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CO-FUKUI 未来技術活用プロジェクトに採択されたGATARI、福井県の地域課題解決を目指し年縞博物館にて実証実験を実施

(PR TIMES) 2024年01月18日(木)10時45分配信 PR TIMES

〜多言語音声MRによる来館者の体験価値や、インバウンド需要への有効性を検証〜


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34007/53/34007-53-42556b4762d1a5b53bb0333db23c1280-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

デジタルとリアルが融け合う未来のインフラづくりを目指すMixed Reality(MR)スタートアップの株式会社GATARI(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:竹下俊一、以下「GATARI」)は、2024年1月24日(水)より2月29日(水)まで、福井県年縞博物館において、第2回日本博物館協会賞を受賞した年縞博物館の展示をMRにより体感できる多言語体験コンテンツ没入型音響アトラクションを提供する実証実験を行います。
本取り組みは、福井県が実施する「CO-FUKUI 未来技術活用プロジェクト」の採択を受け、福井県の支援のもとデジタル技術を実装し、地域課題の解決を目指し実施するものです。

福井県は、「もっと挑戦!もっとおもしろく!」をスローガンに、デジタル技術等を積極的に活用し、仕事やくらしを生産性高く、より魅力的で豊かなものへと変革していく「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」を推進しています。「CO-FUKUI未来技術活用プロジェクト」では国内外の企業の革新的な技術・サービスの実証プロジェクトを誘致することで、地域課題の解決が行われ、福井を大胆に変革し、ワクワクドキドキする新しい価値を次の時代に創造することを目的とします。 今回は、音声MRという先端的技術を有するGATARIが、日本を代表する文化施設である「福井県年縞博物館」において、インバウンド需要に対応し、博物館のさらなる体験価値向上、及びMR技術の社会実装を目指したコンテンツのテスト提供を実施します。
本取り組みでは、GATARIが開発するMixed Reality※1プラットフォーム「Auris」(読み:オーリス)を用います。Aurisは、現実空間をデータ上に再現する「デジタルツイン」※2を活用し、スマホカメラで捉えた映像と事前に空間をスキャンしたデータを照らし合わせ、自身の現在地を認識する「VPS技術」※3を用いて、新たな消費者体験を提供しています。これにより、既存施設や作品などに物理的影響を与えることなく、デジタル空間上に画像や音声データを保存することができ、利用者の位置、視線や動きに応じて専用デバイスから音声が流れる仕組みです。そのため、保存対象である作品等に影響を与えることなく、また体験を実施する場所を通常通り使用している一般の来館者に対しても、影響を及ぼしません。この仕組みを活用し、年縞博物館の2階展示場に配置し、その展示にまつわるストーリーや、発見を音声・サウンドを再現して流すなど、展示品を活用した没入型の新たな体験コンテンツを創出します。年縞博物館は、世界の水月湖の湖底に発見された約7万年・45mからなる奇跡的な地層の重なり(年縞)を展示しています。この年縞には主に 2 つの価値があります。一つ目は、年縞に含まれる炭素を調べることで、年代の世界標準のものさしとして活用できることです。二つ目は、含まれる花粉やプランクトンをはじめ、火山灰や大陸から飛来する黄砂などを通して、地球の過去の気候や環境を復元できることです。水月湖の年縞には、この 2 つの情報が欠けることなく1年単位で記録されており、歴史をひも解くことができます。


今回提供するコンテンツは、この年縞博物館の年縞展示にまつわる様々な情報を、MR技術を活用して約7万年の記録を体験者に届けます。また、デジタル技術を活用し、人の手によらないコンテンツを提供することで、博物館の効率的な運営にも貢献します。年縞博物館を舞台に、日本語並びに英語で制作し、外国人観光客に人気の高い同博物館の付加価値と、来館者の満足度を更に高めることを狙いとしています。
本実証において体験者に対するアンケート調査等を行い、博物館の来館者向けサービスとしての有効性を検証してまいります。GATARIは、今後もMR技術を活用し、文化財・観光施設の高付加価値化や生産性の向上に貢献してまいります。

※1 Mixed Reality(MR、複合現実):リアル空間とデジタル空間がシームレスに融合し(ミックスされ)、リアルなモノとバーチャルな情報を等価に表示・操作することができる状態のこと
「Auris」公式HP:https://gatari.co.jp/auris
※2デジタルツイン:物理世界を同スケールでデジタル空間に再現した 3D データのこと
※3ARcloud:現実空間のスキャンデータを活用し、様々なデジタルデータを現実空間上に保存・共有することを可能にする技術

- 実証実験開催概要
多言語体験コンテンツ没入型音響アトラクション
[表: https://prtimes.jp/data/corp/34007/table/53_1_32d5789abdc78c4c343f103f00072e2d.jpg ]
- 株式会社GATARIについて
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34007/53/34007-53-905fa86fbf61285d82356fe6c701f99b-1592x796.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

株式会社GATARIは新しいエンターテインメントを切り口に、デジタルとリアルの融け合う未来のインフラづくりを目指すMixed Realityスタートアップです。「人とインターネットの融け合う世界を創る」というビジョンを掲げ、東京大学を拠点とした日本最大のVR学生団体UT-virtual (https://utvirtual.tech) 創設者である代表の竹下によって2016年に設立されました。テクノロジーに深い人間理解を組み合わせ、”見え方を変える”というアプローチによって現実をより良い場所にすることを目指し続けています。

社名: 株式会社GATARI
住所: 東京都千代田区神田松永町16ダイキビル4F
代表: 竹下 俊一
設立: 2016年4月
事業内容: Mixed Realityプラットフォーム「Auris(オーリス)」の開発、MRコンテンツの制作ほかURL: https://gatari.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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