プレスリリース

365日24時間の人流データを取得することが可能に

エッジAIカメラを提供するIntelligence Design株式会社(本社：東京都渋谷区、代表取締役：中澤 拓二、以下「当社」)は、小田急電鉄株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：星野　晃司、以下「小田急電鉄」）の協力の元、エッジAIカメラソリューション「IDEA（イデア）」を活用し、新宿駅南口エリアにある「新宿サザンテラス」の通路における歩行者の通行量や属性（性別・年齢）などの人流解析の調査・解析に向けて使用開始いたしました。
導入事例の詳細はこちら：https://idea.i-d.ai/case-study/commercial-facility/odakyu/
[画像: https://prtimes.jp/i/48250/63/resize/d48250-63-ae296e57cabe1f25aae4-0.png ]

■ IDEA（イデア）導入の概要
今回の本格導入では、小田急電鉄が運営する新宿駅南口エリアの「新宿サザンテラス」のさらなる活性化を目指すべく、商業施設内における歩行者の人流解析を行う目的として、エッジAIカメラIDEA（イデア）を設置し、画像解析を行いリアルタイムで利用者の属性情報（性別・年代）や滞在時間等の利用状況を可視化し、調査・解析を行います。
■実施概要
設置期間
　使用開始：2022年5月27日（土）〜
　
設置箇所：新宿駅前サザンテラス口前通路
解析内容 ：サザンテラス口の利用者のシルエットに基づく、通行量・属性情報（性別・年代）の計測・解析

■ 本取り組みの背景
小田急電鉄では、イベント実施による通行量の変化の調査や駅周辺テナント誘致などの目的で、これまで人力による人流調査を行っていましたが、年間で平日１日、休日１日のみの流動調査だったため、季節波動などのデータが取得できず、正確に分析ができないという課題がありました。また、人力で人流データの取得を実施する場合、人が張り付くため費用が掛かることに加え、24時間正確にカウントすることには限界がありました。
前回行ったAIカメラ導入の実証実験では、毎年秋から冬にかけて開催されるイルミネーションのイベントに合わせて人流調査・解析をしましたが、現在行っている実証実験では、年間を通してAIカメラを設置し解析するため、従来の調査では行うことが難しかった365日24時間データ取得を行い、より精度の高い人流解析を行うことが可能になります。

■実証実験結果とお客様の声

【小田急電鉄からのコメント】
AIカメラによる撮影のため、顔情報を始めとした個人情報の取得方法や取扱いについては慎重に検討いたしました。この問題がクリアできることが分かったことから、当社では初めてとなる本システムについてまずは実証実験から開始しました。
イベントの誘致やテナントへの出店を提案する際、以前は「毎年１回実施していた流動データを元に一定の人流があることを説明する」という断片的なデータの提供がメインでしたが、AIカメラを導入したことで、365日24時間で人流データを取得することができるようになったので、今後は季節ごと・時間帯ごとの人流の傾向を示すデータの提供等、連続した数値的根拠も交えた提案を行うことができるのではと考えています。
このように、従来は人の経験や感覚といった定性的な情報をデータとしてきちんと定量的に可視化することができたのは大きな成果です。今後、テナント様との賃料交渉時やイベント出店の投資対効果を示す際に活用していきたいと考えています。
小田急電鉄株式会社（URL：https://www.odakyu.jp/）
小田急総合研究所　副主任研究員　新倉啓介

導入事例インタビューはこちら：https://idea.i-d.ai/case-study/commercial-facility/odakyu/

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エッジAIカメラソリューション「IDEA（イデア）」は様々な課題に対してご相談いただくことが可能です。ご興味をお持ち頂ける団体・企業様の方のご連絡をお待ちしております。
当社は、今後も集約 ・蓄積された実験結果やノウハウを活かし、当該サービスを通じて各企業のサービスの向上・発展を支援します。

■エッジAIカメラソリューション「IDEA（イデア）」とは
「IDEA（イデア）」は、エッジAIカメラの画像認識技術を利用した交通量調査自動化のAIプラットフォームサービスです。設置が簡単なエッジAIカメラを活用することにより、大掛かりな設置工事が不要となるため、通行量の調査業務の自動化を安価に実現することが可能です。
通行量だけでなく交通量カウント等も可能なソリューションとなっております。
・URL：https://idea.i-d.ai/counter/index.html

■ AI画像認識技術を持つIntelligence Design株式会社について
Intelligence Designは「AIを中心とした先端技術を社会実装する」ことをテーマに2018年5月に事業を開始いたしました。 AI関連技術は世の中に広く認知されるようになった一方で、その技術を利用した社会実装はまだ進んでいないのが現状です。そこで、だれでも、簡単、かつリーズナブルにAI関連技術を使えるようにすることが、テクノロジーの発展にも寄与すると考え「IDEA（イデア）」シリーズを開発し、UDX（アーバンデジタルトランスフォーメーション）を推進しています。

Intelligence Design株式会社概要（URL：https://i-d.ai）
会社名　：Intelligence Design株式会社
代表者　：代表取締役　中澤 拓二
所在地　：〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目28番5号 3階
事業内容：◆先端技術の社会実装事業
　　　　　◆AIを用いたプロダクト開発・販売
　　　　　◆AIビジネスの事業企画、サービス開発支援、コンサルティング業務
　　　　　◆ID Labの運営
設立　　：2018年5月
資本金　：2億3200万円（資本準備金を含む）

〈本件お問い合わせ先〉
Intelligence Design株式会社
担当　　：Business Development Group　中村・小木
TEL　　：03-6869-4055　
E-mail ：contact@i-d.ai

プレスリリース提供：PR TIMES