プレスリリース
売上の一部を障害のある作家に還元、第1号機を「クロステラス盛岡」に設置
みちのくコカ・コーラボトリング株式会社(本社: 岩手県盛岡市、代表取締役社長:谷村 広和、以下「当社」)は、株式会社ヘラルボニー(本社: 岩手県盛岡市、代表取締役社長: 松田 崇弥、以下「ヘラルボニー社」)と協働して、「ヘラルボニーアートラッピング自動販売機」を展開することといたしました。このたび、第1号機を岩手県盛岡市の商業施設「クロステラス盛岡」に設置し、11月24日(水)に披露会を開催いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/77174/30/resize/d77174-30-c8d8ca9da2b73226f0e3-0.jpg ]
この「ヘラルボニーアートラッピング自動販売機」は、ヘラルボニー社がライセンス契約を結ぶアーティストの作品を当社の自動販売機にラッピングしたもので、売上の一部を作品の使用料としてアーティストに還元いたします。これにより、アーティストの収入につなげるとともに、障害のある方が描く作品を身近にし、アートが地域を彩る環境をつくり出すことで、障害に対するイメージを変えることにチャレンジいたします。
なお、このたびのデザインは、るんびにい美術館(所在地: 岩手県花巻市)に在籍する、佐々木 早苗(ささきさなえ)さんの作品です。「ヘラルボニーアートラッピング自動販売機」の設置は、このたびが全国で初めてとなり、今後も岩手県からこの取り組みを発信し、まずは北東北を中心に順次展開を拡大してまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/77174/30/resize/d77174-30-ed40ec67b8846144107f-1.jpg ]
■ コンセプト
「うるおす。のども、こころも、そして社会も。」
飲み物が、あなたの喉をうるおす。
アートが、あなたの感性をうるおす。
そしてこのプロジェクトは、
福祉業界も少しずつ潤していく。
まちかどから、
みずみずしいプロジェクトのはじまりです。
うるおす。のども、こころも、そして社会も。
「うるおす自販機」プロジェクト
■ 起用アート・作家紹介
[画像3: https://prtimes.jp/i/77174/30/resize/d77174-30-83daa1164d31a45f64ae-3.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/77174/30/resize/d77174-30-1238ac2eb7de97808460-4.jpg ]
作家:佐々木 早苗 氏
在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市)
絵画のみならず織り物、切り紙、刺繍など、いずれも緻密で色彩と構成の妙に富む様々な表現を生み出し続けている。彼女は一つの仕事に数か月から数年集中して取り組んだあと、不意にやめて別の仕事に移るのが常。現在の彼女が打ち込んでいるのは、丸く切り抜いた紙をいくつもの色で同心円状に彩色し、塗り終わった紙を壁に並べて貼っていくこと。
■ 「ヘラルボニーアートラッピング自動販売機」設置披露会概要
【日時】2021年11月24日(水) 11:00〜
【場所】クロステラス盛岡 1F イーストプラザ外
【出席者】三田農林株式会社 取締役社長 三田 林太郎 様、株式会社ヘラルボニー 代表取締役副社長 松田 文登 様、当社 取締役副社長 秋山 徹郎
三田農林株式会社 取締役社長 三田 林太郎 様 コメント
「当社は、120年以上の歴史があり、主に森林を育てることを中心に取り組んできた会社です。縁あって不動産賃貸業もさせていただいており、ここクロステラス盛岡は2009年に開業し、おかげさまで10年以上経ちました。この場所は、人と人との出会いやその化学反応が起こせる場になっていけばという思いで作らせていただきました。このたびは、ヘラルボニー様とみちのくコカ・コーラボトリング様に、アートラッピング自動販売機の第1号を設置していただき嬉しく思っております。このような取り組みを通じて、このまちなかのにぎわいにもつなげながら、今後もお役に立てていただけたら幸いでございます。」
[画像5: https://prtimes.jp/i/77174/30/resize/d77174-30-cc2d5d16c0479762380c-5.jpg ]
株式会社ヘラルボニー 代表取締役副社長 松田 文登 様 コメント
「私たちは、日本全国のアートに特化した福祉施設とライセンス契約をさせていただいており、そのアートを、さまざまなモノ、コト、場所に落とし込んでいく活動をしております。私は、4歳上の兄が先天性の自閉症という障害を持っており、周りから『かわいそう』と言われることに違和感を持っていました。それをどうやってなくしていこうかと考えた際に、『障害のある方を支援しよう』というものでなく、アートというものを通じて単純にリスペクトが生まれるような、そういった出会いを作っていくことで、障害のある方へのイメージや概念をグラデーション的に変え、最終的に自分の兄につながればという思いで取り組んでいます。その中で、このたびみちのくコカ・コーラボトリング様と三田農林様にご協力いただいて、この自動販売機が設置されたことを非常に嬉しく思っております。自動販売機というものが、渇きをうるおすだけでなく社会が潤っていくような新しい仕組みができたら良いと考えており、購入することによって障害のある方にしっかりとお金が流れ、こういったアクションが障害のある方の暮らしが根本的に変わるような社会を作るための後押しになると思っています。今後、まずはこの北東北からいろんなアーティストのアートラッピング自動販売機が登場して、アートがまちを彩り、社会をうるおし、視覚的にも素敵で楽しめるものにしていきたいと思います。」
[画像6: https://prtimes.jp/i/77174/30/resize/d77174-30-d2ce3e27d0dfc5082d4d-6.jpg ]
当社 取締役副社長 秋山 徹郎 コメント
「当社を含む世界中のコカ・コーラシステムでは、「ダイバーシティ&インクルージョン」として、”多様な価値観を包括する世の中を目指していく“という取り組みを推進しております。その中で、障害やLGBTQといったさまざまな価値観を持つ方々に対して同じように”さわやかさ”を届けるというコカ・コーラ社の使命に沿って、当社としても活動してまいりました。本年開催された『東京2020オリンピック・パラリンピック』など、世界レベルでの取り組みもしてまいりましたが、北東北においては、このたび、ヘラルボニー様とタイアップをして、アートをラッピングした自動販売機を設置することができました。この地域に暮らすさまざまで多様な方々が前向きに生きられる機会を作っていこうという中で、ヘラルボニー様というパートナーと一緒に仕事ができることを心から嬉しく思っております。まず、本日第1号機としてこの場に設置させていただきましたが、今後もこの取り組みを随時拡大していこうと考えております。当社は、”すべての方々に前向きさと楽しさを届ける飲料メーカー”というコカ・コーラ社の使命に基づいて、引き続き取り組んでまいります。」
[画像7: https://prtimes.jp/i/77174/30/resize/d77174-30-58d08ab51824d4612e16-7.jpg ]
みちのくコカ・コーラボトリングについて
[画像8: https://prtimes.jp/i/77174/30/resize/d77174-30-ca08e1d1dca6c58cca38-8.jpg ]
みちのくコカ・コーラボトリング株式会社は、青森県・岩手県・秋田県を事業エリアとしてコカ・コーラ社製品を製造・販売しております。ライフスタイルをより充実させる清涼飲料をお届けするだけでなく、生活に密着したさまざまなビジネスを展開し、地域のみなさまの"前向き"で"ハッピー"なライフスタイルに寄り添う企業を目指しております。コカ・コーラシステムの一員でありながら、北東北を拠点に事業を展開する地元企業としての責任を果たし、前向きな変化と社会的価値を生み出しながら、持続的に地域社会の発展に貢献するための取り組みを行っております。
プレスリリース提供:PR TIMES