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「知ってほしいけど、言えない。知りたいのに、近づけない。」ジレンマを抱える若者が6割。声にできない悩みと企業をつなぎ、よりよい未来を考える「”coe”プロジェクト」がスタート

(PR TIMES) 2022年05月27日(金)10時45分配信 PR TIMES

〜若者のリアルなマイノリティー意識を集めた調査「サイレントマイノリティーレポート」を報告〜

「人に変化を、世界に想像力を」をミッションに掲げるメディアカンパニーCINRA, Inc.(シンラ以下CINRA、本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:杉浦太一)と、「会社の課題」と「社会の課題」を同時解決するソリューションを提供する株式会社SIGNING(サイニング以下SIGNING、本社:東京都港区、代表取締役社長:亀山淳史郎)の共同プロジェクト”coe”プロジェクト(読み:コエプロジェクト)が5月27日(金)に立ち上がりました。
また、本プロジェクトのテーマでもある“サイレントマイノリティー”に着目したレポートも同時に発表いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/15426/31/resize/d15426-31-b806b6f131243bc4ff5d-5.png ]


“coe”プロジェクトは、新型コロナによって生きづらさを抱え、孤立・分断している若者にむけて、彼らの悩みを肯定する企業とともに強い絆をつくり、よりよい未来をつくることを考え発足しました。

独自調査の結果、他人より少々苦手なこと、小さなコンプレックスなど「なんだか、みんなと違う」と感じる悩みや課題を声にできずにいる社会現象=“サイレントマイノリティー”に悩む若者が、6割にのぼることがわかりました(図表1.)。


■coe プロジェクト概要

未来世代の若者たち一人ひとりの小さな声や悩みを拾い上げるため、SIGNINGとCINRAが共同プロジェクト”coe”を立ち上げました。未来世代へのインタビューやリサーチ、情報発信などを通じて未来世代の様々な声を聞き、伝えていきます。そして、小さな声から課題を見つけ出し、クリエイティブとカルチャーの力を通してよりよい未来をつくる“兆し”に変えてきます。

特設サイト:https://www.cinra.net/specialfeature/coe


■podcast『ちいさなcoe』

”coe”プロジェクトの取り組みとして、CINRA制作のpodcast番組『ちいさなcoe』を配信致します。「未来世代の小さな声を響かせる」ことをコンセプトに、なかなか表に出ることのない子どもたちの生の声を集め、ドキュメンタリータッチで音源をお届けします。まだ名前のなかった、けれどたしかにそれぞれが持っている「生きづらさ」のようなものを発見し、共有していく本番組。第1回は、子ども食堂「あーちのめし処」に集う子どもたちの声を配信致します。

配信先:
・Spotify
https://open.spotify.com/show/5A8lRo810el1HyDBHYIC1t

・Apple Podcast
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/coe/id1623787864

・Amazon music
https://music.amazon.co.jp/podcasts/e41d25ac-f98b-4c37-b088-6cc9cf83ee78/%E3%81%A1%E3%81%84%E3%81%95%E3%81%AAcoe

※各プラットフォームの読み込み状況により配信のタイミングに差異が出る可能性があります。あらかじめご了承ください。


■サイレントマイノリティーレポートでわかったこと(抜粋)


マイ・マイノリティーの領域を調べたところ、「電話が苦手」、「過剰に反応してしまう」、「苦手な生活音がある」といった自分の性格・好みをマイ・マイノリティーと感じる人が最も多かった。(図表2.)
マイ・マイノリティーを抱える10-20代の70.4%が「悩んでいる人がいることをもっと知ってほしい」と思っている一方で、74.7%の人が「相談したくても言い出しにくい」と、多くの人がジレンマを抱えていることが分かった。(図表3.)
他の世代と比べ若者の方が孤独をより強く感じており(図表4.)、同じ悩みを抱える人とつながりあえたり、声を届けるプラットフォームや接点をつくることが社会課題解決のヒントとなるのではと考えました。


図表1.
[画像2: https://prtimes.jp/i/15426/31/resize/d15426-31-31f6ee3f84a29f473ca8-6.png ]


図表2.
[画像3: https://prtimes.jp/i/15426/31/resize/d15426-31-46e42326dbe2660a0b1e-9.png ]


図表3.
[画像4: https://prtimes.jp/i/15426/31/resize/d15426-31-0c42ac5f7bc82168ed9f-8.png ]


図表4.
[画像5: https://prtimes.jp/i/15426/31/resize/d15426-31-a8300ee7a829bf6f9f0e-10.png ]


SIGNINGが持つ課題解決力と、CINRAのクリエイティビティーとのかけ合わせで、小さな声から課題を見つけ出し、クリエイティブとカルチャーの力を通して、よりよい未来をつくる“兆し”に変えていきます。また、彼らの声に耳を傾け”coe”プロジェクトと一緒に、新たな市場をつくり課題解決していく仲間を探しています。


【用語の定義】

●サイレントマイノリティーとは?
マイノリティー意識や生きづらさを声に出来ず抱えている生活者の集合体およびそれが社会現象化した状態

●マイ・マイノリティーとは?
多くの生活者が抱える言葉にできない小さな悩みや生きづらさ


<参考データ>
マイ・マイノリティー一覧(抜粋)

[画像6: https://prtimes.jp/i/15426/31/resize/d15426-31-622e58c85e95f999234c-7.png ]


【1】自分の性格・好み:電話が苦手・・・「問い合わせの電話が苦手」42歳
【2】身体的特徴・外見:声が特徴的・・・「声がこもりやすい。」24歳
【3】人間関係:人を頼れない・・・「人に何かを頼むのが苦手」35歳
【4】その他:「独り言が多い」26歳


