プレスリリース
既存製品と寸法互換性を持たせ、高剛性化を実現
THK株式会社(代表取締役社長:寺町彰博、以下、THK)は、クロスローラーリングに既存製品との寸法互換性を持たせた高剛性シリーズ「RB-H/RE-H/RU-H形」を新たなラインナップとして追加します。
クロスローラーリングは、内外輪の間に円筒ころ(ローラー)がスペーサリテーナを介して交互に直交配列されているため、あらゆる方向の荷重(ラジアル荷重、アキシアル荷重、モーメント荷重)を負荷することができ、なおかつ高い回転精度が得られます。そうした特長を生かしたクロスローラーリングは、工作機械、産業用ロボットをはじめ、高剛性、高精度な回転運動を必要とする装置の旋回軸受として広く採用されています。
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近年の産業機械市場では、装置の高剛性化が一層の高まりを見せています。THKは旋回軸受の高剛性ニーズを追随すべく、内部構造を高剛性化に適した設計にすることにより、既存製品と寸法互換性を持たせた高性能なラインナップとして高剛性シリーズ「RB-H/RE-H/RU-H形」を新たに追加します。製品ラインナップは、「RB-H形」が軸径 ø50~700の42形番、「RE-H形」が軸径 ø50~600の41形番、「RU-H形」が軸径 ø35~350の8形番と、多様なニーズにお応えすべく全91形番を展開します。
THKは、一般産業機械から精密機械、大型の高精度な工作機械まで、幅広い装置の高速化とコンパクト化、高剛性化に貢献してまいります。
特長
高負荷・高剛性
内外輪の間に円筒ころ(ローラー)がスペーサリテーナを介して交互に直交配列されているため、1個のクロスローラーリングでラジアル荷重、アキシアル荷重およびモーメント荷重などのあらゆる方向の荷重を負荷することができます。また、内部構造の再設計によって高剛性化を実現したことで、産業用ロボットの関節部や旋回部、マシニングセンタの旋回テーブルなどの高性能化に貢献します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/69594/21/resize/d69594-21-7faa1faf108e1a9945c1-1.jpg ]
既存製品との寸法互換
既存製品と同寸法を採用し、取付インターフェースを変えずに装置の高剛性化が実現できます。
豊富なラインナップ
「RB-H形」が軸径 ø50~700の42形番、「RE-H形」が軸径 ø50~600の41形番、「RU-H形」が軸径 ø35~350の8形番、全91形番を展開します。
<ニュースリリース>
https://www.thk.com/?q=jp/node/22883
プレスリリース提供:PR TIMES