プレスリリース
ネットスーパーと店舗の両輪で、便利な買い物体験の提供を目指す
小売ECプラットフォーム「Stailer(ステイラー)」を提供する株式会社10X(本社:東京都中央区、代表取締役CEO 矢本 真丈、以下10X)は、株式会社イトーヨーカ堂(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山本 哲也、以下イトーヨーカドー)の首都圏を中心としたイトーヨーカドー店舗における店舗起点の配送サービス・顧客体験強化の共同検討を開始したことをお知らせします。
[画像: https://prtimes.jp/i/30588/42/resize/d30588-42-13153f79faf6bbe48650-0.png ]
イトーヨーカドーと10Xは2020年6月より、10Xの開発するStailerを通じて「イトーヨーカドーネットスーパー」においてネットスーパー業界初のスマートフォンアプリの提供を開始し、便利で楽しい買い物体験の創出を進めてまいりました。アプリの利用者は従来のウェブサイトの利用者と比較して購入頻度や利用継続率が高い傾向が見られ、お客様の日常にとって欠かせない存在となっています。提供開始から3年弱が経過し、「イトーヨーカドーネットスーパー」アプリは累計77万ダウンロードを突破するなど「イトーヨーカドーネットスーパー」の利用者の増加に貢献して来ました。
イトーヨーカドーはコロナ禍によって急増した首都圏のネットスーパー利用ニーズを受けたさらなるキャパシティ拡大と収益化を目的に、従来の店舗出荷型からセンター出荷型への移行を発表しています。「イトーヨーカドーネットスーパー」のセンター出荷型への移行に際し、イトーヨーカドーと10Xは新たに「イトーヨーカドーの店舗資産を活用した未来のお届けサービス像」についての共同検討を開始します。
「イトーヨーカドーネットスーパー」はセンター出荷型に切り替えが進み店舗からの出荷が不要となる一方、店舗では現在も、購入した商品を当日中に自宅までお届けするサービス「きいろい楽だ」や、店頭お渡し予約商品の受け取り、オンライン注文の即配サービスなど、店舗起点の多様な買い物ニーズに対応するためのサービスを提供しています。
さらに、海外・国内の事例(※)ではネットスーパーと店舗の併用によりお客様の利用金額は2倍以上へ上昇することがわかっており、ネットスーパーと店舗の両輪でお客様体験を向上することが有効です。
お客様のニーズが多様化する中、10Xの持つ新規サービス開発のノウハウ・デジタルを活用した顧客体験創出の強み・オペレーション効率化支援の実績を活用し、イトーヨーカドーの店舗サービス・顧客体験強化に向け、共同で検討を進めてまいります。
■イトーヨーカ堂 執行役員お届け事業部長 柴田 太 氏
「10X様にはStailerを通じた優れたUIとカスタマーセントリックにスピード感をもって改善していく姿勢で、結果として顧客体験の向上に繋げて頂きました。今後、首都圏を中心にセンター移行を行っていきますが、店舗はお客様へのリアルなタッチポイントの場としてより重要になっていくと考えています。多様化するお客様ニーズに応えていくため、10X様の持つサービス開発や顧客体験向上の知見に期待し、店舗を軸とした配送関連サービス強化に向け共同検討を開始してまいります。」
※参考
・米国Targetでは店舗とオンラインを両方利用する顧客は、店舗のみ利用の顧客より4倍消費
https://www.digitalcommerce360.com/2021/03/02/omnichannel-fuels-targets-145-growth-in-ecommerce/
・イオンでは、店舗とオンラインを両方利用する顧客は、店舗のみ利用の顧客より2倍消費
https://markezine.jp/article/detail/18589?p=3
【Stailerについて】
Stailerは、スーパーマーケットやドラッグストアといった小売・流通事業者向けのECプラットフォームです。ユーザー向けのアプリ、バックヤード向けのピックパック・配達管理アプリ、受注管理・在庫管理システム、BOPIS(店舗受け取り・ドライブスルー受け取り)など、小売ECの事業成長に必須なシステムをフルセットで提供しています。
https://stailer.jp/
以上
【10Xについて】
会社名:株式会社10X(テンエックス)
本社:〒103-0004 東京都中央区東日本橋1丁目4-6 東日本橋一丁目ビル 5F
設立: 2017年6月26日
代表取締役社長:矢本 真丈
https://10x.co.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES