プレスリリース
100N・m以上の高トルク締付を実現、3月9日(水)より開催される国際ロボット展で実演展示
ユニバーサルロボット(日本支社代表 山根 剛、東京都港区、以下「UR」)は、株式会社エスティック( 代表 取締役社長: 鈴木 弘英 、本社:大阪府守口市、以下「エスティック」)が開発・製造するハンドナットランナを、ユニバーサルロボット製協働ロボット(以下「URロボット」)の周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したことを発表します。
[画像: https://prtimes.jp/i/45878/25/resize/d45878-25-b550470ab66297a2f726-0.jpg ]
エスティックの特許取得済みパルス締付技術「ESTIC PULSE」をURロボットと組み合わせることで、ねじ締め時のトルクの反力を大幅に低減し、URロボットの関節への負荷を軽減した結果、100N・m以上のねじ締めを実現しました。エスティックのねじ締めツールにはトルクと角度のデータを取得するためのトランスデューサとエンコーダが搭載されています。この機構により、さまざまな締付の制御が可能となり、ねじの交差や浮き上がりなどの締付不良も検出することができます。
UR+は、URロボットとプラグ&プレイで使える周辺機器のプラットフォームです。ロボットアームの仕様やインターフェースをオープンにし、それらに準拠するエンドエフェクタ、カメラ、センサなどの周辺機器をデベロッパが開発します。URによる検証、認証を経てデベロッパがUR+製品として販売します。UR+製品は、URロボットのティーチペンダントを通して設定できるため、ユーザーやSIerがロボットのシステムインテグレーションの構築にかかる時間や費用を削減できます。2021年末時点で370以上の製品がUR+製品として認証されています。
ユニバーサルロボット 日本支社代表 山根 剛は次のように述べています。
「人手で行われることが多い高トルクのねじ締めは、ねじ締め終わりの反動が大きく、人体にも影響するのが課題でした。トルクの反力を大幅に低減するエスティックのハンドナットランナと、衝撃を受け流す機能を持つURロボットの組み合わせにより100N・m以上の高トルク締付を実現できたことで、今後自動車製造ラインをはじめとするさまざまな工程で高トルクのねじ締め作業の自動化が進むことを期待しています」
ユニバーサルロボットは、3月9日(水)から東京ビッグサイトで開催される2022 国際ロボット展において、エスティックのハンドナットランナを活用した高トルクのねじ締めの実演展示を行います。
●2022 国際ロボット展 開催概要
会期 2022年3月9日(水)〜3月12日(土)4日間
開催時間 10:00〜17:00
展示会場 東京ビッグサイト 東1-8ホール
入場料 1,000円 ただし事前登録者は無料
展示会URL https://irex.nikkan.co.jp/
URブース番号 東3ホール28
プレスリリース提供:PR TIMES