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モルゲンロット株式会社

モルゲンロットが、GPUベースの高速計算処理サーバ搭載の産業用コンテナ型データセンターソリューション「M:MDC(モルゲンロットモバイルデータセンター)」を発表

(PR TIMES) 2021年12月01日(水)12時15分配信 PR TIMES


2021年12月1日
モルゲンロット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 井上博隆、以下モルゲンロット)は、株式会社ミライト(本社:東京都江東区、代表取締役社長 中山俊樹、以下ミライト)、篠原電機株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 篠原基一郎、以下篠原電機)とともに、GPUベースの高速処理サーバー搭載の産業用コンテナ型データセンターソリューション「M:MDC(モルゲンロットモバイルデータセンター)」を発表しました。

本格的5G時代に備えて、より大量のデータを高速処理するためにGPUベースの高性能サーバーの導入が広がっています。同時に、高性能GPUの高速動作により発熱量が増大してデータセンター内部が高温になり、サーバの誤作動やシステムダウンを起こす可能性があり、これを防止する為の冷却が必要になります。ところが、このサーバを冷やすための空調設備にも多くの電力が必要となるため、データセンター全体での消費電力量はさらに増えてしまうという構造的な問題を抱えています。昨今SDGsが必須課題となる中、社会全体での節電が求められており、加えてコスト削減のためにも、データセンターでは電力消費をいかに削減するかが大きな課題となっています。

今回モルゲンロット・ミライト・篠原電機が発表した「M:MDC」はお客様のビジネスニーズに応える堅牢なコンテナ型データセンターソリューションです。

各社の役割

・モルゲンロット
顧客のニーズに合わせたGPUサーバの設計、調達、世界中に分散されたGPUを制御、管理する「Excalibur(R)」、クラウドレンダリングサービス「RenderPool」の提供、GPUクラウドサービス「M:CPP」の提供

・ミライト
地盤調査、電力工事、コンテナの設計・施工、監視・保守を担当し、研究開発・ビジネスユーズのお客様をサポートを実施

・篠原電機
篠原電機が独自開発した間接外気空調技術「楽COOL」の採用でコンテナ内の空調の効率化が飛躍的に向上、気象条件が異なる環境での効率的な冷却が可能となる


M:MDC外観 
[画像1: https://prtimes.jp/i/53470/18/resize/d53470-18-875f3f861e6c5834c661-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/53470/18/resize/d53470-18-732ce47d9933a78b2852-1.png ]



モルゲンロットのGPUベースの高速計算処理サーバ搭載の産業用コンテナ型データセンターソリューション「M:MDC」は次のような利点を持っています。

● AMD社との緊密な協業関係によってAMDの高性能GPUをサーバーにて使用可能

●4UサイズのGPUサーバー40ユニットを一台のコンテナに実装可能、安定した省エネ・省コストのシステム構築を実現

●コンテナ型サーバーの設置により異なる環境下での大量データのエッジ処理がセキュアな環境で実現可能

● 再生エネルギー施設サイトに設置することで、クリーンな余剰電力活用を実現

●モルゲンロット独自の分散処理アルゴリズムExcalibur(R)をポーティングすることにより、クラウドベースのスケーラブルな計算能力の向上が可能

●モルゲンロットが提供するレンダリングサービスRender Pool(R)およびベアメタルGPUクラウドサービスのM:CPP、今後開始されるサービスへの接続が可能


「M:MDC」は国内初の高密度で堅牢なGPUベースの高性能な産業用コンテナサーバーで、地域の研究開発機関、スマートシティー関連機関、環境保全関連企業に対しクリーンなエネルギーによる高速計算力を提供するソリューションとして大いに期待されております。今後ULなどの海外仕様にも対応予定でグローバルなビジネス展開にも対応いたします。


【モルゲンロット株式会社について】
「グリーンコンピューティングパワーで、デジタル社会のインフラを創造する」をミッションに掲げるスタートアップです。
私達は分散型処理技術をコアとし、再生可能エネルギーや余剰電力を活用するグリーンデータセンターを世界中に構築。先端企業などへ最適な形で提供、人と地球にやさしいデジタル社会のインフラを創造します。


【株式会社ミライトについて】
1944年の設立以来70余年の長きにわたり、通信インフラ建設、及び電気設備工事業を通じ社会の発展に貢献し、ICT技術を核とした社会イノベーションの創出に注力しています。
現在では、通信インフラ網・電気設備の構築の分野において、先進的な技術とサービスを提供しています。


【篠原電機株式会社について】
1961年の創業以来、電材業界を中心に顧客ニーズ適合型商品を開発・製造・販売するメーカー商社として価値の高い製品を製造・販売し続けてきました。
ITソリューション事業は、SDGs、脱炭素化、新常態、地方創生時代への対応などの社会的課題に対し最先端のICTインフラ技術で応えています。5G、DX、マイニングなどで高度化するMECの進化を支えるコンテナ型データーセンターの普及とシステムインテグレーションに注力しています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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