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一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)2022年 年頭のご挨拶

(PR TIMES) 2022年01月04日(火)12時15分配信 PR TIMES

イノベーションを取り戻す一年に

一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(所在地:東京都千代田区、代表理事:廣末 紀之、以下「JCBA」)は、2022年1月4日、年頭所感を以下の通り発表いたします。

イノベーションを取り戻す一年に



[画像: https://prtimes.jp/i/61087/22/resize/d61087-22-5f4082ab633c66bfccae-0.png ]

 
 新年明けましておめでとうございます。

 旧年は、一昨年に続き世界中がコロナウィルスに翻弄され、米国の1.8兆ドルの追加景気対策を筆頭に世界各国における財政政策を実施した結果、過剰流動性、インフレ懸念を背景に、資産価格の上昇が顕著に現れました。

 暗号資産においては、従来の個人投資家に加えて、前述インフレ懸念を背景に、世界に冠たる機関投資家や事業会社が、暗号資産をデジタル時代の新アセットクラスとしての認識を深め意欲的に参入するなど、その信任は日に日に高まり、また、これら金融領域だけでなく非金融領域においても、NFT、ゲームなどに加え、web3.0、メタバースへの応用など、その技術の応用によるユースケースの拡大が着実に広がった1年でもありました。

 一方、我が国においては、暗号資産の有用性の認識は依然追いついておらず、2018年の暗号資産流出事故を契機とした当局による規制強化も加えて、この数年間で、世界の潮流からは相当遅れをとってしまったと感じております。

 その代表的な例が税制ですが、昨今の報道でもある通り、国家成長の牽引を行う起業家、技術が海外に流出するという看過できない現象を引き起こしており、また、ステーブルコインやDeFiなどの新領域についても、現時点では、これら税制や規制の足枷から事業を行うことが困難であり、我が国発でイノベーションが起きにくい環境であると言わざるをえないと思います。

 暗号資産及びその技術はインターネット登場以来の重要な技術であると言われている通り、暗号資産業界の発展は将来の国家の発展そのものであると思いますが、暗号資産産業の爆発的な発展を目前に控えている今こそ、民間がより一体となって声を上げることで産業の競争力を取り戻していく必要があろうと思います。

 今年の干支「壬寅」は、厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となる、という意味があるそうです。
 私共JCBAは、現在加盟会員数約107社と国内最大規模の民間業界団体でありますが、本年も、引き続き税制改正要望、NFT、DeFiなど新領域の課題整理や提言、機関投資家参入推進など、国内最大規模の加盟会員の知見集約機能、提言機能を発揮し、加盟会員同士連携協力のもと、イノベーションを取り戻すべく、精力的に活動して参る所存でございます。

 本年一年、皆様にとって昨年以上に良いお年となりますことを心より祈念しております。


2022年1月4日
一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会
代表理事 廣末 紀之


■協会について
企業名 :一般社団法人 日本暗号資産ビジネス協会(Japan Cryptoasset Business Association)略称 JCBA
所在地 :東京都千代田区鍛冶町1丁目10番6号 BIZ SMART神田901号室
代表者 :会長 廣末 紀之 URL:https://cryptocurrency-association.org
設立  :2016年3月
事業内容:暗号資産・ブロックチェーン上のデジタル資産に関連するビジネスについての知見の共有、会員の意見集約、業界課題の解決に向けての論点整理や提言を通したビジネス環境整備・促進、普及啓発活動に取り組んでいます。
 ・分科会:現在12部会 税制、IEO、ユースケース、金融、NFT、ステーブルコイン、DeFi、セキュリティ・システム等
 ・定期勉強会 :法規制、税務会計、技術、ビジネス面に関するテーマで毎月開催
 ・提言、要望 :業界課題の論点整理、政党や監督官庁への提言・要望
 ・外部講演活動:講演等による普及啓発、司法当局や消費者センター等への講演及び協力など


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)事務局
TEL:03-3502-3336
E-mail:pr@cryptocurrency-association.org

プレスリリース提供:PR TIMES

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