プレスリリース
Intelligence Design株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中澤拓二、以下「当社」)と、秋田市は、JR泉外旭川駅にエッジAIカメラソリューション「IDEA counter」を設置し、整備効果の検証を行いました。新駅開業の効果測定に「IDEA counter」を導入した取組みについて伺いました。
■これまでの課題、本取り組みの背景
秋田市では昨年3月にJR泉外旭川駅が開業し、その整備効果を検証するため利用者数調査を実施することといたしました。
従来の調査員を現地に配置して通行者数を計測する手動計測では、費用が高額なため、限られた時間帯や日数しか計測が実施できず、曜日や天候で左右されやすい駅利用者数の把握には不適であると感じておりました。そこで、安価で長期間にわたって連続的にデータを取得、閲覧できるIDEA counterの導入に踏み切りました。
■概要
JR泉外旭川駅につながる地下通路にエッジAIカメラソリューション「IDEA counter」を設置し、駅および地下自由通路の利用者数についてAIによる測定を行いました。
[画像: https://prtimes.jp/i/48250/28/resize/d48250-28-62a78b2c22a1e0fea877-1.jpg ]
■導入の効果(秋田市役所様のコメント)
・WEB上でリアルタイムに通行量が記録され、随時データを取得できるため、計測途中の段階でも利用状況を確認することができた。
・1分ごとの通行量を進行方向別や男女別に24時間連続で計測できるため、平日の通勤通学の利用者が多いなどの傾向が分かったほか、イベントや悪天候、祝祭日などの一時的な影響を受けた数値を排除し、調査値の精度や信頼度をあげることができた。
・人流を計測できるため、混雑度を可視化できた。
・加工のしやすいCSV形式でデータを取得できるため容易に時間ごとや曜日ごとの数値を比較できた。
■今後の取り組み
市街地などにおける通行量は政策の検討や事業の評価指標として重要な数値です。IDEA counterによる常時計測は、総通行者数だけでなく、時間帯別・男女別・進行方向別など、様々な視点から人流を補足することができ、さらにはこれまで費用面で難しかった長期間の調査が可能なことから、今後のまちづくり政策を考えるうえで非常に有用なツールとなりうると考えております。
AIエッジカメラソリューション「IDEA counter」製品紹介ページ
https://idea.i-d.ai/counter/index.html
Intelligence Designは、今後も集約 ・蓄積された実験結果やノウハウを活かし、当該サービスを通じて各地域の地域活性化、地方創生を支援します。
「IDEA counter」を利用した通行量等の調査を行いたい団体の方のご連絡をお待ちしております。
(お問い合わせ先:contact@i-d.ai)
■ AI画像認識技術を持つIntelligence Design
Intelligence Designは「AIを中心とした先端技術を社会実装する」ことをテーマに2018年5月に事業を開始。 AI関連技術は世の中に広く認知されるようになった一方で、その技術を利用した社会実装はまだまだ進んでいないのが現状です。そこで、だれでも、簡単かつリーズナブルにAI関連技術を使えるサービスとして「IDEA(イデア)」シリーズを開発。社会課題をテクノロジーで解決することで、持続可能な社会の構築、UDX(アーバンデジタルトランスフォーメーション)の促進を目指します。
■企業情報
会社名 :Intelligence Design株式会社
代表者 :中澤 拓二
事業内容:AIプロダクトの開発・販売、AIコンサルティング業務、ID labの運営
設立 :2018年5月
本社 :東京都渋谷区神宮前6-28-5 宮崎ビル4F
URL :https://i-d.ai
■本件お問い合わせ
Intelligence Design 株式会社 contact@i-d.ai
プレスリリース提供:PR TIMES