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アフリカのマダガスカルから初の農業人材受入開始

(PR TIMES) 2024年10月07日(月)08時40分配信 PR TIMES

特定技能外国人として鹿児島県のさつまいも農家へ


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38488/23/38488-23-f570a27e16f50c0542c00b568a4c1d14-825x806.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
鹿児島県Japan potato有限会社で働く、アフリカ・マダガスカルから来日したフレディ(28歳)さん

一次産業に特化した支援企業として、特定技能外国人財を活用した人材支援事業と課題解決を目的とした情報支援事業を提供するYUIME株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:上野耕平)は、農業分野における特定技能を持つ外国人労働者への人材支援において、この度アフリカ圏からの人材受入を開始しました。日本の労働者不足と両国の農業の発展を目指し、今後もアフリカ圏から積極的に受入支援をサポートしていきます。
農業分野での外国人労働者受入に関して
現在、農林水産省が発表している日本における農業従事者は、65歳以上が約8割を占め、平均年齢が68歳という現状です。人材不足が課題となっている昨今、外国人労働者を受け入れることは重要なミッションとなってきています。弊社は「国内人材を確保することが困難な状況にある産業分野において、一定の専門性・技能を有する外国人を受け入れることを目的とする制度」として2019年4月に創設された「特定技能」を活用し人材支援を行っています。農業分野は主にアジア圏からの人材が大半を占めていましたが、この度初めてアフリカ・マダガスカルから受け入れを開始しました。

アフリカ・マダガスカルから来たフレディさん
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38488/23/38488-23-d475158bb843055804c00609bfca160b-739x739.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
マダガスカル政府主催で開催されたフレディさんの壮行会(写真中央:フレディさん)


今回JICAの「マダガスカル外国人材受入パイロット事業」との取り組みにより、特定技能を持つ農業従事者としてアフリカから来日したのは、バオバブやアイアイでも有名なアフリカ南部の島国 マダガスカルのフレディさん28歳。鹿児島県でさつまいもを生産しているJapan potato有限会社で、9月より仕事を開始しました。「米の消費量は日本の2倍」と言われる米が主食のマダガスカル。日本でも馴染み深い野菜や果物を幅広く生産している農業大国です。マダガスカルの農業の発展を夢見て来日したフレディさんは、「日本で働くのが夢でした。仕事を通じて農業の知識や経験を積み、マダガスカルの農業の発展に貢献したい」と、流暢な日本語で話してくれました。受入先のJapan potatoからは、作業開始2週間を経て以下、コメントをもらいました。

他の国々の作業員や、弊社スタッフ含めコミュニケーションも取り日々の作業も何不自由無くこなしてます。異文化という1番の不安要素もありましたが何一つ問題も無く、良かったと感じております。マダガスカル第一号として、相応しい人材だと感じております。―Japan potato

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38488/23/38488-23-0cdaa3c6d624718374f35a1a8f65630d-705x531.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
フレディさんが入所した鹿児島県のJapan potatoのさつまいも畑。

なお、本受入は独立行政法人国際協力機構(JICA)との連携のもとに実現。JICAは開発途上国への国際協力実施機関として、「送出国・日本双方の経済成長のための人材育成」「移住労働者の人権尊重」「外国人材との共生社会構築」の3つの柱のもと、適正なシステムの構築に向けた協力を実施しており、マダガスカルでは「マダガスカル外国人材受入パイロット事業」を通じて、日本の労働力不足の改善とマダガスカルの人材育成、技術や知識のマダガスカルへの還流のwin-winとなるモデルの構築を目指しています。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38488/23/38488-23-5578f3ffdce40f26234d17553cad4f04-1390x825.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(左)YUIME株式会社 代表取締役 上野耕平と(右)フレディさん

YUIME株式会社 代表取締役 上野耕平 よりコメント
YUIME株式会社では2019年に特定技能外国人財の農業分野で初の認可を受けて以来8カ国のアジア圏の方々を受け入れてきました。運用開始から5年の月日を経てついにアフリカ人材の受け入れが実現したことは、とても感慨深いものがあります。非常に優秀な彼らに日本の農業の労働力不足に貢献していただき、帰国後には母国の農業発展に貢献していただく循環システムを築き上げていきたいと思っています。今回のマダガスカル人材の受け入れを機に今後たくさんのアフリカ諸国の方々に日本人のものの考え方やルール、また日本の農業の知識や経験そして緻密な農業経営を学んでいただき、日本の農業がアフリカの農業発展に貢献できたらと考えています。

YUIME株式会社について
YUIME 株式会社は、一次産業に特化した支援企業として人材支援サービスと情報支援サービスを行う企業です。2013年より展開する人材支援サービスでは永続的に全国の生産現場に労働力を支援出来る仕組みを構築するために産地間同士を連携させる独自の支援体制を築き上げ、現在では全国の繁忙期のみの短期労働力確保を現実化したパイオニア的人材支援企業として業界トップクラスの実績を誇っています。


また、その現場で培った経験とネットワークを生かした情報支援サービスでは、400人を超える専門家が、一般の農家や漁師から寄せられた「お金」「人」「物」「技」「売りかた」「地域」などの悩み・課題を解決するためのプラットフォーム『YUIME Japan(yuime.jp)』を展開しています。イベントやセミナーの開催、人材支援サービスの申込みなど会員に役立つ機能があることでこれからの日本の一次産業を担うべく課題を解決したいポジティブな従事者にとって、よりイノベーティブ且つ、ダイナミックな事業経営に欠かせないデータベースになることを目指しています。


2023年9月からは業界初となる人手不足を抱える一次産業専門のダイレクトリクルーティングサイト「YUIMARU(ゆいまる)yuimaru-japan.com」の運営も開始し、すでに20、30代の若い世代を中心に5.000人近い方々に登録をいただいています。

会社概要
商号   : YUIME株式会社(YUIME INC.)
本社   : 東京都港区赤坂1-4-1 赤坂KSビル5階
代表者  : 代表取締役 上野耕平
設立日  : 2012年7月
URL  : www.yuime.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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