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センスウェイ株式会社

センスウェイ、低濃度のオゾンを検知可能なオゾンセンサーを搭載した「オゾンクラウドチェッカーソリューション」を提供開始

(PR TIMES) 2021年12月15日(水)19時15分配信 PR TIMES

センスウェイ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長: 神保 雄三 以下、センスウェイ)は、低消費電力広域通信のLoRaWAN(R)※1と空気中の低濃度のオゾン濃度を計測するオゾンセンサーとを組み合わせた「オゾンクラウドチェッカーソリューション(以下、本ソリューション)」を開発、本日より提供を開始いたします。
現在、世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっており、関係省庁においても新型コロナウイルスに関する呼びかけや対策が活発に行われております。特に屋内においては、新型コロナウイルスの滞留への対策が急務という実情があります。
近年では低濃度のオゾンでも新型コロナウイルスを不活化(感染性を減少)させるという実証結果も報告されており、各社より様々なオゾン発生器が販売されてきました。
しかしオゾンは高濃度になると人体にも動物にも有害であり、高濃度のオゾンの中に長時間いると頭痛や麻痺などの症状が現れるため、オゾンの濃度管理は欠かせません。
この課題を解決するため、センスウェイは、オゾンセンサーとIoTネットワークサービス、クラウドを活用した可視化サービスを統合し、ワンストップで提供いたします。本サービスの提供価値は以下のとおりとなります。

・低濃度オゾン発生器が設置されているスペース(部屋など)におけるオゾン濃度をグラフィカルに表示することが可能です。
・利用者や管理者に対して人体に影響のあるオゾン濃度(数値)になった場合の警告を出すことが可能です。
・オゾン発生器を製造しているメーカー様のウイルス対策における推奨濃度であることを可視化することが可能です。
・オゾン濃度・温度・湿度との相関値から、より高度のウイルス対策指標の割り出しをすることが可能となります。

本ソリューションは、下記の特徴を持つ高精度オゾンセンサーとLoRaWAN(R)の通信モジュールを組み合わせたセンサーデバイス(以下、本センサーデバイス)からクラウドにデータを送信します。

・ITO(インジウム-スズ複合酸化物)を感ガス材に使用した半導体式ガスセンサーで、低濃度オゾンを0.0
01ppm単位で高感度に検出できます。
・LoRaWAN(R)のネットワークは広範囲の無線通信を可能にするため、通信配線工事が不要であり、低価格でレンタル可能なゲートウェイを1台設置すれば広大なセンサーネットワークを形成でき、簡単かつ低コストでの導入が可能です。

【図1 センサー外観】


[画像1: https://prtimes.jp/i/37700/20/resize/d37700-20-e7c4d08103f5bac1ba88-10.jpg ]



【表1 センサー諸元】

[画像2: https://prtimes.jp/i/37700/20/resize/d37700-20-19be728c4265b667162b-11.png ]


オゾンの濃度が0.1ppmを超えると、臭気や鼻・喉への刺激といった人体への明らかな影響が現れますが、本センサーでは0.001ppm単位で低濃度オゾンを高感度に検出できるため、非常に細かく状態を監視できます。

本ソリューションでは、本センサーデバイスから送信されたデータをもとに、クラウド上でグラフによる可視化機能を提供します。今後は設定した閾値を超過した際のメールや携帯端末への音声・メール通知を行うアラート機能、ログダウンロードなどを実現するアプリケーションの提供を予定しております。本アプリケーションの利用にあたっては、現場環境に応じた閾値設定などのカスタマイズにも対応いたします。

【図2 PC WEB画面 センサー情報表示部分拡大(サンプル)】
[画像3: https://prtimes.jp/i/37700/20/resize/d37700-20-e3a6934b49fea881f531-8.jpg ]



【図3 スマートフォン センサー情報表示部分拡大(サンプル)】

[画像4: https://prtimes.jp/i/37700/20/resize/d37700-20-a822590ca097dda0da6f-9.png ]



本サービスにつきましては、オゾン発生器を販売している販売会社様や、オゾン発生器を製造しているメーカー様と連携させていただくことを想定しており、現在連携させていただくパートナー様を積極的に募集しています。

※1  LoRaWAN(R)とは、低消費電力での長距離通信ができる無線通信技術LPWA(Low Power Wide Area/電力長距離通信)の一種で、「LoRa Alliance(外部サイト)」が定めた「無線ネットワーク規格」の名称です。IoT向けの通信規格で、世界的に広く利用されています。また、LoRaWAN(R)はライセンス不要のアンライセンスバンド(特定小電力無線、またはISMバンド等とも呼ぶ)で、サブギガ帯と呼ばれる920MHz帯を使用しています。

■センスウェイについて
センスウェイはIoTに必要な通信である長距離・低消費電力のLPWAのLoRaWAN(R)を使ったIoTプラットフォームを提供しています。センスウェイの持つLoRaWAN(R)の技術力を背景に、ビジネス開発コンサルティングや、IoT通信プラットフォームサービス「Senseway Mission Connect」を提供しています。
https://www.senseway.net/

LoRaWAN(R)は Semtech Corporation. の商標または登録商標です。
本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

■本発表に関するお問い合わせ先
センスウェイ株式会社 益子・入江
Tel:03-6231-0612
お問い合わせフォーム:https://www.senseway.net/contact



プレスリリース提供:PR TIMES

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