プレスリリース
協力企業:有限会社阪急泉南グリーンファーム、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
こどもスマイリング・プロジェクト(助成:日本財団)は、子ども食堂をはじめとする子ども支援・福祉団体に通う子どもたちに向け、健やかな成長に必要な“食”や“職を通じた体験”“地域との関係性”を届ける「職業体験型食育プログラム」の提供を進めています。
この活動の一環として、11月25日(土)、本プロジェクトの趣旨に賛同する協力企業(有限会社阪急泉南グリーンファーム、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社)が、大阪府浪速区の「子ども食堂チェリー」の小学校6年生・中学校1年生の子どもたち19名に向け、農業について学ぶ「職業体験型食育プログラム 農業体験」を開催しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53407/25/53407-25-05ca1856919db158cf3c7ccc09647ff2-2048x1365.jpg ]
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53407/25/53407-25-aad35ac5da7c33ec52abed0b08075c81-2048x1365.jpg ]
当日は、グリーンファームに向かうバスの中で阪急泉南グリーンファームが取り組む化学肥料を使わない農業についてや野菜作りにおけるこだわりポイント、農業が抱えている問題などについて学びました。
グリーンファームでは、4種類の野菜(さつまいも、ネギ、水菜、グリーンリーフ)の収穫体験を行うと同時に、 クイズ形式でそれぞれの野菜の品種や育て方の知識を学びました。また、阪急泉南グリーンファーム大島さんから、普段どのような働き方をしてるのか、 農業でどのくらいの収入を得ることができるのか、生産者としての思いなど、農業の仕事について詳しく教えていただきました。 最後に、食育の一環として、昼食はグリーンファームで収穫された野菜を使ったお弁当を食べました。 子ども食堂チェリーの代表谷口さんは「色々な体験を通じ子どもたちの自立につなげていくということを団体の活動理念にしています。 普段とは違う子どもたちのいきいきとした顔が印象的で、多くのことを学んでくれたと感じました。 ”農業”という仕事を知るきっかけにもなったので、将来の仕事の選択肢の1つになれば嬉しいです。」
今後も、こどもスマイリングプロジェクトでは、 「職業体験型食育プログラム」の提供を通じ、食品企業の様々な取り組みへの理解と地域への貢献を通じた持続可能な社会を目指す仕組みの構築を目指し、支援の輪を広げる活動を推進していきます。
当日のイベントの様子
●農業について学ぼう
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53407/25/53407-25-650ce8be7ab6c916345a486d68d4d7b3-2048x1365.jpg ]
グリーンファームのある和歌山県へ向かうバスの車内で、野菜作りに関するお話がありました。化学肥料を使わない土づくりや、農業が抱える問題点、グリーンファームでのこだわりなどの説明がありました。子どもたちからは「農業をする人の高齢化はなんとかしないといけない」「栄養満点の作物の根っこが太いか特に注目してみようと思う」など関心の声があがりました。
●野菜収穫体験
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53407/25/53407-25-95b3ed04b1df0556a44757eb2cd9e06c-2048x1365.jpg ]
グリーンファームに到着後、さつまいも・ネギ・水菜・グリーンリーフを収穫しました。収穫前にそれぞれの野菜にまつわるクイズに答え、野菜の品種や育ち方について学びました。
収穫方法の説明を受け、一生懸命に野菜を収穫しました。
初めて野菜収穫をする子どもも多く、発見の多い貴重な体験となりました。
●農業について学び、収穫野菜を使ったお弁当を実食
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53407/25/53407-25-2caa0bac3267c1dc009da20d30797149-2048x1365.jpg ]
阪急泉南グリーンファーム大島さんより、農業とはどういったお仕事なのか、どれくらいの収入を得ることができるのか、などクイズを通して学びました。
子どもたちからは、「農業はちゃんと仕事になり、食べていけることを初めて知った。」「大変そうな仕事だけど野菜を収穫した時は達成感がありそう」などと農業に対して関心深い声があがりました。その後、自分たちで収穫した野菜が入ったお弁当を食べ普段食べる野菜よりも新鮮であることに驚きました。
大島さんは、「野菜がスーパーで売られているのしか知らない子にとって、実際に農場に来て触れ合う体験はとてもいい機会になったのではないかと思います。初めて知ったとか、収穫した野菜が美味しいなど様々な反応をみれて今回参加してよかったなと思いました。」と語りました。
●感想
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53407/25/53407-25-a7a39ec61cffffadcd6e906f1de67fef-2048x1365.jpg ]
体験を通して農業について学んだ子供たちは「都会で暮らしているとなかなかできない貴重な体験ができた。」や、食品ロス問題について「必要以上に食べ物を買うのはやめようと思います。」などと気づきを述べました。今回ご協力いただいた、エイチ・ツー・オー リテイリングの吉田さんは、「心の底から、今日面白いと思ってくれてるんだろうなっていうのがひしひしと伝わってきたので、参加してよかったなと思っています。今後も地域の皆さんと一緒に、地域の一員として何か自然に作り上げていけるような活動がしていけたら」と語りました。
食を支える農業や食の大切さを学んだ1日となりました。
こどもスマイリングプロジェクト
未来のサスティナブルな消費者を育てる食育を通じて、食品産業と子どもの居場所活動団体との関係を構築し、 子ども支援につなげるプロジェクトです。「職業体験型食育プログラム」では、子どもたちにプログラムを提供することで、子どもたちの心と体の成長に必要な『食』や食に関わる『職』の経験機会を提供し、食品企業の様々な取り組みへの理解と地域への貢献を通じた持続可能な社会を目指す仕組みの構築を目指しています。
その他、食品寄贈の実証や食品寄贈のガイドライン策定・提言・講演など実施しています。
HP:https://www.k-smile-ring.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES