プレスリリース
CloudflareのシングルベンダーによるSASE(セキュアアクセスサービスエッジ)サービスが完成
セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を備えたより高度なインターネットの構築を支援するCloudflare(クラウドフレア)は、本日、オープンソースのソフトウェア定義型のソフトウェアパッケージ「Magic WAN Connector」を発表しました。「Magic WAN Connector」は、これまでよりもさらに容易にあらゆる企業ネットワークをCloudflareに接続し、セキュリティを確保します。「Magic WAN Connector」が加わったことで、「Cloudflare One」は、企業のデバイス、アプリケーション、ネットワークを保護し、パフォーマンスを高速化させる真の統合SASEセキュリティ・ネットワーキングソリューションになりました。さらに、Cloudflareは、Cloudflareのネットワークへの接続方法に関わらず、ユーザーに柔軟性と選択の自由を与えるために、OEMとネットワークオンランプパートナーシップへの新たなパートナーを発表しました。
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Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「これからの働き方には柔軟なITインフラが必要不可欠です。進化する働き方へのサポートに取り組むCIOたちと語り合うと、彼らは、彼らが必要なものすべてを提供できるただ1社のベンダーとの仕事を望んでいることが分かります。リモートワークをするメンバーやオフィス、データセンターを安全に接続するのにも、マルチクラウド展開をするのにも、ITチームは、ビジネスの生産性を維持する代償にスピードやセキュリティを犠牲にする必要はありません。『Magic WAN Connector』が『Cloudflare One』に加わったことで、私たちは現在利用可能な中でもっとも包括的なSASEソリューションのひとつを提供できるようになりました」と述べています。
現在の企業は、断片的でつぎはぎだらけのレガシーアーキテクチャから最新のゼロトラストネットワークへの移行に苦労しています。それは、いくつもの異なるセキュリティベンダーやネットワークベンダーを使うことで、調整が複雑になり、コストも積み重なってくることに起因しています。Gartner(R)によると、「新規SASE導入のうち、単一ベンダーによる提供をベースにしたものは、2022年には10%に過ぎなかったものの2025年までに3分の1に増加する」*と予測されています。
「Magic WAN Connector」は、オフィス、製造施設、小売店などの物理ネットワークから、プライベートクラウドなどの仮想ネットワークまで、あらゆるネットワークを安全に接続し、安全なトンネルとルーティングポリシーを自動的に設定してトラフィックをCloudflareのグローバルネットワークに誘導する、オープンソースのソフトウェア定義型のソフトウェアパッケージです。包括的な「Cloudflare One SASE ソリューション」の一部として、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)、データ損失防止(DLP)、侵入検知システム(IDS)、クラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)などの充実したセキュリティツールを利用可能です。また、WARP デバイスクライアント、Cloudflare Tunnel アプリケーション層コネクター、Cloudflare Network Interconnect 経由の直接接続など、Cloudflareのネットワークへの他のオンランプとシームレスに利用することができます。
「Magic WAN Connector」は、物理デバイスやクラウドサービス上の仮想マシンとして、あるいはOEMハードウェアとともに導入することができ、Cloudflareのグローバルネットワークへの接続方法に比類ない柔軟性と選択の自由を提供します。Cloudflareは、認定されたベアメタルOEMハードウェア企業とのパートナーシップを発表しており、「Cloudflare One Partner Program」エコシステムには、ユーザーと連携して「Magic WAN Connector」のインストールと導入をサポートし、OEMパートナーのハードウェアライフサイクル管理を行う新たなチャンネルパートナーも加わっています。
この度の「Magic WAN Connector」の発表とCloudflareのパートナーシップの拡大によって、あらゆる規模の企業がCloudflareの最新SASEアーキテクチャに容易に移行し、コスト削減、簡素化、高速化を実現できるようになりました。「Magic WAN Connector」によって、以下の内容が可能になります。
すべてのオフィス、データセンター、クラウドプロパティを接続
「Magic WAN Connector」は、オフィスやリモートワークで使用される接続とセキュリティの個別ソリューションのパッチワークを、共通のダッシュボードで管理されるシングルベンダーのSASEソリューションに置き換えます。
場所や方法を選ばず、企業が望むデプロイを実現
最大限の柔軟性を提供するため、Cloudflareは「Magic WAN Connector」をオープンソース化し、企業が選択したハードウェアプラットフォームでネットワーク機能を展開可能にし、サプライチェーンの問題へのリスクを軽減します。
すべてのインターネット接続を最大限に活用
「Magic WAN Connector」のソフトウェアは、トラフィックのルーティング、ロードバランシング、フェイルオーバー、アプリケーション認識型のトラフィックのステアリングとシェーピング、自動設定と自動調整機能を提供し、ユーザーの拠点からCloudflareのネットワークまでのトラフィックの安全性、高速性、信頼性を確保します。
ネットワークとセキュリティアーキテクチャの最新化
