プレスリリース
最先端技術「ガウシアンスプラッティング」により歴史遺構を3Dデータ化!MATRIXの実写メタバース専用プラットフォーム「どこでもドア」を活用し、ブラウザ上で遺構内部を自由探索できる新しい体験を提供!
株式会社メタリアル(本社:東京都千代田区、代表取締役:五石順一)の子会社である株式会社MATRIX(以下、MATRIX)は、横須賀市の全面的なバックアップのもと、明治時代建造の歴史遺構「千代ケ崎砲台跡」を最先端技術「ガウシアンスプラッティング」により3Dデータ化し、未来に永久保存するプロジェクトを開始します。このプロジェクトでは、MATRIXの「どこでもドア」プラットフォームを活用し、従来の技術的制約を超えて、ブラウザ上で誰もが遺構内部を自由に探索できる新しい体験を提供します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85762/53/85762-53-34d1d2aabea1d1a4d2a96fec57c0ddda-2560x1707.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
横須賀市の「千代ケ崎砲台跡」。トンネルや構造内通路、筒状の砲台運搬口などが配置された複雑な構造を持つ。
実物の史跡内を自由自在に冒険する体験
本プロジェクトで提供される体験は、従来の映像体験(平面写真や映像、あるいは数メートル間隔での点移動でのカメラ視点を使用した360度画像・映像等)とは異なります。空間全体をフォトリアルに3Dデータ化し、ユーザーは遺構内部を自由に歩き回り、あらゆる視点から観察できるというものです。極めてユニークで多くの方にとって経験したことのない体験を提供します。
貴重な歴史遺産を永久保存
横須賀市は、デジタル変革(DX)の活用に積極的に取り組んでおり、2023年10月にはメタバースヨコスカを開始するなど、様々な取組みを推進してきました。そしてこのたび、「人類を場所・時間・言語・物理的な制約から解放する」を企業ミッションに掲げるMATRIXとともに、千代ケ崎砲台跡のデジタル保存プロジェクトを始動します。貴重な歴史遺産をデジタルの形で未来に残し、世界中の人々にどこからでも現地を体験いただくためのプロジェクトです。
全国の一部の市町村では、歴史的遺産の3Dデータ化に取り組む試みが以前から進められてきました。しかし、3Dデータはその容量の大きさから、ブラウザ上での動作が課題で、一般への公開、運用が困難でした。しかし、MATRIX開発の実写メタバース専用プラットフォーム「どこでもドア」により、3Dデータを軽量化し、誰でもどこからでも気軽にアクセスでき、自らの操作で自由に歴史的な空間を探索できる体験を提供します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85762/53/85762-53-236eb698f92adb005637ea382e21383a-3024x2032.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
遺構内部
次世代の教育と人材育成に貢献
このプロジェクトは、横須賀市民や歴史愛好家、観光客だけでなく、世界中の人々が横須賀の貴重な歴史遺産の実物の姿に先端技術を用いて触れられるようとする試みです。世界中どこからでもアクセスでき、距離にとらわれず歴史に触れられるという新たな公共インフラとしての価値を提供します。また、行政機関である横須賀市がこのような先端技術を積極的に利活用する姿勢は、次世代の教育のすそ野の拡大に貢献し、さらに、この取り組みを通じて特に子供たちのDXへの関心が高まり、未来の人材育成にもつながることが期待できます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85762/53/85762-53-b315acea0d20e6f17717234374f37e75-3024x2196.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
体験者の声(驚きと感動を伴った体験的学び)
この技術の実験段階で得られた体験者の声を一部紹介します。
「面白い。まるでゲームのように楽しい。CG空間ではなく現実世界のリアルな空間をシームレスに自由に探検できるのがすごい。体験的で好奇心を掻き立てる学びを提供できそうです」
「シームレスに空間を自由に動き回れて、自由な視点で好きな場所を細かく観察でき、時間を忘れて探索しました。」
全国2万点超の保存対象と地域活性化を支える最新技術
ガウシアンスプラッティング技術は、遺構や建造物の記録・保存のみならず、美術工芸品の3Dデータ化にも最適です。全国には、およそ14,000点を超えると言われており、これらの有形文化財の保存・活用にも大きく貢献できる技術です。また、全国各地の観光スポットのデジタル化にも最適です。それにより、地域活性化のための集客・誘致活動への活用も推奨されます。解体予定の学校校舎などの想い出保存にも推奨されます。
世界の産業界も注目する最新ハイテク技術
このようなデジタルツイン生成技術は、アメリカやヨーロッパをはじめとした産業界の一部での実用化が始まっています。この技術が人々の日常生活に活用される日も遠くはないかもしれません。
【横須賀市について】
横須賀市は、デジタル技術を活用した価値創造に前向きに取り組んでいます。今回の取り組みを一つのきっかけとして、今後もDXの推進に積極的に取り組み、デジタル技術を活用しながら、ルートミュージアムのサテライトなど地域資源の保全や新たな観光体験の創出を目指してまいります。地域と未来をつなぎ、多くの方に横須賀の魅力を発信し続けていきます。
【メタリアル・グループについて】
「世界中の人々を場所・時間・言語の制約から解放する」を企業ミッションとし、「対話型AI・機械学習プラットフォーム市場2023」(出典:ITR)の「翻訳市場」において国内市場No.1に位置している。
(AI開発実績)
翻訳AI、四季報AI、製薬会社向けAI、ゲームローカライズAI等
・社名:株式会社メタリアル
・URL :https://www.metareal.jp/
・所在地:東京都千代田区神田神保町 3-7-1 ニュー九段ビル
・代表者:代表取締役 五石 順一
・設立 :2004 年 2 月
・事業内容:業種特化の専門文書AIの企画・開発・運営
【株式会社MATRIXについて】
株式会社メタリアル(旧:ロゼッタ)の子会社として 2020 年 9 月に設立。VRとAI技術を活用したリアリティ・メタバースおよびデジタルツインの開発を行う。
・社名:株式会社MATRIX
・URL :https://matrix.inc/
・所在地:東京都千代田区神田神保町 3-7-1 ニュー九段ビル
・代表者:代表取締役 五石 順一
・設立 :2020 年 9 月
・事業内容:VRとAI技術を活用したリアリティ・メタバースおよびデジタルツインの開発
■本件に関するお問い合わせ
株式会社MATRIX
担当:増田
E-mail:sales@matrix.inc
直通:080-7084-4507
プレスリリース提供:PR TIMES