プレスリリース
多拠点ライフプラットフォーム「ADDress」、Bonds Investment Groupと静岡銀行を共同リード投資家とするシリーズCの資金調達を実施
定額制の多拠点居住プラットフォーム「ADDress(アドレス)」を展開する株式会社アドレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐別当隆志、以下「ADDress」)は、Bonds Investment Group株式会社(本社:東京都渋谷区、代表パートナー:野内 敦、以下「BIG」)と株式会社静岡銀行(本社:静岡県静岡市、代表取締役頭取:柴田久)を共同リード投資家とし、第三者割当増資によるシリーズCラウンドの資金調達を実施しました。
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ADDressは、経営支援のみならずスタートアップの取り組みに共感する人が集まるコミュニティ作りを目指すBIG、「地域の未来にコミットし、地域の成長をプロデュースする企業グループ」の実現を10年ビジョンに掲げる静岡銀行とともに、ADDressが提供する二地域・多地域居住という新しいライフスタイルの提案をよりスピーディーに推進し、加速し続ける全国の空き家・人口減少課題解消にこれまで以上に一層注力していきます。
コロナ禍で企業のテレワークが拡大する中、都会に定住することが唯一の選択肢ではなくなりました。インターネットやデスクワーク環境と共に住居スペースを提供するADDressを利用し、都会と地方を行き来する多拠点生活者は増え続けています。2020年4月と比較しても、この2年でADDress会員は11倍に増え、2022年8月時点でADDressの家は全国47都道府県235物件に展開しています。
この度、静岡銀行と戦略的パートナーシップを提携したことで、東日本と西日本を結ぶ要所である静岡エリアの空き家・空き室の利活用、関係人口創出に向けた各自治体とのイベント等の事業連携を強化し、多様な暮らしを実現する先行事例を創ることで全国への横展開・普及推進に取り組みます。静岡銀行とは今後、新商品・サービスの企画や新しいビジネスモデルの構築も行う予定です。
なお、当社のシリーズCラウンドは継続中であり、地方自治体と連携した空き家課題や関係人口創出等の事業に積極的な地方銀行や複数の事業会社及びVC等から追加の調達を実施し、2022年秋頃までに本ラウンドを完了する予定です。
ADDressではシリーズCラウンド実施に伴い、事業拡大に向けてWebシステムの開発人材の募集も行っています。詳しくは以下のWantedly(ウォンテッドリー)募集案内ページをご確認の上、エントリーをお願いいたします。
■ 技術の力で新しいライフスタイルを提供しませんか?Webエンジニアを募集!
https://www.wantedly.com/projects/1087856
■エンジニア組織の成長を一緒に盛り上げて頂ける テックリードをWANTED!
https://www.wantedly.com/projects/1087858
【投資家からのコメント】
野内 敦氏(Bonds Investment Group株式会社 代表パートナー)
ADDressが掲げる世界観に共感し、前回に引き続き出資させていただきました。佐別当社長はじめ、経営チームとメンバーの皆様の思いによってその世界観は作られ、確実に成功に向かっていることを感じています。これからもっと多くの関係者を巻き込んで、世の中に新しい価値を広げられるように、引き続き応援いたします。
柴田 久氏(株式会社静岡銀行 代表取締役頭取)
静岡銀行グループでは、基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」のもと、地域社会の持続的な成長を目指し、金融サービスを通じた社会課題の解決支援に取り組んでいます。ADDressでは「多拠点居住サービス」の提供を通じて、空き家を含む遊休資産の利活用の促進や都市と地方の人口をシェアした関係人口の増加など、地域活性化に取り組むとともに、サービスの利用者と地域住民のコミュニティを醸成し、地域の価値・魅力の向上に取り組まれています。こうした活動は、私どもがめざす姿と親和性が高く、同社との協業によって効果的なシナジーの発揮が期待できることから、今般、戦略的パートナーシップを締結いたしました。今後は、両社の強みを活かした連携と協働を通じて、相互の企業価値向上を目指すとともに、地域の課題解決や活性化に資する事業・サービスを展開していく方針です。
【地方自治体とのおもな連携事例】
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【静岡県に展開するADDressの家】
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ADDressには2022年8月現在、静岡県内に静岡市に3軒(静岡蒲原A邸、静岡用宗A邸、静岡用宗B邸)、南伊豆町に1軒(南伊豆A邸)、熱海市に1軒(熱海銀座A邸)、沼津市に2軒(沼津A邸、沼津B邸)、島田市に1軒(島田A邸)、川根本町に1軒(静岡榛原A邸)の計9つの家を展開しています。
