プレスリリース
この度、JWLI創設者・会長の厚子・東光・フィッシュが2024年1月28日の自民党麻生太郎副総裁の女性軽視発言を受けて発起した陳謝要求活動に、440名からの賛同が集まったことをお知らせします。これら440名の賛同者リストを添え、2月29日に自民党のウェブサイトおよび麻生氏の事務所に下記の陳謝要求書を提出しました。賛同者の中には、著名な元東京大学教授の上野千鶴子さん(認定NPO法人ウィメンズ・アクション・ネットワーク理事長)も含まれています。
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フィッシュファミリー財団(本部: 米国ボストン、創設者:厚子・東光・フィッシュ、ラリー・フィッシュ)は、2003年にJapanese Women’s Leadership Initiativeを立ち上げ、主にソーシャルセクターで活躍する女性リーダーの育成や表彰を行ってきました。JWLI Fellowship、Champion of Change Japan Award (チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞)、JWLI Bootcamp、JWLI Scholarshipの4つのプログラムを有し、日本における社会起業家精神とイノベーション・プログラムの先駆的存在であり、女性と女性主導の社会変革に焦点を当てた唯一のプログラムです。(https://jwli.org/)
ボストンと日本各地でのプログラムに参加した修了生の中にはダボス会議参加者、著名なジャーナリスト、TED Talksプレゼンター、非営利団体や社会的企業のリーダーなどが含まれます。このエコシステムは日本国内だけでなく、1960年米国議会により創設されたイースト・ウェスト・センター(ハワイ州)や、33か国600名以上のメンバーからなるネットワークであるAsian Venture Philanthropy Network (AVPN)とパートナーシップを結び、日本の女性リーダーが世界へ発信する機会を提供しています。JWLIの創設者であり会長である厚子・東光・フィッシュは、特にソーシャルセクターにおける女性のエンパワーメントを奨励する取り組みが評価され、2018年に天皇陛下より旭日小綬章を授与されました。
この度、JWLI創設者・会長の厚子・東光・フィッシュが2024年1月28日の自民党麻生太郎副総裁の女性軽視発言を受けて発起した陳謝要求活動に、440名からの賛同が集まったことをお知らせします。これら440名の賛同者リストを添え、2月29日に自民党のウェブサイトおよび麻生氏の事務所に下記の陳謝要求書を提出しました。賛同者の中には、著名な元東京大学教授の上野千鶴子さん(認定NPO法人ウィメンズ・アクション・ネットワーク理事長)も含まれています。
JWLIは、この行動が日本におけるジェンダー平等への必要な一歩であり、女性の地位向上に貢献するものと信じています。私たちは、積極的に声を上げ、行動を起こすことで、社会的変革を促進することを目指しています。今後も、賛同者およびパートナーと共に、この重要な問題に取り組んでいきます。
麻生副総裁の女性軽視発言に対する陳謝要求書
2024年2月29日
自民党の麻生太郎副総裁による、2024年1月28日開催の福岡県での講演において、上川陽子外相に対する女性蔑視の発言がありました。陳謝、及び今後このような女性蔑視発言を一切行わないと公約することを要求します。
28日の講演中、麻生氏は上川陽子外相を、外務大臣と呼ばず「おばさん」と言う女性に対する最も失礼な、年齢を示唆する蔑視 (gender discrimination) な呼び方をした上で、活動は評価をしたものの、女性の容姿を指摘する「そんなに美しい方とは言わない」という不適切な言及を付け加ました。
その上,講演中に上川外相の名前を数回間違えるのみならず,上川外相は女性で3人目の外務大臣であるにもかかわらず,上川外相が日本初の女性外務大臣だと記録を間違える発言もありました。これらは副総裁の発言としては恥ずべきことです。自由平等であるべき政治家が、女性蔑視と不適当な発言を公衆の面前でしたことに対し、日本社会の女性の地位を恥ずかしめたことは大変遺憾です。
2月2日に麻生氏は発言を撤回したとのことですが、麻生氏には事態を深刻に受け止め、上川外相及び、日本の女性に対して、陳謝、及び今後このような女性蔑視発言を一切行わないと公約することを要求します。
