プレスリリース
- 筑波大学附属病院をはじめとするつくば市内の全救急告示病院およびつくば市消防本部での実証調査 -
TXP Medical株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:園生智弘)が全国の自治体に提供している救急医療情報システム NSER mobile を用いたつくば市での「救急医療の質向上のための高度救急搬送システムの構築」プロジェクトが内閣府地方創生推進事務局の実施する「先端的サービスの開発・構築等に関する調査事業」に採択されました。
今回採択されたプロジェクトは内閣府の支援を受けることで、推進力が強化されます。データ連携や先端的サービスの実 施を通じて地域課題の解決を実現しながら、デジタル田園都市国家構想の実現に貢献します。
[画像: https://prtimes.jp/i/31630/29/resize/d31630-29-d93a02c2c76108d985b0-1.jpg ]
<調査事業の内容>
筑波大学附属病院をはじめとしたつくば市内の救急告示病院、およびつくば市消防本部で以下項目の調査事業を行います。
1.救急現場における患者情報のデジタル化による、搬送先病院への情報共有迅速化と病院・救急隊双方の負担軽減
2.救急搬送システムと患者PHRのデータ連携や患者状態のAI定量化による、救急患者情報取得と搬送先決定の迅速化
3.救急車からの映像・音声伝送を通じた医師・看護師の遠隔指示による、救急救命士の処置拡大の可能性
内閣府プレスリリース:(https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/supercity/supercity_220715_FlontLine.html)
<先端的サービスポイント>
救急搬送時の情報共有をリアルタイムで行うシステム、患者の搬送前から予後までの全データのデジタル化、そしてAI解析できる救急診療の統合データベース構築により、患者状態に応じた迅速・的確な搬送先選定と救急医療の質向上が見込まれる点
<NSER mobileとは>
音声コマンドや画像OCRで短時間に救急患者の情報を入力できる救急隊向けモバイルアプリ。救急患者情報のクラウド即時連携により救急隊と病院間の情報連携をスムーズにし、地域の救急搬送を支援するシステムです。NSER mobileは2020年12月のリリース以降、すでに全国7地域の消防本部にて実運用が開始されており、月間4,000件以上の救急搬送にシステムが利用されています。
本システムの導入により救急現場での情報記録・コミュニケーションがデジタル化され、救急搬送と書類作業の時間短縮が可能となります。
(https://txpmedical.jp/service/nser-mobile/)
「先端的サービスの開発・構築等に関する調査事業」とは
内閣府にて、住民が参画し住民目線で2030年頃に実現される未来社会を先行実現することを目指している「スーパーシティ構想」を進めています。その「スーパーシティ構想」内で重要ポイントとしている「先端的サービスの開発・構築等」に関する分野の調査事業を実施し、データ連携や先端的サービスの実施を通じて地域課題の解決を実現していくことで、デジタル田園都市国家構想の実現に向けた取組を後押ししています。
【TXP Medical株式会社】
代表取締役:園生 智弘
住所:
<神田オフィス(本店)>
〒101-0042
東京都千代田区神田東松下町41-1 H¹O 神田706
<東大オフィス>
〒113-8485
東京都文京区本郷七丁目3番1号 東京大学南研究棟252室
<神戸支社>
〒650-0047
神戸市中央区港島南町1-6-5 国際医療開発センター(IMDA)
【事業概要】
・救急・集中治療・救急隊向けの医療データシステム (NEXT Stage ERシリーズ)の開発と提供
・がん診療支援研究データシステム(NEXT Stage Oncology)の開発と提供
・医療AI技術の開発と提供
・医療データプラットフォームの構築、リアルワールドデータの解析
・臨床研究支援事業
・医療機関に対する経営支援及びコンサルティング事業
プレスリリース提供:PR TIMES