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日本電気株式会社

第5回「インフラメンテナンス大賞」国土交通大臣賞受賞

(PR TIMES) 2021年12月07日(火)19時15分配信 PR TIMES

〜ドライブレコーダーを活用した空港滑走路の調査及び点検〜


株式会社南紀白浜エアポート、日本電気株式会社、株式会社オリエンタルコンサルタンツは、この度「ドライブレコーダーを活用した空港滑走路の調査及び点検」(以下、ドラレコ点検)において、第5回「インフラメンテナンス大賞」※1国土交通大臣賞(メンテナンス実施現場における工夫部門)を受賞しました。

インフラメンテナンス大賞は、日本国内における社会資本のメンテナンス(以下「インフラメンテナンス」という。)に係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的として実施されているものです。

■ドラレコ点検の特徴
空港において、車両を運転しながら「目視」で実施している滑走路等の日常点検及び巡回点検を「AIによる自動検知」に置き換える取組みです。具体的には、ドライブレコーダー(以下、ドラレコ)を設置した点検車両が、滑走路の点検(車両走行)時に路面の状況(映像)をドラレコに記録し、その画像から学習を重ねたAIがき裂・損傷を自動検知するものです。

この技術の実用化により、滑走路における飛行機の離着陸に影響を及ぼす損傷の見落としリスクを軽減させるとともに、損傷の進行度合を定量的に把握することができ効率的な予防保全が可能となりました。


[画像: https://prtimes.jp/i/78149/47/resize/d78149-47-e3865a0ffcd24c655bcf-0.png ]

パトロール車によるドラレコ点検とAI解析の様子

※1:「インフラメンテナンスの優れた取組や技術開発を表彰!」
https://www1.mlit.go.jp/report/press/sogo15_hh_000303.html

■今後の展開
本取り組みの実用化により、主に保守点検の人材が限られている地方空港において、空港職員が目視で実施している滑走路の日常点検をドラレコデータの画像認識による自動点検に置き換えることで、属人性を低減させた点検が可能になります。更には、軽度なき裂・損傷を早期に発見・補修する予防保全の実施により、空港の更なる安全安心を実現します。

<本件に関するお問い合わせ先>
◆株式会社南紀白浜エアポート 担当:池田
E-mail:info@nsap.co.jp TEL:0739-43-0095 URL:http://shirahama-airport.jp/company
◆日本電気株式会社 担当:岩渕
E-mail: infra-diagnosis@sdd.jp.nec.com URL:https://jpn.nec.com/
◆株式会社オリエンタルコンサルタンツ 統括本部:宮内、丸山
E-mail:webmaster@oriconsul.com TEL:03-6311-7551 URL:https://www.oriconsul.com/

プレスリリース提供:PR TIMES

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