プレスリリース
株式会社CyberOwl(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中啓太、読み:サイバーアウル)が運営する塾や習い事に関する総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」(https://terakoya.ameba.jp/) は、インターネット端末を利用している小学1年生〜高校3年生の子どもの保護者1024人を対象に、子どものチャットなどに関するインターネット調査を行いました。
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昨今問題となっている、子どものLINEやSNS、オンラインゲームのチャットなどによるトラブル。それらが発端となって「いじめ」につながったり、犯罪に巻き込まれたりするケースを頻繁に耳にするようになりました。
そのため、「スマホが欲しい!」「友だちとオンラインゲームしたい!」と子どもからお願いされても、心配の種が増えるだけと考える保護者も少なくないのではないでしょうか。
今回「テラコヤプラス by Ameba」では、インターネット端末を利用している小学1年生〜高校3年生の子どもの保護者1024人を対象に、「子どものチャットなどに関するアンケート」を行いました。
▼調査記事
https://terakoya.ameba.jp/a000002014/
■子どもにスマホを与えた時期の1位は中学1年、2位は小学1年!
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「子どものスマートフォンの専用・共用について」という質問に対して、「子ども専用」と答えたのは556人で54.2%。インターネット端末を利用する子どもの約2人に1人が自分専用のスマートフォンを所持していることがわかりました。
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「子どもに専用のスマートフォンを与えた時期」で最も多いのが、中学1年生で23.5%。次いで多いのが、小学1年生の13.8%、高校1年生の9.5%でした。
小学校入学前から小学6年生までを合計すると57.2%に達します。自分専用のスマートフォンを持っている子どもの5割以上が、小学生の頃から所持していることが分かりました。
■タブレットは家庭で1台から個人で1台に?
スマートフォン以外の、インターネットに繋がる端末の子どもの利用状況についても調べてみました。
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iPadやAndroidなどのタブレット端末について、「子ども専用」のものがある家庭は、全体の28.7%。「家族で共用」の22.9%を超えました。GIGAスクール構想によって、ほぼ全国の小中学生に一人一台のタブレットまたはパソコンが配布された影響もあると考えられます。
しかし、それでも「子ども専用」の割合が少なく感じるのは、タブレットは学校でのみの活用で、自宅に持ち帰って使用することがあまりないのかも知れません。
パソコンについては「親との共用」で利用している子どもが最も多く、33.6%でした。
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そして驚くべきは、Nitendo Switchの所持率の高さ。63.3%は、今回のアンケートにご回答いただいた家庭の約1.5世帯に1台は所持していることになります。
コロナ禍の“巣ごもり需要”により、店頭での品切れやオークションサイトでの価格高騰などが度々ニュースで取り上げられていましたが、それを証明するかのような結果となりました。
■スマートフォンを持つ子どもの約66%がチャットを利用!
インターネットに繋がる各端末の子どもの利用は、スマートフォンとNintendo Switchが60%以上を超えていますが、子どもはそれらを利用してチャットなどをしているのでしょうか。
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各端末でのチャットなどの利用割合で最も高かったのは、「スマートフォン」で66.3%、次いで「ゲーム機器」で28%でした。インターネット端末を利用している子どもにとって、チャットなどがいかに身近な存在であるかが分かります。
いずれの端末でも、子どもにチャットを利用させてない保護者にその理由を聞いたところ、やはり「いじめなどへの発展を心配している」という意見が多く、「そもそも学校から禁止されている」という声も。
また、子どもにチャットを利用させていない小学5年生の保護者からは、以下のような体験談も寄せられました。
「以前、ゲーム機でボイスチャットを使って見ず知らずのネットゲーム内の仲間と話しているところを見かけ、その場でチャットの使用を禁止させた。ネットの向こうにいるのがどんな人かも分からないのに、謎の仲間意識を持っていて、友だちのように個人的なことを話しているのが怖かった」
他にも様々な“チャットトラブル”が寄せられましたのでいくつか紹介します。
「小学生の男の子たちが、遊び半分でお互いの陰部を撮影し、グループLINEで共有していたと問題になった」(小学5年生の保護者)
「以前、リアルでクラスメートとトラブルがあり、それがLINEやゲーム内にも広がった。文字やネットの音声になると内容がキツくなり、子ども同士での解決は不可能だと判断したタイミングで、私自身が動き、先生にも介入してもらい解決した」(小学5年生の保護者)
「同級生とその従兄弟から、お金を要求された。本人は誰にも言えず、なんとかお金を集めようとしていたが、その様子がおかしかったので、チェックしたところ事実が発覚した。私が相手の両親に話し、事なきを得た」(中学3年生の保護者)
「中学生の時、クラスの男子から裸の写真を送って欲しいとメールがきた時、子どもはびっくりして私に相談してくれた」(高校3年生の保護者)
■家庭でのチャットなどへのルールや対策は?