厚子東光フィッシュ
JWLI創設者・会長
賛同者名(440名):
上野 千鶴子 / 八幡 真弓 / 片桐 葉子 / 原 繭子 / 品川 優 / 財津 三千代 / 吉岡 マコ / 八木 純子 / 長尾 晴香 / 増田 裕子 / 森川 美希 / 谷岡 理香 / 鳴滝 美咲 / 牧原 ゆりえ / 杉山 絵理 / 伊藤 枝里子 / 橘 ジュン / 菊川 あずさ / 野口 登志子 / 田中 志保 / 村木 真紀 / 土肥 いつき / 河田 淳鼓 / 野間 麻子 / 大嶋 栄子 / 片山 由紀 / 門間 尚子 / 安藤 真由美 / 大橋 知子 / 矢上 清乃 / 石山 亜紀子 / 藤原 久美子 / 光畑 由佳 / 吉井 亜矢 / 正治 真紀 / 桂木 さちこ / 東上 菜々子 / 櫻井 啓子 / 大和 陽子 / 加藤 美奈子 / 赤松 梨江子 / 小杉 真澄 / 崎村 奏子 / 津田 順子 / 沢登 理永 / 西川 有理子 / 澤目 梢 / 上池 亜也加 / 草野 由貴 / 杉浦 加菜子 / 高成田 まみ / 瀬戸口 恵美子 / 吉留 桂 / 岸上 真巳 / 中島 かおり / 坂田 勉 / 金田 由希 / 和田 佳奈 / 原嶋 明日香 / 伊田 久美子 / 嘉屋重 富貴代 / 伊藤 るり子 / 朝日 和子 / 本田 はるな / 小野 真綾 / 林 貴絵 / 齊藤 舞 / 豊川 多恵子 / 福地 直子 / 村田 幸子 / 野村 祐梨恵 / 滝田 小百合 / 小林 典子 / 西村 裕子 / 篠崎 仁子 / 田中 舞 / 竹内 光子 / さねふじ 政子 / 山本 真千世 / 太田 美季 / 能條 桃子 / 眞下 美幸 / 高橋 渉 / 村石 起佐夫 / 野村 万葉 / 中山 さやか / 荒田 ゆり子 / 高橋 城子 / 西山 優子 / 草川 絵里子 / 横尾 薫 / 進藤 薫 / 久保 晶 / 五十嵐 孝子 / 藤田 千栄子 / 朱 韻詩 / 乙井 尚代 / 川名 ひさ子 / 石原 みき子 / 松本 紗也佳 / 飯野 羽純 / 片岡 裕子 / 服部 恭子 / 柘植 有紀子 / 三輪 結 / 松岡 みどり / アサオカ タエコ / 石川 千恵子 / 宮部 千草 / 久長 正美 / 横尾 宏美 / 長谷川 未央 / Hiromi TERADA / 大根田 菜穂子 / 葛山 美砂子 / 櫻井 奈緒子 / 田代 美和 / 小澤 隆弘 / FUMIKA TSUCHIYA / 村野 美幸 / 岩田 敏子 / 片山 みほ / 玉谷 幸代 / 野口 登志子 / 保坂 知子 / 上野 文 / カワハラ メヅル / Heike Boeltzig-Brown / 安徳 裕子 / 矢尾 千加子 / Ginny Fordham / 友杉 明日香 / 高橋 恵子 / 大友 奉 / 岡本 実幸 / 田原 直美 / マッカートニー 直子 / 青木 明子 / 今津 愛美 / 堀 久美 / 北山 潔 / 木村 由子 / 笠井 誉子 / 中山 薫子 / 佐々木 公美子 / 松葉 由紀子 / 三浦 温子 / 野島 武 / 池田 和嘉子 / 伯野 朋絵 / 高桑 富貴子 / 大野 仁美 / 藤 智美 / 松野 文香 / 宮崎 紗矢香 / 小林 みどり / 高野 昭子 / 伊藤 悦子 / 星川 まり / 白畑 ひろ子 / 合田 トシ子 / 三谷 雅子 / 松澤 恭子 / 高屋敷 ヒヅ子 / 密本 眞弓 / 大矢 大 / 志堅原 郁子 / 熊田 一雄 / 親川 裕子 / 大塚 吏恵 / 我妻 澄江 / 荒井 裕美 / 厚子 脇濱 / 木村 泰子 / 坂上 香 / 樫村 愛子 / 宇佐美 清子 / 野口 孝子 / 夏井 町子 / 有松 沙綾香 / むらき 数子 / 松田 洋子 / 村松 泰子 / 矢澤 澄子 / 草野 洋美 / 戎谷 芳子 / 松原 弘子 / ダイアナ コー / 出口 司真子 / 吉田 直美 / 鈴木 知子 / 大野 綾子 / 七尾 寿子 / 田崎 敏孝 / 井上 綾子 / 岡崎 ひかり / 佐藤 斉華 / たかはし さやか / 徳元 和広 / 齋藤 菜奈子 / 村上 未有 / 上田 眞紀子 / 五十嵐 智恵子 / 伊藤 克子 / 篠田 江里子 / 杉本 洋子 / 塩澤 萌夏 / 山本 佳代子 / 谷森 櫻子 / 有山 美代子 / 権藤 晴美 / 長谷川 攝 / 斉藤 育子 / 赤津 香織 / 熊谷 眞希 / Mindy Kotler / 金内 牧子 / 井田 奈穂 / 海老原 由佳 / 野村 詩帆 / 秋岡 潤子 / 山田 彩乃 / 赤松 梨江子 / 中山 由美子 / 長崎 潔 / 鈴木 裕香 / 福田 友子 / 西本 朱美 / 佐藤 万奈 / 唐内 里緒 / たなか れい / 大杉 千尋 / 岡村 沙彩 / 松浦 なつひ / 広井 護 / 小堀 絵里子 / 二宮 美鈴 / 埜田 悦子 / 石川 敦子 / 大島 令子 / 白井 千尋 / 内藤 和美 / 内藤 和美 / 内山 幸奈 / 松岡 睦子 / 内山 泰葉 / 三浦 晶代 / 川辺 比呂子 / 笹谷 春美 / 高木 睦子 / 谷口 美咲 / 武井 由起子 / 藤川 眞理子 / Johann FLEURI / 兼子 佳恵 / ヤン ミンヤン / 池内 靖子 / 日原 めぐみ / 相原 敦子 / 大久保 明子 / 白井 なおこ / 小笠原 俊文 / 伊藤 厚志 / 栢野 希望 / 成宮 八重子 / 中岡 祐子 / 長友 宮子 / 松元 俊子 / 神谷 真理子 / 岩田 遵子 / 宮中 智美 / 中根 桂子 / 鶴見 晴子 / 増田 良子 / 金田 芙弥佳 / 金子 美和 / 福岡 明恵 / 辻本 真智子 / 岡田 澄子 / 小林 エリカ / 重松 智子 / 竹内 ほまれ / 木村 朗子 / Jinting Xie / 鷲見 夏未 / 飛島 睦子 / 吉田 千恵 / 佐々木 宏実 / 和田 享子 / 村田 玲子 / 仲野 慶 / 青山 健二 / 松田 龍平 / 植松 美希 / 西島 妙子 / 飯島 由美子 / 上地 美也子 / 水野 英莉 / 大本 公子 / 石橋 祥子 / 西田 由布子 / 渡辺 理津子 / 角田 由美子 / 小川 公代 / 永井 美佐子 / 中西 大輔 / 城山 かおり / 長岡 戒一 / 梅北 さや夏 / 鈴木 真紀子 / 遠藤 美幸 / 三輪 猛 / 田中 さか江 / イケガミ マサコ / 嶽本 あゆ美 / 平田 裕美子 / 遠矢 寿子 / 鍛治 晶子 / 高野 由紀 / 寺尾 香織 / 山口 真紀 / 石木 好子 / 田村 雅子 / 穴井 天 / 片岡 知子 / 谷内 壱勢 / Mika Imaeda / 川合 佐知子 / 石河 敦子 / 郡戸 香澄 / 大塚 陽子 / 齋藤 美樹 / 藤倉 淳子 / 山浦 公美代 / 敷谷 旭信 / 小泉 拓志 / 空閑 友美 / 白岩 英樹 / 宮本 慶子 / 坂 美幸 / 鈴木 省吾 / 上谷 玲子 / 黒河内 雅子 / 若井 玲子 / 浜田 敬子 / 山田 夏実 / 小林 美咲 / 佐藤 文子 / 石倉 博子 / 中村 紗矢佳 / 周藤 由美子 / 和田 美和子 / 上戸 咲弥 / 横山 恵子 / 高橋 志真 / 佐々木 玲子 / 荒井 裕美 / 峯岸 景子 / 西尾 治子 / 大垣 律子 / 長谷 幸子 / 高橋 恵子 / ルース 祥子 / 谷川 智美 / 大東 真由美 / 大木 妙子 / 高橋 牧子 / 森田 真理 / 岸本 幸子 / 屋嘉比 ふみ子 / 櫛野 千織 / 古田 圭策 / 佐藤 春美 / 石本 由布子 / 近藤 香南子 / 大澤 加奈 / 渡邊 洋 / 三輪 結 / 羽賀 美樹 / 加藤 芽依 / 吉岡 八重子 / 高地 理恵 / 石塚 知恵 / 八巻 みさ子 / 安田 桂子 / 中村 和子 / 元古 加奈子 / 徐潤雅 / 板倉 由実 / 赤坂 京子 / 長田 満江 / ウイ 明子 / 河合 優子 / 松井 愛 / 安田 晶子 / 阿部 真紀 / 堀江 節子 / 雀部 真理 / 佐藤 和子 / 松崎 百合子 / 米田 佐代子 / 田中 茜 / 針馬 由紀子 / 金子 浩子 / 牧口 誠司 / 富澤 由子 / 中村 尚子 / 羽角 裕子 / ツァーン 重美 / 中嶋 秀昭 / 内野 洋子 / 鶴岡 めぐみ / 古川 晶子 / 河合 由紀 / 伊東 由夏 / 丹羽 雅代 / Naoko Torazawa / 宮城 あゆみ / 松尾 弥生 / 合場 敬子 / 岩谷 敬子 / 黒岩 幸子 / 及川 博子 / Natsuko Goldman / 藤田 真衣 / 小林 ヒラリー / モスコウイッツ 洋子 / ネルソン 百合子 / 吉田 直美 / 堀 紀美子 / 平岩 祥子 / 尾崎 佳子 / 矢倉 尚子 / 森本 千夏 / 豊田 友子 / 小川 洋子 / 笹倉 みどり / 冨永 千秋 / 塚田 愛 / 養父 知美 / 