プレスリリース
〜『快適なまち』づくりの効率化、省力化、高度化の 持続可能な取組について〜
My City Reportコンソーシアム、(一社)社会基盤情報流通推進協議会、東京大学デジタル空間社会連携研究機構、東京大学空間情報科学研究センターは、スマートフォンアプリを活用して官民協働でまちづくりを進めるための国の施策や各自治体の情報を共有する場として、快適なまちづくりのDXに関心のある自治体や事業者を対象に、「市民協働アプリサミット2022」を2022年10月18日(火)13時よりオンライン配信にて開催します。
市民投稿アプリの紹介と、今年度のテーマ「『快適なまち』づくりの効率化、省力化、高度化の 持続可能な取組について」のパネルディスカッション、国土交通省道路局企画課道路経済調査室長をお招きし、「道路システムのDX 〜xROAD(クロスロード)の推進〜」と題した基調講演を行います。
本シンポジウムは、昨年度初めて「オンラインシンポジウム」として開催しましたが、本年度より「市民協働アプリサミット」と名称を変更してのリスタートとなります。
[画像: https://prtimes.jp/i/69280/18/resize/d69280-18-c845ab66f37ec471ad65-0.png ]
「市民協働アプリサミット2022」について
近年の新型コロナウイルス感染症拡大に伴うリモートワークの増加を背景に、我々がふだん居住するまちを意識する事が増えています。しかし、我々のまちの維持管理や将来の姿を行政だけに頼るのではなく、デジタルコミュニケーション技術をうまく活用する事により行政と市民の相互理解が円滑に進み、市民が当事者意識を自然と持てる事が必要になっています。
そのような問題意識に立ち、My City Reportコンソーシアム、(一社)社会基盤情報流通推進協議会、東京大学デジタル空間社会連携研究機構、東京大学空間情報科学研究センターの共催で、市民自らがスマートフォンから道路や公園等の不具合箇所の写真とその内容を投稿する「市民協働投稿サービス(for citizens)」と、スマートフォンを自動車に設置して走行することにより、ポットホールや亀甲状ひび割れ等の道路損傷をAIが自動検知する「道路損傷検出サービス(for road managers)」を提供しています。また同様のサービスは、いくつかの企業からも提供されておりますので、その開発者やこういったサービスの利用者をお招きし生の声をいただく、「市民協働アプリサミット2022」をオンライン開催いたします。
【開催概要】
イベント名称:「市民協働アプリサミット2022」
開催日時 :2022年10月18日(火)13:00〜15:30予定
開催形式 :オンライン配信
参加対象 :快適なまちづくりのDXに関心のある自治体や事業者
参加費用 :無料
参加方法 :視聴のみの場合は事前申込み不要
(ただし、事前申込フォームより登録いただくと当日の質問や資料ダウンロードの特典があります)
特設サイト :https://dss.csis.u-tokyo.ac.jp/event/20221018/
note記事 :https://note.com/mcr_consortium/n/n173996c2f931
主催 :My City Reportコンソーシアム
(一社)社会基盤情報流通推進協議会
東京大学デジタル空間社会連携研究機構
東京大学空間情報科学研究センター
My City Report コンソーシアムとは
次世代型市民協働プラットフォーム「My City Report」(以下、MCR)は、東京大学が主体となった情報通信研究機構(NICT)ソーシャル・ビッグデータ利活用・基盤技術の研究開発による委託研究『現場の知、市民の知を有機的に組み込んだ次世代型市民協働プラットフォームの開発』(2016年度〜2018年度:178D02)をきっかけにスタートしました。2016年から千葉市・室蘭市・足立区・墨田区・沼津市・弘前市などと共同研究を実施し、2018年からコンソーシアム準備会を経て、2019年4月よりMCRコンソーシアムを設立し運営を開始しました。
MCRは、市民向けサービス「MCR for citizens」と道路管理者向けサービス「MCR for road managers」の 2 つのサービスから構成されています。「for citizens」は、スマートフォンを用いた市民による通報アプリケーションで、例えば舗装の傷みやごみの不法投棄など、まちで見つけた「こまった」を市民発信で自治体に投稿してもらうもの。市民からの投稿に対して、自治体内の関係部署が連携してスムーズに対応したり、市民への回答をしたりできる。桜の開花状況の投稿など、テーマに沿った投稿募集などもできる官民協働のプラットフォームです。
「for road managers」は、道路管理者が車内のダッシュボードにスマートフォンを設置して走行するだけで、AIを搭載した専用アプリケーションが路面の損傷を自動検知して撮影し、日々の道路巡回業務でおこなう目視点検のを効率化できるというもの。発見された損傷はWEB管理画面で位置情報などと共に閲覧でき、補修対応を決めたり指示書を出力できます。
MCRコンソーシアムは、2022年9月現在、全国1都2県6区21市1町1村の計32自治体が会員として成り立っており、官民協働の「まちの課題」解決に取り組んでいます。
【団体概要】
団体名 :My City Report コンソーシアム事務局
事業内容 :次世代型市民協働プラットフォーム「My City Report」の普及促進、運用支援
設立 :2019年4月
WEBサイト:https://www.mycityreport.jp/
本件に関するお問い合わせ先
本リリースに関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
My City Report コンソーシアム事務局
mcr-info@aigid.jp
プレスリリース提供:PR TIMES