子どもが、“チャットトラブル”に巻き込まれないために、家庭ではどのような対策をしているのでしょうか。
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「子どもがチャットなどを利用している」と答えた保護者671人に、家庭でなんらかのルールを設けているか聞いたところ、ルールが「ある」と答えたのは61%となりました。
多かったルールは、「時間制限」や「言葉遣い」について。子どもが“チャットトラブル”に巻き込まれないために、保護者もさまざまな対策を行っていました。
■子どものチャット、保護者はどこまで踏み込むべき?
子どもが“チャットトラブル”に巻き込まれないために、家庭でルールなどを設けているとはいえ、「仲間外れにされていないか」「事件に巻き込まれていないか」と心配になるのが親心というもの。「本当に大丈夫なのか、子どもの携帯をチェックしたい…」と思った経験がある方も少なくないのでは。
しかし、子どものチャットなどを保護者はチェックしてもよいのでしょうか…。保護者1024人にその考えを聞いてみました。
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「子どもの許可がなくてもチェックしてよい」と考えている保護者の中で最も多かったのが、小学生の保護者で39.2%。「子どもが小さい間は、保護者がしっかり管理すべき」と考えている保護者が多いと考えられます。
では、実際に子どもがチャットを利用している保護者671人に、子どものチャットなどをチェックしたことがあるか、聞いてみました。
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世代別の結果を見ると、「チェックしたことがある」と答えた人が最も多かったのは、こちらも小学生の保護者で62.6%でした。子どもの世代を重ねるにつれて、その数は少なくなっていきました。
高校生の保護者は、「親に知られたくない話しもあるだろうから」「本人の行動を信頼している」と子どものプライバシーを尊重する声が多い一方で、「犯罪などに巻き込まれていないか心配だから、本当は見たい」という心の葛藤もあるようです。
■よく話し合うのは約35%!ニュースを子どもと共有している?
アンケート結果より、子どものチャット上でさまざまなトラブルが起こっていること、そして子どもがそれらに巻き込まれないために、保護者がさまざまな対応をしていることが分かりました。
それでも、チャットなどが発端となった事件についての報道を頻繁に目にするようになりましたが、家庭ではそれらを子どもと共有しているのか聞いてみました。
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全体的には「よく話し合った」と答えたのは34.8%にとどまっていますが、世代別に見てみると「中学生」が最も多く50.9%でした。小学生でスマートフォンを手に入れる子どもが多い中、小学生の保護者があまりこのような話題に積極的ではない理由として「小さくてまだ理解できないから」というのが多く挙げられました。
逆に言えば、「まだ理解できない子どもが、そのような危険性がはらむ道具を利用している」と、保護者は考えても良いかもしれません。
■まとめ
スマートフォンを利用している子どもの半数以上が、すでに小学生の間に所持していることが分かりました。また、スマートフォンを利用している子どもの約1.5人に1人がチャットなどを利用しており、スマートフォンだけでなくゲーム機器などあらゆるインターネットに繋がる端末でチャットなどによるトラブルが起きていました。
そのため保護者たちは、家庭でルールを設けるなど、子どもが“チャットトラブル”に巻き込まれないために、試行錯誤していることが伺えましたが、小学生の間はその様子を注視していても、年齢とともに本人のプライベートを尊重するように。
いずれ、子どもが自己管理のもとチャットなどに向き合う日が来ることを考えると、チャットなどを“避けさせる道”より使い方を“学ばせる道”の方が重要になってきているのかもしれませんね。
【調査概要】
調査時期:2021年12月7日〜2022年1月10日
調査方法:インターネット
調査地域:全国
調査人数:インターネットに繋がる端末(スマートフォン、タブレット、パソコン、ゲーム機など)を利用している小学生〜高校生の子どもの保護者1024人
調査内容:子どものチャットなどの利用に関するアンケート
■「テラコヤプラス by Ameba」概要
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名称:テラコヤプラス by Ameba
URL:https://terakoya.ameba.jp/
利用料金:無料
■株式会社CyberOwlについて
株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)の連結子会社である株式会社CyberOwl(サイバーアウル)は、“わくわくする会社を創る”を企業のVisionに、“「調べる」を豊かに”を社会に果たすMissionとして掲げ、皆様の生活に寄り添ったライフスタイルメディアを展開しております。お金にまつわる情報から、エンタメ・美容・日用品まで、皆様の生活に役立つ情報をお届けしています。
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本社:東京都渋谷区
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