もともと別荘だった物件、空き家を買い取られたオーナーが自らDIYをした物件の他、住んでいる家の空き室を提供している物件、宿泊施設の一部を貸し出す物件など、さまざまな事情や背景で空き家・空き室になった家を、ADDressとして利活用しています。
新幹線や特急電車も通過するアクセスの良い静岡は、これまで東京方面や関西方面への通過地点として素通りされるケースも多かったですが、多拠点居住としての家を複数展開することで、中・長期滞在を促す機会が生まれています。ADDressのすべての家には「家守(やもり)」と呼ばれる地域コミュニティ・マネジャーかつ管理人がいるため、初滞在の地域であっても会員は安心して暮らすことができます。また、当地を気に入って、長く滞在したり何度もリピート滞在したりする会員の中には、地域コミュニティに帰属し、イベントを企画・主催したりボランティアや副業をしたりするなど、活動の幅を広げている事例も増えています。
■オーナーからのメッセージ
大澤康正さん(静岡蒲原A邸/家守兼務)
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僕がADDressのサービスで面白いと感じていることは、「場所ではなく”人”が居場所になっていく」ということ。蒲原のように、いい所だけれど知られず検索もされない地域は日本にいくらでもあるのだと思います。ただ、ずっと住んでいる地域住民は必ずしも華やかな観光地にしたいわけでもない。けれど、新しい人には来てほしい。それは、移住でももちろんいいのだけれど、もう少し手前の状況を少しづつお互いに温めながら、その地域が求めることと関われることの距離が近づいていく感じが必要だと考えています。これまでも会員さん達と地域のイベントで親子の英語ワークショップをしたり、地域を散歩しながらゴミ拾いしたり、一緒にお酒飲んだりと、読めなかった蒲原(かんばら)という町に知り合いができて、また来てくれることも。僕は今後も蒲原にADDressの物件をいくつか立ち上げて、地域が求めることと会員さんが関われることを繋いでいきたいと思います。
八木哲史さん(静岡用宗A邸/家守兼務)
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用宗は『もちむね』と読みますが、読み方も知らず知名度の低い場所になぜこんなに多くの人が訪れるのでしょうか? 地域の方の努力も大きいですが、やはりADDress がここにあるからだと思います。これほど個性豊かな人達と直接会って、興味深い会話が出来る場は他にはありません。どちらかと言うと、枠にはまらない生活をしている人がほとんどの会員さん。個々の考えが確立しているからなのか、用宗に滞在する人は皆イキイキと暮らして、お互いを尊重し合っています。エベレストに登頂したいという夢を描き、それを実現した今も用宗A邸に住む会員さんも。会員同士で夢を語り合う場にもなっています。その様子を目の当たりにし、生き甲斐を持った人がどんどん増えているようにも思います。地方活性化とか難しい言葉より、このADDressを利用している会員さん達との会話こそ、生き甲斐を感じ、僅かな時間でも一緒に過ごすことが行動力につながっていくと確信しています。
【多拠点居住サービス「ADDress」とは?】
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ADDress公式サイト: https://address.love/
「いつもの場所が、いくつもある、という生き方。」
ADDressは、定額制で全国の家に住める多拠点コリビング(co-living)サービスです。
「#全国創生」をスローガンに掲げ、多拠点居住を通じ、全国活性化および日本中のコミュニティに新たな関係をつくるライフプラットフォームを提供します。
都市と地方が協力しながら地方への「帰属」そして生活の「回遊」を促進することで、日本全国にコミュニティを築いていく、全国各地の関係人口を加速させる次世代の地方創生の在り方だと考えます。各家には個室を中心に寝室を確保しつつ、シェアハウスのようにリビングやキッチンなどを共有。空き家や別荘を活用することで、コストを抑えながらリノベーションによる快適な空間を提供。光熱費、Wi-Fi、共有の家具の利用も含めて月額4万円からの低価格を実現しています。
家守をハブとした会員同士や地域住民との交流機会も魅力の一つで、会員はさまざまな地域で新たなコミュニティに出合えます。少子高齢化の人口減少社会において、移住ではなく都心部と地方が人口をシェアリングする多拠点居住のサービスを目指しています。
【ADDress プレスリリース一覧】
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/40352
【ADDress メディア掲載アーカイブ】
https://note.mu/address/n/n35bc93ea1536
■株式会社アドレス 概要
設立:2018年11月30日
代表取締役社長:佐別当 隆志
本社所在地:東京都千代田区平河町 2-5-3
事業内容:多拠点居住サービスの提供
URL: https://address.love
プレスリリース提供:PR TIMES