古久保 さくら / 松田 洋子 / 新開 奈保子 / 阿出川 公恵 / 安部 由紀子 / 西野 翠 / 松山 由美子 / 田中 歩恵 / 黒川 久美 / Winfield Swanson / 長瀬 尚 / 谷口 美加代 / 山田 典子 / Margaret Stetz / Heidi Sweetnam / David McNeill / 宇野 由紀子 / 橋本 智子 / 井上 彩 / 木村 永翔 / 伊藤 あすか / 賀谷 恵美子 / 山本 みどり / 億 智栄 / 酒井 雅代 / Asian Task Force Against Domestic Violence (ATASK), Dawn Sauma, Cristina Ayala / 藤田 典子 / 岡田 彩 / 両角 明子 / 西田 理紗 / ロシート セラジーン / 甲賀 美智子
February 29, 2024
Liberal Democratic Party Vice President Taro Aso's recent remarks, delivered during a speech in Fukuoka Prefecture on January 28, 2024, were an offensive display of sexism and gender insensitivity, directed at Foreign Minister Yoko Kamikawa. I demand he apologize and commit to refraining from making any further derogatory sentiments directed at women.
During his speech, Mr. Aso addressed Ms. Kamikawa as "obasan" which translates as old lady with a negative connotation, rather than by her official title, exhibiting ageist and sexist undertones. While praising her skills and performance, his commentary on her physical appearance, “I wouldn't say she is that beautiful,” was inappropriate and unwarranted.
Additionally, Mr. Aso’s speech contained factual inaccuracies. He not only misspoke Ms. Kamikawa’s name a few times, but also misstated on the record that she was Japan's first female Foreign Minister, even though she was the third. It is disconcerting that an individual of such significance, who should symbolize freedom and equality in society, made these remarks instead. They undermine the advancement of women within Japanese society.
Although Mr. Aso has since retracted his remarks on February 2, he must earnestly address this issue. I demand he apologize to Foreign Minister Kamikawa and women of Japan, while pledging never to make and disseminate such derogatory remarks about women ever again.
Atsuko Toko Fish
Chair and founder
Japanese Women’s Leadership Initiative
プレスリリース提供:PR TIMES