■レポート考察

今回の調査結果から、マイ・マイノリティーを抱える人の多くが「相談したくても言い出しにくい」と悩んでいる一方で、当事者だけでなく周りにいる人びともまた、「悩んでいる人がいたら気軽に話したい」と思いながらも「なんと声をかけていいかわからない」というジレンマがあることが分かりました。また、カルチャーの持つ発信力やつながる力を活用することで、彼らの心の扉を開きやすくしてくれ、名もなきマイ・マイノリティーを知ってもらうきっかけになるかもしれません。

市場規模としては小さいかもしれない声なきサイレントマイノリティーに向き合い、一人ひとりのマイ・マイノリティーに応えようとチャレンジすることが、企業のブランディングや新たな価値創造につながるのではないでしょうか。


■サイレントマイノリティーの声が響きあう社会のための3つのアプローチ

[画像7: https://prtimes.jp/i/15426/31/resize/d15426-31-30c0a929a6996a6c8906-4.png ]



■代表者コメント

CINRA, Inc.代表 杉浦太一コメント

[画像8: https://prtimes.jp/i/15426/31/resize/d15426-31-b9018ade3d873fcf5e90-1.jpg ]

企業の課題と社会の課題の双方に向き合っているSIGNINGさんと、こうして新たなプロジェクトを立ち上げられることを大変うれしく思っています。我々CINRAのメディアコンセプトは「クリエイティブな意思に耳を澄ませ、他者を知るきっかけをつくる」です。ジェンダー、LGBTQ+、貧困、気候変動などの社会課題に目をこらせば、そこには必ず、個人の現在や未来に対する課題や悩み、困難があります。個人への傾聴なくして社会課題の本質的な理解はできないのではないか、その個人の声こそが他者を理解する手助けとなり、解決のスタート地点になるのではないかという考えから、「coe」はスタートしました。私たちが耳を澄ませるのは、「未来世代」と呼ぶ子どもたちの声です。これは裏話ですが、「子どもたち(Children)の声に耳を澄ませ、それらを創造的(Creative)に、芸術文化(Culture)の力で対峙したい」ということで、「koe」ではなく「coe」としました。さまざまな企業や個人のみなさんと共にこのプロジェクトを盛り上げていけたらと思っています。


『サイレントマイノリティーレポート』 亀山淳史郎コメント

[画像9: https://prtimes.jp/i/15426/31/resize/d15426-31-adfa0ff06b4bceee871c-3.png ]

今、社会課題の解決が多くの企業に求められるようになっています。
SDGs・カーボンニュートラル・DXといった”大文字”のソーシャルイシューへの対応が進んでいく中で、小さなパーソナルイシューの集合体が社会課題となっているケースにも対応していく必要があると考えました。今回当社の調査によって、声に出来ないマイノリティー意識が多くの生活者に存在すること=”サイレントマイノリティー”と呼ぶべき社会現象が明らかになりました。若者世代にその傾向が強くみられることから、その声を発信し新たな社会の兆しをつくっていくために、CINRAとの共同プロジェクト”coe”プロジェクトを立ち上げました。多くのイノベーションが人の抱える悩みを解決することで生まれてきたとすると、今回見つけた小さな声たちはまだ知られることのない小さなイノベーションの種とも言えます。多くの企業・団体の皆さんとの活動を通じてこうした小さな声を響かせることで新たな社会の兆しを育んでいくことをソーシャルビジネススタジオとして取り組んで参ります。


■プロジェクトパートナー:SIGNING
SIGNINGは、Social DesignとNew Market Designに取り組み、“兆し”からより良い社会への“道標”をつくるソーシャルビジネススタジオです。プロデュースから戦略、クリエイティブまで、多様な専門性を持つメンバーにより、社会の課題解決と企業の新たな成長のためのソリューションを提供しています。

・所在地:〒108-0073東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル16F
・代表:亀山淳史郎
・URL:https://signing.co.jp/


■会社概要
CINRA, Inc.は、「人に変化を、世界に想像力を」をミッションに掲げるメディアカンパニーです。アーティストや企業、自治体などあらゆる個人やチームの思いに耳を澄ませ、多様なクリエイティブソリューションで社会や個人をインスパイアしています。

・所在地:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-27-9
・代表:杉浦太一
・URL:https://www.cinra.co.jp/


■プレスキットダウンロード
https://drive.google.com/drive/u/0/folders/1iG4qSxVevFma0hpTm2A3MuWTZnR59S2o


■本件のお問合せ先
CINRA, Inc.(シンラ)内
広報担当:青柳・市場
E-mail:pr@cinra.net


「Silent Minority Report#01」は、下記URLからダウンロードしてご覧いただけます。
URL:https://signing.co.jp/pdf/silent-minority-report.pdf

【調査の概要】
対象者:全国10-60代の男女1000人
調査手法:インターネット調査
実施時期:2022/4/22 ~ 4/24
調査機関:株式会社マーケティングアンドアソシエイツ

他にもSIGNINGでは以下のレポートも発表をしております。あわせてご覧ください。
■Social Sign Report
社会課題に対する生活者の意識・行動を海外比較で研究したレポート。
URL:https://signing.co.jp/pdf/social-sign-report.pdf

■ザ・ウェルビーイングレポートVol.1
α世代〜100歳までの新しい幸福感=ウェルビーイングに関する調査・分析したレポート。
URL:https://hdy-matrix.co.jp/well-being/pdf/report_20220105.pdf

■Covid-19 Social Impact Report Vol.1~4
ポストコロナの生活者の意識や行動の変化を調査・分析したレポート。
URL:https://signing.co.jp/report/#social



プレスリリース提供:PR TIMES

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