プレスリリース
マウスピース矯正22ブランドを3つの指標で比較
マウスピース矯正D2Cブランド「Oh my teeth」を展開する株式会社Oh my teeth(東京都渋谷区、代表取締役CEO:西野 誠)は、近年急速に増加している国内のマウスピース矯正ブランドカオスマップ2021を公開しました。
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マウスピース矯正カオスマップの作成経緯
近年、マウスピース矯正市場にはさまざまなブランドが参入してきています。特に国内ではLCM(Low Cost Mouthpiece:格安マウスピース矯正)が急速に増加し、マウスピース矯正の注目度はますます上がっています。
私たちOh my teethは、マウスピース矯正を一種のトレンドとせず、すべての方が本当に満足のいく歯科矯正を受けられる世界を目指しています。そのために、私たちと同様「歯科矯正のハードルを下げたい」という想いを掲げる企業・ブランドとともに、マウスピース矯正市場の活性化を図っていければと考えています。
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ーGoogle トレンドで「マウスピース矯正」を調査した結果
現在国内で最も利用されているマウスピース矯正ブランドは、1999年にアメリカでスタートした「インビザライン(invisalign)」です。これまではブラケットとワイヤーを用いた歯科矯正が一般的だったのに対し、透明なマウスピース型の装置を用いたマウスピース矯正の登場は「歯科矯正=矯正装置が目立つ」という概念を覆しました。
日本には2006年にインビザラインが上陸し、現在多数の歯科クリニックでインビザラインによるマウスピース矯正が受けられるようになっています。
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ーマウスピース矯正ブランド年表(Oh my teeth調べ)
さらに国内で歯科矯正業界が動いたのが2017年以降です。マウスピース矯正を低価格で提供するLCMが登場し、歯科矯正の選択肢はさらに広がりました。Oh my teethも2019年日本初のマウスピース矯正D2Cブランドとして、忙しいビジネスパーソン向けに通院不要*のマウスピース矯正を提供。希望者は1.4万人を突破しました(2021年11月30日時点)。
*歯科矯正を始めるための初期検査や前処置には通院が必要
マウスピース矯正ブランドが増加し、市場の活性化およびユーザーの選択肢の増加につながることは非常に喜ばしいことです。しかしユーザーにとっての比較検討対象が増え、かえって歯科矯正に対するハードルが上がってしまうことは避けるべきです。
今回公開したマウスピース矯正カオスマップが、みなさまのマウスピース矯正ブランド選びの一助となり、後悔のない歯科矯正につながることをOh my teethは願っています。
マウスピース矯正カオスマップの分類基準について
今回公開したマウスピース矯正カオスマップは、以下の基準をもとに作成しました。
1.歯科クリニックへの通院(定期的な通院の要否)
「歯科クリニックへの通院」の観点で、以下の2つに分類しました。
・定期的な通院が必要
・定期的な通院が不要
自分でつけ外しが可能なマウスピース矯正は、自分で新しいマウスピースへの交換が可能なため、ワイヤー矯正よりも通院頻度を減らせるメリットがあります。目安としては1〜3か月に1回程度の通院で、矯正治療を進められます。
さらに近年普及しているマウスピース矯正ブランドの中には、基本的に矯正期間中の通院は不要なものも出てきています。例えば、オンラインツールを活用したドクターによる経過チェック、LINEを活用したサポートなど、いわゆる「リモートでできるマウスピース矯正」が注目を浴びています。
今回のカオスマップでは、このような矯正開始以降の通院が基本的に不要なマウスピース矯正ブランドを「通院不要」として分類しました。
※矯正開始に必要な医師による診察や精密検査、前処置はクリニックで実施されます。
2.矯正範囲(部分矯正専門か全体矯正も可能か)
「矯正範囲」の観点で、以下の2つに分類しました。
・部分矯正専門
・部分〜全体矯正が可能
歯科矯正には、奥歯から動かす全体矯正と、現在のかみ合わせは大きく変化させず、気になる部分のみを動かす部分矯正があります。「気になる部分のみを動かす」とは、例えば笑ったときに目立つ前歯6本の並びを整えるものが当てはまります。
このような矯正範囲は、料金とも比例することが多く、一般的に部分矯正の場合は見える範囲の歯のみを動かすため、全体矯正よりも安く済むケースが多いです。
