プレスリリース
こどもの居場所活動団体(こども食堂や学習支援等)と食品寄贈などの支援を実施している企業の双方から考える「企業とこどもの居場所 共創セミナー」を開催
2023年3月8日(水)大阪府教育会館たかつガーデンにて 報告企業:株式会社macoto.creative、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 報告団体:人間研究所こころラボ
こどもスマイリング・プロジェクト(助成:日本財団)は、2023年3月8日(水)、大阪府教育会館たかつガーデン(大阪市天王寺区)にて、「こどもの居場所活動」を中心としたこども支援に関心のある企業・団体を対象に、「企業とこどもの居場所 共創セミナー」を大阪市社会福祉協議会 大阪市ボランティア・市民活動センターと共催で開催しました(オンラインでも同時開催)。
こどもたちに食事や居場所を提供する「こどもの居場所活動団体(こども食堂や学習支援等)」の存在感が増す一方で、多くの企業や団体から支援をしたいとの声が寄せられています。今できることを考え、こども支援の輪を広げていくために、こども支援を実践している企業と、こどもの居場所活動団体、双方の実践事例を発表し、支援企業の想いと、活動団体の想いを共有することで、業界の垣根を超えた地域単位のつながりが生まれることを目指します。
セミナーでは、大阪市社会福祉協議会より地域こども支援ネットワーク事業の取り組みを紹介した後、企業のこども支援の活動報告として、株式会社macoto.creativeとエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社の活動をご説明いただきました。また、食品寄贈などの支援を受けるこども支援団体の活動報告として、人間研究所こころラボより活動の実情や課題、企業や社会に求める支援についてお話しいただきました。最後に、食品寄贈に限らないこども支援の実例として、「こどもスマイリング・プロジェクト」が実施した食育プログラムの報告を行いました。
当日はこども支援に関心のある企業・団体や、こども支援に取り組んでいる団体や個人の方など、約60名の方にリアル・オンラインにてご参加いただき、積極的なご質問をいただきました。本セミナーは、企業とこども支援団体双方の視点からこども支援の在り方を考え・共有し、交流する場となり、持続的なこども支援につなげるための学びの時間となりました。
今後もこどもスマイリング・プロジェクトは、こどもたちの心と体の成長に必要な『食』や食に関わる『職』などの経験を届け、食品企業の様々な取組への理解と地域への貢献を通じた持続可能な社会を目指す仕組みの構築を目指し、こうした支援の輪を広げる活動を推進していきます。
イベント名 企業とこどもの居場所 共創セミナー
イベント名 企業とこどもの居場所 共創セミナー
日 時 2023年3月8日(水) 14時30分〜16時30分
場 所 大阪府教育会館たかつガーデン 8F たかつ東中(大阪市天王寺区東高津町7-11)
※オンライン同時開催
対 象 社会貢献活動、こどもの居場所づくりや取組み等に関心のある企業・団体
こどもの居場所活動に取り組む団体 など
プログラム
1. 地域こども支援ネットワーク事業のご紹介:大阪市社会福祉協議会
2. 企業のこども支援事業活動報告1:株式会社macoto.creative
3. 企業のこども支援事業活動報告2:エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
4. こどもの居場所活動団体活動報告:人間研究所こころラボ
5. 食品寄贈に限らないこどもの支援の多様なあり方:こどもスマイリング・プロジェクト事務局
6. 質疑応答・交流会
共 催 大阪市社会福祉協議会、こどもスマイリング・プロジェクト事務局
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講演内容】
■大阪市の地域こども支援ネットワーク事業のご紹介
大阪市社会福祉協議会 大阪市ボランティア・市民活動センター 泉 颯斗氏
大阪市社会福祉協議会では、地域こども支援ネットワーク事業として、こども支援活動団体の活動サポートや、支援者からの支援受け入れ促進を実施してきました。登録団体数は270を超え、今年度も100近い企業や団体からの寄付をいただき、各団体に提供しています。活動団体と支援者の交流や相互理解もサポートし、支援の輪の広がりを目指しています。
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■企業のこども支援事業活動報告
株式会社macoto.creative 弁護士 北村 真一 氏
身寄りのないお年寄りの遺産の寄付先をコーディネートしています。相談者のなかには、こども支援団体への寄付を希望する方も多くいらっしゃいます。候補となる活動団体を視察し、生前に寄付を決めてしまう場合もあります。寄付する側と支援される団体が、法的な心配なく、相互理解を深め、支援の輪が広がるサポートをしたいと思っています。
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エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 経営企画室 サステナビリティ推進部長 西田 哲也 氏
百貨店やスーパーマーケットを運営しており、地域の一員として、地域とともに心通う社会を育んでいきたいと思っています。地域共創型のサステナビリティ活動として、公民連携の子どもの居場所「子どもLOBBY」や「1日だけの子ども食堂」「稲刈り体験」など、様々なこども支援の取り組みに挑戦しています。
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■こどもの居場所活動団体活動報告
人間研究所こころラボ 代表 北村 純 氏
カウンセラーのお仕事から始まったこともあり、こどもお笑い道場やこども食堂など、こどもを支える多彩な活動を行っています。こども食堂のお弁当を調理しますと地域の飲食店が名乗り出てくれたり、食料支援をいただいている企業とイベントの共同開催をするなど、共創の取り組みが多く実現しています。
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■食品寄贈に限らないこどもの支援の多様なあり方
こどもスマイリング・プロジェクト 事務局 国友 千鶴
こども食堂に通うこどもたちに、エシカル消費や食品ロス削減を学んでもらう職業体験型食育プログラムを企画実施しています。企業の事業内容に即したプログラムを開発し、「有機農業収穫体験」などのイベントを実施してきました。体験を中心とする食育プログラム通じて、こども支援団体と企業とのネットワークのを構築を目指します。
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こどもスマイリング・プロジェクトとは?
こども食堂等に通うお子様へのエシカル消費に関する食育プログラムを実施し、こどもたちを支援するネットワークとの信頼関係を構築。こどもたちの心と体の成長に必要な『食』や食に関わる『職』などの経験を届け、食品企業の様々な取組への理解と地域への社会貢献の仕組みの構築を目指します。
本プロジェクトは一般社団法人サスティナブルフードチェーン協議会が主催しています。
URL: https://www.k-smile-ring.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES