プレスリリース
Headlineの一員としてアジアを中心にグローバルな投資活動を行うHeadline Asia(旧称:インフィニティ・ベンチャーズ)は、東南アジアでレベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF:Revenue Based Finance)を提供するFintech企業Jenfi社にリードインベスターとして出資を実行いたしました。Jenfi社は今回Headline Asiaに加え、既存投資家であるMonk's Hill Ventures、 ICU Ventures、 Granite Oak、 Korea Investment Partners & Golden Equator Capital、 Atlas Venturesなどを引受先とした第三者割当増資により約9億円(6.6百万米ドル)の資金調達を実施しました。
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Jenfiとは
JenfiはJeffrey LiuとJustin Louieによって設立されたFintech企業です。東南アジアのデジタルネイティブ企業に、「将来の売上」を主な判断基準とする融資と分析サービスを提供しています。企業がマーケティングと在庫を拡大することをサポートするために、最大100万米ドルの希薄化が伴わない資金を提供しており、グロース・キャピタル・アズ・ア・サービス(GCaaS:Growth Capital as a Service)と名付けています。
個々の企業の要件に合わせた柔軟性の高い資金調達手段を提供しています。また、Jenfiは企業の信用力と成長効率の両方を評価できる独自のリスク査定エンジンを開発しました。これまでに、Ralali、Hello Health、Lamer Fashion、Buy2sell、Gushcloud、Mystiflyなどを含む数百社のデジタルネイティブ企業を支援してきました。
共同創業者のJeffreyとJustinは以前フィットネスサブスクリプション企業GuavaPassの設立と売却に成功しました。
Webサイト
www.jenfi.com
資金調達の背景
財務諸表の評価に重点を置く従来の金融機関とは異なり、Jenfiは会計ソフト(XeroやQuickBooksなど)、ペイメントゲートウェイ(StripeやBraintreeなど)、電子商取引プラットフォーム(ShopifyやHaravanなど)、オンラインマーケットプレイス(ShopeeやLazadaなど)、デジタル広告(Google、Facebook、Instagram広告など)といった幅広いデータソースとスムーズに統合し、ビジネスを監視して与信判断を行います。
これらのデータソースにリアルタイムでアクセスすることで、Jenfiは企業の事業活動や健康状態に素早くアクセスし、活用し、継続的にモニタリングすることができ、収益の伸びやマーケティングのROIに関するデータをリアルタイムで取得することができます。
Jenfiの自動与信判断プラットフォームは、同日中の意思決定と出金を可能にし、借り手の融資プロセスを合理化します。今回の資金調達により、Jenfiは技術開発を加速させ、与信判断とリスク評価のスピードと精度をより向上させます。それに加え、新規案件の発掘、プラットフォームパートナーとの技術連携を加速させます。
Jenfiは、顧客や業界の専門家から高い評価を受けており、今回の資金調達により勢いをさらに加速させます。
Jenfi社代表取締役CEO・Jeffrey Liu氏のコメント
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フィンテックにおけるイノベーションの限界に挑戦するため、今回のような著名な投資家グループから支援を受けられることを光栄に思います。今回の資金調達により、Jenfiのビジョンを加速させ、地域全体のより広い顧客層への提供を拡大することを目指します。
Headline Asia パートナー・岡本、プリンシパル・林のコメント
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弊社ファンドはレベニュー・ベースド・ファイナンス領域について継続的にリサーチを実施し、アジアにおけるこの分野のほぼすべての企業への出資検討を行ってきました。その中で、Jenfiは異彩を放つ存在だと感じました。彼らの技術、プロダクト、オペレーション、実績は同業他社と比べて格段に優れています。JeffとJustinは既にPMF(プロダクト・マーケット・フィット)を見つけることに成功し、これからは事業を拡大するのをサポートできることを楽しみにしています。
Headline Asiaについて
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Headline Asia(旧称:インフィニティ・ベンチャーズ)はアジアを中心に4つのファンドで累計270億円を運用する、グローバルな独立系ベンチャーキャピタルファンドです。国内外に幅広いネットワークを有し、このネットワークを最大限に活用して、ベンチャー経営・投資において成功実績を持つメンバーが投資案件の発掘などの情報提供や出資先の経営支援を行い、出資先の企業価値の最大化を目指します。代表的な投資先として、直近IPOしたfreee・WealthNaviをはじめとして、ジモティ、17LIVE、GROUPON、Yeahka、FARFETCH、36krなどがあります。
2021年5月に、10年間にわたりグローバルにユニコーンを発掘する協力関係にあった、アメリカ・ヨーロッパで投資活動を行うe.venturesとともに、Headlineへリブランディングを行いました。インフィニティ・ベンチャーズはHeadline Asiaとして、これからも日本を中心としたアジアへの投資戦略に焦点を当ててまいります。
Headline:https://headline.com/
プレスリリース提供:PR TIMES