そのため矯正にかけられるコストも考えつつ、矯正範囲を見てみるといいでしょう。
※カオスマップの中では、部分矯正専門に区分されているブランドの中にも、クリニックを限定して全体矯正にも対応しているところもあります。詳しくはブランド紹介セクションで記載しているので、参考にしてください。
3.料金体系(プラン制か回数制か)
「料金体系」の観点で、以下の2つに分類しました。
・プラン制
・回数制
プラン制に分類されるのは、マウスピース矯正の料金プランがあらかじめ決まっており、基本的にその料金以外のコストは発生しない料金体系となっているブランドです。一方、回数制に分類されるのは、治療を実施する回数に応じて料金が変動するブランドです。
プラン制の場合、基本的にプラン料金以外のコストは発生せず、追加のマウスピースが必要になった場合も、プランの料金に含まれることが多いです。一方回数制の場合、歯並びの状態を見ながら治療を進めていくため、軽度の歯並びの悪さであれば、安く矯正を終えられることもあります。
※今回カオスマップで紹介するマウスピース矯正ブランドの中には、プラン制と回数制、それぞれに特化したブランドがあるほか、どちらのプランも用意しているブランドもあります。詳しくは後述のマウスピース矯正ブランド紹介セクションを参考にしてください。
カオスマップに掲載したマウスピース矯正ブランド一覧
今回作成したマウスピース矯正カオスマップには、合計22のマウスピース矯正ブランドを掲載しました。
Oh my teeth(オーマイティース)
「未来の歯科体験を生み出す」をコンセプトに、通院不要*のマウスピース矯正を提供するブランドです。導入クリニックは東京・表参道と大阪・心斎橋にあり、平日21時まで無料歯型スキャンを実施しています。
<Oh my teethの特徴>
・通院不要*のリモート矯正
・初診料(3D歯型スキャン・レントゲン・シミュレーション)が無料**
・進捗状況トラックなどテクノロジー活用で継続率98%
*歯科矯正を始めるための初期検査や事前処置には来院が必要
**シミュレーション作成には契約が必要
▼Oh my teethについて詳しくは以下のサイトも参考にしてください。
https://www.oh-my-teeth.com/
キレイライン矯正
「2万円で始められる新しい矯正」を提供するマウスピース矯正ブランドです。東京・神奈川・大阪を中心に合計57医院展開しています(2021年12月13日時点)。
<キレイライン矯正の特徴>
・軽度症例ならリーズナブルに矯正ができる
・前歯に特化した部分矯正
・硬さの異なるソフトとハードの2種類のマウスピースを使用
▼キレイラインについて詳しくは以下の記事も参考にしてください。
https://www.oh-my-teeth.com/posts/kireilign-and-oh-my-teeth
マウスピース矯正ローコスト
ピュアリオ歯科・矯正歯科の院長監修のマウスピース矯正ブランドです。全国250院以上の提携歯科クリニックがあります(2021年12月13日時点)。
<ローコストの特徴>
・前歯に特化したマウスピース矯正
・医院限定*で全体矯正にも対応
・重度の歯並びの乱れに対応できるプランもある(医院限定*)
*ピュアリオ歯科 田町・渋谷限定
@smile(アットスマイル)
インプラントシェアNo.1として知られるストローマン グループが製造するマウスピースを使用したマウスピース矯正ブランドです。
<@smileの特徴>
・マウスピース矯正の経験豊富な歯科クリニックと提携
・回数無制限プラン(定額プラン)もある
・定額プランを選択した場合リテーナーなどが無料
hanalove(ハナラブ)
「はならびに、ワクワクとラブを。」をコンセプトに展開するマウスピース矯正ブランドです。都内に2つの提携クリニックがあります(2021年12月13日時点)。
<hanaloveの特徴>
・通院は基本的に1回のみ
・体験プランがある
・軽度症例の場合は20万円台のプランがある
hanaravi(ハナラビ)
自宅で歯型が採取できると話題のマウスピース矯正ブランドです。東京 渋谷・大阪・京都の3つに提携クリニックがあります(2021年12月13日時点)。
<hanaraviの特徴>
・矯正準備セットを使った自宅での歯型採取
・基本的に通院は1回のみ
・ワイヤー矯正とのハイブリッドプラン
▼hanaraviについて詳しくは以下の記事も参考にしてください。
https://www.oh-my-teeth.com/posts/hanaravi-and-oh-my-teeth
Zenyum(ゼニュム)
2021年11月に日本に上陸したシンガポール発のマウスピース矯正ブランドです。専用アプリを使ったカスタマーサポートやドクターチェックを受けられます。
