プレスリリース
Absolute Security、Syxsenseを買収 エンドポイントと脆弱性の自動管理機能を搭載した次世代のサイバーレジリエンスプラットフォームへ
本発表は、Absolute Software米国本社のプレスリリース抄訳版です。原文はこちらからご覧いただけます。
- 現代のレジリエンスインフラに欠かせないAbsoluteサイバーレジリエンス プラットフォーム- Absoluteはファームウェア内で独自のポジションである特長を活用し、遠隔での可視化と制御、全PC、アプリケーション、セキュリティ対策の自動修復を提供- Absoluteプラットフォームに、遠隔で自動実行可能な回復力の高いエンドポイント・脆弱性管理、パッチ適用、修正機能をもたらすSyxsense。脅威や設定ミス、アップデートの不具合への対策を強化
米国シアトル - 2024年9月5日-企業のサイバーレジリエンス分野をリードするAbsolute Securityは、自動エンドポイント・脆弱性管理の革新企業であるSyxsenseを買収したことを本日発表しました。Absoluteサイバーレジリエンス プラットフォームは、6億台のPCのファームウェアに組み込まれ、比肩できないエンドポイントの制御と可視性、そしてアプリやセキュリティ対策の回復性を提供しています。そこにSyxsenseが加わることで、脆弱性とパッチの自動管理機能がプラスされます。デバイスの電源を入れた瞬間からファームウェアに組み込まれたAbsoluteのプラットフォームが働いて、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーション、重要セキュリティ対策を常に最新の状態に保ち、脆弱性や脅威から保護し、不具合のない動作を保証します。
「アプリやOSに根本的な問題があると、ビジネスに支障をきたします。最新の脅威を防ぐために何十億ドルの費用を投じても、この状況は変わりません。OSが読み込まれる前に問題に対処する、現代型のレジリエンスアーキテクチャが必要なのです。これができるのはデバイスのファームウェアだけであり、Absoluteのポジションは正にその位置なのです。」Absolute Security CEOのChristy Wyattはこのように語ります。「Syxsenseが加わることで、総合的なレジリエンス機能一式を世に出すことができます。サイバーレジリエンスの新しい形として、OSの起動前やアプリの読み込み前に欠陥・脆弱性を修正することができ、問題があってもそれがインシデントとして現れることはありません。Absolute独自のプラットフォームが予めインストールされたセーフティネットとして機能し、アップデートの不具合による大規模なインシデントが発生した場合でも、コンプライアンス、完全性、回復性を確保します。」
2012年に創業したSyxsenseは、アナリスト企業のGigaOmから統合エンドポイント管理(UEM)のリーダーに認定されたほか、他の大手アナリスト企業からも統合エンドポイントセキュリティ(UES)のイノベーションを評価されています。SyxsenseがAbsoluteに加わると、次のような機能が実現されます。
- 自動パッチ管理:全プラットフォームにリスクベースの包括的なパッチ適用が行われます。コンプライアンスの検証が可能となり、パッチギャップが短縮され、規制要件への適合につながります。- 脆弱性の修正:パッチ済み/未パッチのどちらの脆弱性に対しても、予防的な自動修正を行います。事前定義されたセキュリティフィックスの強固なライブラリを利用して、リスクへの曝露を最小限に抑えます。この中には、正式なパッチが公開される前に脆弱性を修正する機能も含まれています。- カスタムワークフローの自動化:チームがカスタマイズしたセキュリティワークフローを迅速に構築・展開できるようになります。複雑さを増すことなく応答時間と運用の俊敏性を高めます。
Syxsenseが既存の機能と組み合わされることで、エンドポイントのセキュリティ、可視性、制御、接続性、回復力、そしてアプリとセキュリティ対策の自動復活機能をレジリエントなものにすることができます。
「エンドポイントと脆弱性の自動管理がAbsolute Securityに加わることを嬉しく思います。」こう語るのはSyxsense CEOのAshley Leonard氏です。「私たちはこれまで、世界中に分散するエンドポイントでリスクを最小化し、重要なセキュリティ・管理業務を効率化する信頼性の高いラットフォームを構築してきました。ファームウェア内でのAbsolute独自のポジションを活用することで、真にレジリエントな業界唯一のソリューションを広く市場に送り出すことができます。」
今回の買収により、Absoluteはさらに多くの市場で顧客基盤や国際事業展開、競争力を拡大することになります。また、統合エンドポイント管理(UEM)や脆弱性管理という隣接市場にも参入できることで、企業サイバーレジリエンス分野におけるAbsoluteのリーダーとしての地位が確固たるものになります。この2分野の市場規模は2027年までに合わせて350億ドルになると推定されています。加えて、エンドポイントセキュリティ市場の規模も推定400〜500億ドルにのぼります。
現在のSyxsenseのお客様やパートナーは、すでに運用中の場合でも引き続き完全なサポートを受けることができます。Absoluteのお客様は、Syxsenseのエンドポイント・脆弱性管理機能を追加することが可能になります。組織全体でどのようにサイバーレジリエンスを達成するかについて、詳しくはブログをご覧ください。
Absolute Securityについて
Absolute Securityは、世界の大手デバイスメーカー28社以上と協業し、6億台のデバイスのファームウェアに組み込まれています。世界中で数千社のお客様から支持され、1,600万のPCユーザーにご利用いただいています。デジタル企業にAbsolute Securityのサイバーレジリエンス プラットフォームを融合することで、リモートワークやハイブリッドワーク中に世界のどこからでも安全で途切れない接続を確保できるほか、サイバー攻撃・中断があっても素早く事業を復旧できるようになります。受賞歴のあるAbsolute Securityの機能の数々は、「ゼロトラスト ネットワークアクセス(ZTNA)」、「エンドポイントセキュリティ」、「セキュリティサービスエッジ(SSE)」、「ファームウェア組み込み型パーシステンス」、「自動セキュリティ対策評価(ASCA)」、「ゼロトラスト プラットフォーム」といった複数の技術カテゴリーで評価され、リーダーとして認められています。詳しくは、http://www.absolute.com/ja/をご覧ください。また、LinkedIn、X、Facebook、YouTubeをフォローしてご確認ください。
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プレスリリース提供:PR TIMES