約社員12名、派遣社員14名、アルバイト・パート107名
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