プレスリリース
-世界初の前眼部診断AIの医療機器化を目指す-
慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業 OUI Inc.(ウイインク:株式会社OUI)は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の、令和4年度 「医療機器開発推進研究事業-革新的医療機器の実用化を目指す医師主導治験・臨床研究-」に採択されたことをご報告します。
OUI Inc.がAMEDの事業に採択されたのは、令和2年度 「開発途上国・新興国等における医療技術等実用化研究事業」及び令和2年度「医工連携イノベーション推進事業(開発・事業化事業)ベンチャー育成」に引き続き、3件目となります。
【今回の研究開発について】
本研究事業は、国民により安全な医療技術を早期に提供することを目的として、日本で生み出された基礎研究の成果を、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」にもとづく医療機器の承認に繋げるため、実用化への見込みが高く、科学性及び倫理性が十分に担保され得る質の高い臨床研究・医師主導治験等を推進するものです。
AMEDの支援を受けながら、自社で開発したスマートフォンアタッチメント型医療機器「Smart Eye Camera (SEC)」を活用して前眼部ビッグデータを収集し、収集データを機械学習にかけることで、前眼部疾患における診断人工知能(AI)を開発し、医療機器化を目指します。
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OUI Inc.は、今後も国内外の多様なパートナーと連携しながら、SECを国内外に広めることで2025年までに世界の失明を50%減らすことを目指してまいります。
ご参考:令和4年度 「医療機器開発推進研究事業」の採択課題について(AMEDウェブサイト)
https://www.amed.go.jp/koubo/12/01/1201C_00018.html
【Smart Eye Camera (SEC)について】
OUI Inc.は“医療を成長させる”ことを理念に、慶應義塾大学医学部の眼科医が2016年7月に立ち上げた大学発のベンチャー企業です。 眼科の診察を可能にする iPhone アタッチメント型医療機器 SECをゼロから開発し、約1年半で完成させました。iPhoneのカメラと光源を利用した眼科診療機器は本邦初であり、動物実験の結果及びヒトの眼を使用した臨床研究の結果にて、既存の細隙灯顕微鏡と同等の性能があることが証明されています。
世界の失明原因第一位は白内障です。白内障は適切な時期に治療をすれば失明に至らない可能性が高いにもかかわらず、発展途上国においては白内障による失明が社会問題となっています。SECはiPhoneに取り付けて使用する小型な医療機器であるため、電気のない地域や被災地など場所を選ばず眼科診察を可能にします。
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【会社概要】
OUI Inc.(ウイインク:株式会社OUI)は、慶應義塾大学医学部の眼科医が起業した大学発のベンチャー企業です。“医療を成長させる”ことをミッションに、現役医師の知見や技術を全ての医療現場に還元することで、常に医療を成長させ続け、最高の医療サービスを創造します。
会社名 :OUI Inc. (株式会社OUI)
URL :http://www.ouiinc.jp
本社所在地:東京都新宿区新宿1-36-2 新宿第7葉山ビル3F
代表取締役:清水映輔
設立 :2016年7月15日
事業内容:医師のアイデアをもとにした医薬品・医療機器の開発と実用化及び同コンサルティング業務
プレスリリース提供:PR TIMES