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スペースシードホールディングス株式会社

スペースシードホールディングスは、「Innovate for Longevity: Health and Wellness Challenge」に参加しました

(PR TIMES) 2024年11月27日(水)13時40分配信 PR TIMES

サンウェイ大学でASEAN地域で実現するロンジェビティー関連技術についてディスカッションを実施


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140650/23/140650-23-95b460e622a9ef5d84cff1a6bac8237c-991x554.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


スペースシードホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木健吾、以下「スペースシードホールディングス」)は、子会社であるリジェネソーム株式会社を代表して、2024年11月19日にマレーシアのサンウェイ大学で開催された「Innovate for Longevity: Health and Wellness Challenge」のフォーラムに参加しました。このフォーラムは、ASEAN地域が直面する健康や福祉の課題に対応する最先端技術ソリューションを紹介することを目的として開催されたものです。

リジェネソーム株式会社の代表取締役CEOであるDr. Kengoのセッション
リジェネソーム株式会社の代表取締役CEOであるDr. Kengo (鈴木健吾博士)は、プレゼンテーションの中で、平均寿命と健康寿命の格差を埋める必要性を強調しました。医療科学の進歩により寿命が大幅に延びる一方で、高齢化に伴う疾患や身体的制約が生活の質を損なう課題は依然として存在します。Dr. Kengoは、日本のイノベーションを活用し、研究・開発・ヘルスケアサービスを統合したASEAN地域に対する解決策を提案しました。

プレゼンテーションでは、リジェネソームが進めるエクソソームを活用した未来の治療法のビジョンを紹介しました。このエクソソーム療法はロンジェビティ科学における有望なフロンティアであり、現在開発中の「高度なエクソソームソーター」の概念も共有されました。この技術が実現すれば、治療用エクソソームの品質、スケーラビリティが大幅に向上し、加齢関連疾患に対するより効果的で個別化された治療が可能になると期待されています。

またDr. Kengo は、津南醸造と一緒に開発しているα-EGを豊富に含む酒や、日本酒製造プロセスで得られるナノ粒子のSAKESOME、微細藻類由来成分であるフコキサンチンやバタフライピーを活用したヘルスケアへの応用といった、既存製品と有望な素材についても言及しました。これらは、分子生物学や発酵技術を最前線で活用すると同時に、持続可能性にも配慮した事業展開が可能であることも説明しました。また、スペースシードホールディングスが立ち上げた「発酵とロンジェビティ基金」も紹介されました。この基金は18か月以内に概念実証が可能なスタートアップに関連するプロジェクトを支援することを目的としており、革新的な研究の社会実装をサポートする方針を打ち出しています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140650/23/140650-23-a5c1e765b904c9b84b02567578469e38-1616x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Dr. Kengoによるエクソソームに関する研究開発内容の提案
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Fermentation and Longevity Fund の説明の様子

その他の登壇者による発表
Sustainable Food Asia Sdn. Bhd.のディレクターであるBoon Lee Chiam氏は、マレーシアにおける糖尿病、高血圧、高コレステロールといった非感染性疾患(NCD)の深刻な現状について言及しました。マレーシアの成人の5人に1人が糖尿病を患っており、18〜29歳の若年成人の84%が自分が糖尿病であることを認識していないことが課題であると指摘しました。この認識不足が治療の実施を遅らせ、疾患をさらに悪化させています。同氏は、この課題に対応するために、持続可能な健康ソリューションの必要性を訴え、食生活の変化や教育を活用した課題解決の方向性を示しました。

日本システム技術株式会社(JAST)の塩塚正勝氏は、同社のヘルスケア・イノベーション事業部が、保険者向けにレセプト点検やデータ分析、保健事業支援などのソリューションを提供していることを説明しました。 また、未来共創ラボやASEAN事業部を通じて、マレーシアやASEANを含む日本国外に対して同社の事業領域を拡大していく可能性についても言及しました。

サンウェイ大学医療生命科学部の著名な学者であるGoh Bey Hing教授は、生物機能分子の健康へ与える影響評価を専門とする栄養生化学の研究者です。Goh教授は、同大学の「バイオ機能分子ディスカバリーセンター」の責任者を務め、機能性食品や生物活性の高い化合物に関連する革新的なソリューションを提供できる可能性がある研究の取り組みを紹介しました。
「Innovate for Longevity: Health and Wellness Challenge」について
このフォーラムでは、現場での質疑応答などに加え、リジェネソームがスポンサーとなった学生向けコンペティション「Innovate for Longevity: Health and Wellness Challenge」も開催されました。このコンペティションは、日本の技術革新からインスピレーションを得て、長寿と生活の質を向上させるソリューションを開発することを若いイノベーターに奨励するものとして設計されています。
フォーラムの総括
この度のフォーラムは、ASEAN地域のヘルスケア課題を解決するための国境を越えたアプローチについて協議を行い、盛況の中で幕を閉じました。今後も、スペースシードホールディングスは、リジェネソームなどが組成するプロジェクトを通じて、ロンジェビティや持続可能なウェルビーイングに対する革新的なサイエンスをベースにした課題解決の方法を開発して、社会に提供し続けていく予定です。
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フォーラム関係者の集合写真
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140650/23/140650-23-f2ee4847a0cb82f5c7f5e754a113ecd5-1600x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ラボ見学ツアーの様子

リジェネソーム株式会社について
リジェネソームは、ナノ粒子であるエクソソーム等を活用し、老化抑制や再生医療の新しいソリューションを提供することを目指しています。各種細胞が作るエクソソームの詳細な解析とともに、分子生物学的にナノ粒子をデザインすることで、それらが生体にどのように機能するかを解明しています。これにより、ナノ粒子を応用した医療技術の開発や、宇宙医学分野における新たな解決策を提案し、健康寿命の延伸とともに人類の宇宙進出に貢献することを目指しています。
https://regenesome.com/
スペースシードホールディングス株式会社について
スペースシードホールディングス株式会社は、「SFをノンフィクションにする」をミッションとして、投資活動、研究活動ならびに事業創出を行う宇宙系ディープテックベンチャービルダーです。発酵とロンジェビティー技術の社会実装を支援する「Fermentation and Longevity Fund」プログラムの運用などを軸に、社会課題を解決する事業の創出に取り組んでいます。2040年までに各種ステークホルダーとともに、人類が宇宙空間で居住するのに必要な技術を揃えることを目指しています。
https://ss-hd.co.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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