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AAIC投資先の医療用品製造大手Revital Healthcare(ケニア)が商船三井グループと戦略的提携に向けた覚書を締結

(PR TIMES) 2024年01月22日(月)10時15分配信 PR TIMES

〜モンバサ経済特区でのヘルスケア物流拠点設立を共同検討〜

AAIC Investment Pte. Ltd. (CEO:椿 進、本社:シンガポール、以下「AAIC」) の投資先である、ケニアの医療用品製造会社Revital Healthcare (EPZ) Limited(会長:Dr. Rajni Vora、本社:ケニア共和国モンバサ、以下「Revital社」)は、株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区)、商船三井ロジスティクス株式会社(社長:八嶋浩一、本社:東京都千代田区)と、ケニア・モンバサ経済特区での医療用品・医薬品の物流センター建設に向けた戦略的提携についての覚書(以下「本覚書」)を締結しました。
AAICはRevital社に対し、2020年の大原薬品との共同投資後、医療用品製造会社としての事業展開や資金調達支援を行ってきました。そして、さらなるアフリカにおけるヘルスケア事業のバリューチェーン構築に向けた戦略的アドバイザリーを実施している中で、物流事業に向けた今回の覚書に至りました。

【本覚書の署名式の様子と記者会見の様子】
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83300/18/83300-18-766c7b2ca977100a0bc1c8d985978be7-1280x462.jpg ]


Revital社は、輸出特別区に立地し、再利用が不可能な注射器を柱に、採血管、コロナ・マラリア・HIV等の簡易検査キット、輸血器具など、58種類の医療用品・関連用品を製造するサブサハラアフリカを代表するメーカーです。サブサハラで世界保健機構(WHO)の医療器材品質認証(PQS:Performance、Quality、Safety)の認証を受ける唯一のメーカーとして、高い技術力と製造力に強みを持っています。それにはビルメリンダゲイツ財団など多くの国際機関からも高く評価されています。現在、アフリカでは医療用品を他地域からの輸入に依存しているという課題に直面しています。その解決のため、内製化の体制構築に向けて事業を展開しています。

【Revital社の注射器。再利用が不可能で、高い技術的評価を受けている】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83300/18/83300-18-123d0254d7498c0ad92199740b93f7a8-1024x684.jpg ]


Revital社は、この課題の根源には、医療用品・医薬品のアフリカへの供給がそれ以外の広範な地域を経由する非効率な体制になっていることに着目し、ケニアに物流センターを設立することで、輸送コスト・輸送時間の短縮を図り、より効率的な配送に貢献する事業を検討しています。

【Revital社の工場の様子】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83300/18/83300-18-5595ef8f0754b0b190c79da4a9bcd853-1280x400.jpg ]


今回、Revital社は自らの医療用品・医薬品の専門知識、国際機関とのネットワークと、商船三井グループの世界的なネットワーク、さらには海運、インフラの専門知識を連携することで、アフリカのヘルスケア物流課題解決に貢献することを目指します。

AAICのダイレクターであり、Revital社の取締役でもある半田滋は以下のように述べています。
「今回Revital社が商船三井グループと戦略的な物流事業検討に向けた覚書を締結したことは、アフリカのヘルスケア分野での効率的物流網構築に向けた第一歩を踏み出したことになります。既にアフリカでの医療用品製造に重要な役割を果たしているRevital社が、戦略的パートナーと共にバリューチェーンを広げることで、更なる事業展開につながることに期待しています」

●関連記事(商船三井)
ケニアの医療用品製造大手Revital Healthcareと戦略的提携に向けた覚書を締結
https://www.mol.co.jp/pr/2024/24007.html

■Revital社について
会社名  :Revital Healthcare (EPZ) Limited
本社所在地: ケニア共和国モンバサ
代表者  :Dr. Rajni Vora
設立   : 2008年
URL   :https://revitalhcare.com/
事業内容 :
Revital社はケニア・モンバサの輸出特別区に立地し、再利用が不可能な注射器(WHOのPQSを取得)を柱に、採血管、コロナ・マラリア・HIV等の簡易検査キット、輸血器具など、58種類の医療用品・関連用品を製造するサブサハラアフリカを代表するメーカーで、アフリカ諸国のみならずアジアなど数多くの国々に輸出している。AAIC Investment Pte.Ltdが運営するAfrica Healthcare Fundから2021年に大原薬品工業株式会社(社長:大原誠司、本社:滋賀県甲賀市)と共に出資。

■AAICについて
会社名  :AAIC Investment Pte. Ltd.
本社所在地:シンガポール
代表者  :椿 進
設立   :2013年
URL   :https://aaicinvestment.com/ja/home-jp/
事業内容 :
AAICホールディングスのファンドマネジメント会社として、2013年にシンガポールで設立。2014年から日系企業のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)の運営をサポート。2017年、日系初のアフリカに特化したファンド(アフリカヘルスケアファンド、AHF 1号)を設立、アフリカのヘルスケアセクターを中心に投資を実施。2022年にはアフリカ・イノベーション& ヘルスケアファンド(AHF 2号)を組成、両ファンドを合わせて約87百万USドル(約130億円)、投資先は45社を超える(2024年1月時点)。


【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
会社名:AAIC Investment Pte. Ltd.
氏名 :半田滋
役職 :ダイレクター
連絡先:pr-investment@ aa-ic.com
(お問い合わせの際は、@の後のスペースを削除するようご留意頂ください)

https://prtimes.jp/a/?f=d83300-18-a5bb8ea8b2acbf53e6f88cfe7156e405.pdf



プレスリリース提供:PR TIMES

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