<Zenyumの特徴>
・部分矯正専門
・専用アプリを使ったカスタマーサポート
・通院は最低2回
▼Zenyumについて詳しくは以下の記事も参考にしてください。
https://www.oh-my-teeth.com/posts/zenyum-and-oh-my-teeth
DPEARL(ディパール)
「現代3Dテクノロジーを用いたマウスピース矯正」ができるブランドです。東京・埼玉に11の提携クリニックを展開しています(2021年12月17日時点)。
<DPEARLの特徴>
・LINEを活用したモチベーション管理
・オンラインとオフラインのサポート
・ワイヤー矯正とのハイブリッドプラン
ウィ・スマイル矯正
1回からお試しできるマウスピース矯正ブランドです。東京・埼玉・神奈川・千葉・栃木・宮城・大阪・愛知・岐阜・愛媛に提携クリニックがあります(2021年12月13日時点)。
<ウィ・スマイル矯正の特徴>
・1回からマウスピース矯正が可能
・毎月の調整料・保定管理料が無料
・無制限プランもあり
YOUBI(ユウビ)※現在はサービス終了
高級感のあるマウスピース矯正キットで話題となったマウスピース矯正ブランドです。※2021年11月30日をもってサービス提供終了しています。
<YOUBIの特徴>
・オーラルケアグッズがセットになった矯正キット
・基本プラン2種類と2週間ごとに追加できるプラン
・黒を基調にした高級感のあるデザイン
エミニナル矯正
ポータルサイト運営などのエキサイトが企画したマウスピース矯正ブランドです。全国に20店舗の提携クリニックがあります(2021年12月13日時点)。
<エミニナル矯正の特徴>
・月2.2万円(税込)から矯正が開始可能
・オンライン診断で最低限の通院を実現
・専属医療チームによるサポート
コレクトライン
完全国内生産のマウスピース矯正治療が受けられるブランドです。6つのクリニックを展開しています(2021年12月13日時点)。
<コレクトラインの特徴>
・国内製造のフィット感のあるマウスピース
・部分矯正専門
・治療期間は医師と相談して決定
クリアコレクト
ストローマングループの製造する矯正用マウスピースを使用した矯正システムです。ほかのメーカーの矯正用マウスピースと比較して矯正力が高いと言われています。
<クリアコレクトの特徴>
・保持力・フィット感の高いマウスピース
・幅広い症例に対応(コンビネーション治療*にも対応可能)
・無制限プランもある
*ワイヤー矯正やアンカースクリュー矯正などとのコンビネーション治療のこと
インビザライン
世界で最も普及しているマウスピース矯正システム。世界100か国以上、900万人を超えるユーザーが治療を受けています。
<インビザラインの特徴>
・国内外のシェアが高い
・幅広い症例に対応(コンビネーション治療*にも対応可能)
・使用するマウスピースに制限があるプランとそうでないプランがある
*ワイヤー矯正やアンカースクリュー矯正などと併用する治療のことです。
▼インビザラインについて詳しくは以下の記事も参考にしてください。
https://www.oh-my-teeth.com/posts/about-invisalign
アソアライナー
段階を踏んだマウスピース作製で微調整しながら治療を進められるマウスピース矯正システムです。インビザラインと比較して安く治療ができます。
<アソアライナーの特徴>
・国内製造のマウスピース
・2〜3週間ごとの歯型採取
・厚みの異なるソフト・ミディアム・ハードのマウスピースを使用
イークライナー
韓国の矯正専門医が開発したマウスピース矯正システム クリアアライナーの改良版として誕生。イメージとしてはインビザラインとアソアライナーの中間的存在です。
<イークライナーの特徴>
・厚みの異なるソフト・ミディアム・ハードのマウスピースを使用
・基本的に1回の歯型採取のみ
・軽度〜中等度の不正歯列に対応
CA(クリアアライナー)
アソアライナー、イークライナー同様3種類(ソフト・ミディアム・ハード)のマウスピースを使用する矯正システムです。3〜4週間ごとに歯型を採取し、マウスピース矯正を進めていきます。
<CA(クリアアライナー)の特徴>
・厚みの異なるソフト・ミディアム・ハードのマウスピースを使用
・装着時間は17時間以上
・症例によってステップ(3〜4週間/1ステップ)を繰り返す
アクアシステム
日本人によって開発されたマウスピース矯正システムです。アクアシステムで使用する矯正用マウスピースは「アクアフレーム」と呼ばれます。
<アクアシステムの特徴>
・4〜6週間ごとの歯型採取
・通院頻度を減らせる
・部分矯正に特化
DENマウスピース
日本の歯科医師によって開発されたマウスピース矯正システムです。一般的なマウスピース矯正と比較して推奨装着時間が短いです。
<DENマウスピースの特徴>
・推奨装着時間が8〜10時間/日
・睡眠中のみの装着も可能
・限られた歯科クリニックで導入
オペラグラス3D
日本発のマウスピース矯正システムです。3Dシミュレーションを活用しつつ、3〜4週間ごとの歯型採取で精密な治療を実現しています。
<オペラグラス3Dの特徴>
・3〜4週間ごとの歯型採取
・経過を診ながら微調整が可能
・3Dシミュレーションを活用
スマイルトゥルー
世界各国で実績のある、アメリカ発のマウスピース矯正システムです。マウスピースは国内製造です。
<スマイルトゥルーの特徴>
・国内製造のマウスピース
・基本的に1回の歯型採取でOK
・日本では部分矯正専門として提供
シュアスマイル
世界最大級の歯科商社が提供するマウスピース矯正システムです。歯や歯根・骨すべてを3Dモデル化することで、より安全で効率的な歯の移動を目指しています。
<シュアスマイルの特徴>
・歯と歯根、骨を3Dモデル化
・バーチャルペイシェント(仮想患者)を用いた治療計画立案
・定額プランとセレクトプラン(マウスピースの数に応じて変動)がある
マウスピース矯正D2Cブランド「Oh my teeth」とは
Oh my teethは従来の歯科矯正が抱える「通院回数の多さ」「金額の高さ」「継続の難しさ」を解決するために生まれた、日本初の歯科矯正D2Cブランド。テクノロジーに精通したメンバーと、歯科矯正専門家がタッグを組み、未来の歯科体験を生み出しています。
定期的な通院が困難な忙しいビジネスパーソンなどから支持を得て、希望者は1.4万人を突破(2021年11月30日時点)。引き続きOh my teethは「未来の歯科体験を生み出す」をミッションに、サービス展開をしてまいります。
【株式会社Oh my teethについて】
・社名:株式会社Oh my teeth
・代表者:代表取締役CEO 西野 誠
・本社所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目35番3号
・設立日:2019年10月
・資本金:5,902,100円(2020年11月30日現在)
・事業内容:マウスピース矯正ブランド「Oh my teeth」の企画・開発・運営
・URL:https://www.oh-my-teeth.com/company
□代表者プロフィール
代表取締役CEO 西野 誠
1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。代表取締役CEOに就任。日本初の歯科矯正D2Cブランド「Oh my teeth」をローンチ。希望者含むユーザー数は11,000を超える(2021年9月30日時点)。Onlab第21期のDemoDayにて、最優秀賞とオーディエンス賞をW受賞。ICC FUKUOKA 2021 スタートアップカタパルト入賞。
□提供サービス
・日本初のマウスピース矯正D2Cブランド『Oh my teeth』
https://www.oh-my-teeth.com
・白い歯を、オンラインで。ホームホワイトニング『Oh my teeth Whitening』
https://www.oh-my-teeth.com/whitening
・法人向け歯科矯正サービス『Oh my teeth for Business』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000048884.html
・矯正歯科医に新しい集客手段を『Oh my teeth Network』
https://www.oh-my-teeth.com/network
・歯科医師監修のマウスピース矯正ブログ『Oh! Magazine』
https://www.oh-my-teeth.com/posts
■掲載内容について
※本記事で記載しているサービス内容は、記事執筆時点(2021年12月13日)の各社公開情報に基づいたものです。詳しい情報が開示されていないものは掲載しておりません。最新の情報は必ず各社ホームページをご確認ください。
※本カオスマップで使用しているロゴマークに関する権利は権利者に帰属します。
※本記事はOh my teethが各社の公開情報を元に独自の観点でまとめたもので、網羅性・正確性を完全に担保するものではありません。
※本記事の掲載情報に問題がある場合、次回更新時にブランド掲載を希望する場合は、お手数ですが「hi@oh-my-teeth.com」までご連絡ください。
プレスリリース提供:PR TIMES