ハブサイトへのバックホールの必要性を排除した高度なトラフィック管理機能と完全統合型のセキュリティによって、ハイブリッドワークへの対応を整え、攻撃対象領域を縮小し、従業員の生産性向上を実現します。
OEMパートナーに加え、「Magic WAN」と互換性のあるSD-WANデバイスを追加することでネットワークオンランプパートナーシップを拡大したCloudflareは、Cloudflareのネットワークへのさらに多くの接続手段をユーザーに提供します。パートナーシップの詳細やプログラムへの参加、ならびに「Cloudflare One」と「Magic WAN Connector」の詳細については、以下のリソースをご確認ください。
Announcing the Magic WAN Connector: the easiest on-ramp to your next generation network
https://blog.cloudflare.com/magic-wan-connector/
Magic WAN
https://www.cloudflare.com/ja-jp/magic-wan/
Network On-Ramp Partner program
https://www.cloudflare.com/ja-jp/network-onramp-partners/
Cloudflare CIO Week 2023
https://www.cloudflare.com/ja-jp/cio-week/
*Gartner Market Guide for Single-Vendor SASE, 2022/09/28, Neil MacDonald, John Watts, Jonathan Forest, Andrew Lerner
GARTNERは、Gartner, Inc.や米国内外の関連会社の登録商標およびサービスマークであり、ここでは許可を得て使用しています。無断転載を禁じます。
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Cloudflare(クラウドフレア)について
Cloudflare, Inc.( https://www.cloudflare.com/ja-jp/ /@cloudflare)の使命は、より良いインターネットの構築をサポートすることです。Cloudflareのプラットフォームは、ハードウェアやソフトウェアの追加、コードの変更を行うことなく、あらゆるインターネットアプリケーションを保護、高速化します。Cloudflareにより、インターネットプロパティのすべてのトラフィックがインテリジェントなグローバルネットワークを経由してルーティングされ、リクエストを受け取るたびにスマートになります。その結果、パフォーマンスが大幅に向上し、スパムその他の攻撃が減少します。Cloudflareは「アントレプレナー」誌のTop Company Cultures 2018、「Fast Company」誌の2019年版World’s Most Innovative Companiesに選出されました。
将来予想に関する記述
本プレスリリースには、将来予想に関する記述(1933年米国証券法第27A条および1934年米国証券取引所法21E条(いずれもその後の改正を含む)に該当)があり、それらには重大なリスクおよび不確定要因が含まれています。将来予想に関する記述は、「場合があります」、「つもりです、するでしょう」、「はずです」、「見込まれます」、「可能性を探ります」、「する計画です」、「予想します」、「かもしれません」、「意図しています」、「目標とします」、「見積ります」、「検討します」、「考えます」、「推測します」、「予測します」、「潜在的」、「引き続き」、ないしはそれらの否定表現、あるいは当社の予想、戦略、計画、または意図に関わるその他同様の用語もしくは表現によって識別することができます。しかし、すべての将来予想に関する記述にこうした語句が含まれているわけではありません。本プレスリリースで明示または黙示された将来予想に関する記述には、以下に関する記述が含まれますが、それらに限定はされません。Cloudflare Digital Experience MonitoringおよびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの性能と有効性。Cloudflare Digital Experience MonitoringおよびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの使用によってお客様が得られるメリット。Cloudflare Digital Experience MonitoringおよびCloudflare Digital Experience Monitoringに含まれる様々な機能がCloudflareのお客様(現行および見込み)にベータ版として公開、あるいは一般公開されるタイミング。将来お客様がDigital Experience Monitoringソリューションを導入する可能性。Cloudflareの技術開発、将来の事業活動、成長、イニシアチブ、戦略、CloudflareのCEOなどのコメント。当社が2022年11月3日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書(フォーム10-Q)や当社がSECに随時提出するその他の文書で詳説するリスク(ただしこれらに限定はされない)をはじめ、さまざまな要因によって、上記の将来予想に関する記述で明示または黙示した結果と実際の結果との間に重大な相違が生じる可能性があります。
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(C) 2023 Cloudflare, Inc. All rights reserved. Cloudflare、Cloudflareのロゴ、およびその他のCloudflareのマークは、米国およびその他の法域におけるCloudflare, Inc. の商標や登録商標です。本書に記載されているその他の商標および名称は、各所有者の商標である可能性があります。
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