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日立製作所、契約ナレッジマネジメント実現にむけてMNTSQ CLMを導入

(PR TIMES) 2023年08月09日(水)17時15分配信 PR TIMES

MNTSQ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:板谷 隆平、以下「当社」)は、契約業務の一連のプロセスを変革するサービス「MNTSQ(読み方:モンテスキュー)CLM」を株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、代表執行役 執行役社長兼CEO:小島啓二、以下「日立製作所」)へ提供開始しましたので、お知らせいたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/50130/40/resize/d50130-40-5016e98a9247eac12b05-2.jpg ]

■ 提供の背景

日立製作所は、デジタルやインフラなど幅広い領域で、データとテクノロジーを活用したソリューションを提供する、日本有数の電機メーカーです。
日立製作所法務本部は、グループ全体の事業活動を法的側面から支援されていますが、広範かつ多様な案件に対応するなかで、部員間や、担当する事業領域間でのナレッジの集約・管理、蓄積されたナレッジの活用について、具体的には下記のような課題が存在しました。

各部員のローカルフォルダや担当する事業領域(ビジネスユニット)単位のフォルダにファイルが分散しており、部員・部門を跨いだナレッジの共有、利活用が行えていない

部員間のノウハウ共有を主に会話によるコミュニケーションで行っていたところ、在宅勤務の開始により、ノウハウの共有が困難な状態である



■ 選定理由

当社が開発したMNTSQ CLMは、契約の作成、審査、管理まで一気通貫で行う契約のライフサイクルマネジメント(Contract Lifecycle Management:CLM)のみならず、法務業務のナレッジマネジメントまで可能なシステムです。具体的には、下記のような強みを持っております。

メールやSharePointなどと連携して、各人に偏在する交渉経緯や契約書データなどのナレッジを自動で集約可能

法務業務に特化したアルゴリズムを有する検索機能により、集約された契約書データと長島・大野・常松法律事務所のナレッジを容易に検索可能

集約した契約書データなどのナレッジに対し、付箋やメモを残す、またお気に入り・社内雛型等の形で登録することにより、部員間でのノウハウの共有が可能



これらの強みを日立製作所にご評価いただき、日立製作所の法務ナレッジマネジメントを担うシステムとしての導入が決定しました。


■ 導入企業によるコメント

株式会社日立製作所
執行役常務 CLO兼ゼネラルカウンセル兼Deputy CRMO兼オーディット担当 児玉 康平様

弊社では、グローバル規模での社会イノベーション事業を展開すべく、この10年ほど事業アセットの改革を行うなど、グローバル・マーケットを志向した取り組みを加速させています。他方で、法務もまたグローバル展開に対応したグローバル・スタンダードの業務を行えている、とは言い難い状況がありました。グローバル・スタンダードの法務とは、自らがネゴシエーターとなり交渉の場面に出ていく、そのような法務です。有利か不利か、ゼロかイチかを判断するのではなく、適切なリスクテイクを行い、交渉の落としどころを見極め、相手方との交渉を経てリーズナブルな着地点に辿り着くことができる法務の教育は、グローバル・マーケットを志向する上での大きな課題です。MNTSQ CLMは、在宅勤務やリモートワークなど勤務環境が大きく変化する中で、この教育に資するものであると考えています。MNTSQ CLMにより、自身が経験した案件以外を含め、これまでの交渉経緯や契約実績をナレッジとして俯瞰し、交渉の着地点をどこに置くか、どのように交渉を進めるかを思考することが可能となり、経験年次に依らず交渉の前面に立つ法務へと飛躍することができる、このように考えています。


MNTSQ株式会社 代表取締役 板谷 隆平

日立製作所さまという日本を代表する企業にご導入いただけたこと、心より光栄に思います。法務を「決まり切った作業をするドキュメンテ―タ―(文書作成者)」ではなく「経営と事業に寄り添うネゴシエーター」として捉える日立製作所さまのお考えは、近年の先進的な法務部門さまに共通する視点だと感じており、今後の模範になるものと確信しております。

他方で、法務がネゴシエーターとして活躍するためには、各個人や事業部門単位で分散していたデータとノウハウを集約し、場所や担当事業部門の垣根を超えて知見を活用可能にすることが欠かせないものと認識しております。そのような付加価値の高い法務業務をテクノロジーの観点から基盤として支えられるよう、全力を尽くして参ります。

■ 「MNTSQ CLM」の概要
「MNTSQ CLM」は大企業向けに法務領域の一連の業務プロセスを変革するサービスです。社内にある法務関連データを「MNTSQ CLM」に自動連携することができ、契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートすることで、Legal Risk Managementと法務業務の高速化を同時に実現します。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、機械学習テクノロジーとの掛け合わせをコアとしており、契約の相手方、契約締結日、有効期限や取引金額など、契約管理や電子帳簿保存法の対応に必要な情報を、契約書に特化したOCRで検索可能にし、機械学習を活用して抽出することができます。さらに、契約の内容を条項レベルで分析することで、契約業務に有用なナレッジを自動的に蓄積していくことが可能です。また、長島・大野・常松法律事務所が監修する契約業務のベスト・プラクティス(契約雛型、条項やその解説)も「MNTSQ CLM」上で閲覧できるため、若手の育成を含めて部内全体の業務品質の向上にも貢献いたします。


■ MNTSQ株式会社について
「すべての合意をフェアにする」ことを掲げて、2018年11月に設立しました。長島・大野・常松法律事務所からのリーガルリソースを強みに、契約業務の一連のプロセスを変革するContract Lifecycle Managementサービス「MNTSQ」を提供中です。

会社名:MNTSQ株式会社(モンテスキュー)
設立日:2018年11月14日
所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 PREX人形町 5F
代表者:板谷 隆平
URL:https://mntsq.co.jp
以 上



プレスリリース提供:PR TIMES

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