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株式会社CUUSOO SYSTEM

物流2024年問題対策:株式会社石渡運輸が「みんなの場」で中継輸送のスペースを提供

(PR TIMES) 2024年03月15日(金)17時45分配信 PR TIMES

〜効率的な輸送により14.4t相当のCO2を削減を達成し、ドライバーの労働時間削減にも貢献〜


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/3665/14/3665-14-f23d8b77f7b6fb7511f2deb5437ee114-1800x1600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

株式会社CUUSOO SYSTEMが運営する参加型エリアサイト「みんなの場」では、「バケツリレー物流プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトは「みんなの場」を利用することにより、ドライバーやトラックが途中で交代することで長距離輸送を実現する中継輸送のマッチングを容易にさせます。地域の物流企業同士が助け合うことで2024年問題対策の一助を担っています。

このプロジェクトの参画企業である株式会社石渡運輸(以下、石渡運輸)は、中部地方から東北地方への物流プロジェクトにおいて中継輸送を実現し、CO2の削減と、ドライバーの労働時間削減に寄与したことをご報告いたします。
中継輸送事例概要
石渡運輸は資材置き場や駐車場の空きスペースを物流の中継地点として利用した貸し出しを行なっていました。
物流の2024年問題に対する対処策の一つである中継輸送が日本の物流に普及することを目指し、この貸し出しに関する情報を「バケツリレー物流プロジェクト」の一環として「みんなの場」上で提供しています。

今回は、電源用キュービクルの保管と輸送に関わる物流会社(以下、A社)様の中部地方から東北への電源用キュービクル物流プロジェクトにおいて、茨城県取手エリアにある石渡運輸スペースを貸し出す形で中継輸送を実現したことをお知らせいたします。

※なお、輸送地点の詳細な場所については秘密情報とさせていただいておりますので本事例紹介における輸送時間やCO2排出量の試算については、出発地点を名古屋市中心部、目的地を盛岡市中心部とみなして算出を行なった目安となります。

また、スペースの提供のみならず依頼に応じて輸送についても一部を石渡運輸が担い、A社やA社の協力会社である中部地方の運送会社と連携しての輸送を実現しています。

今回のプロジェクトでは、最終目的地には4t車程度の大きさの車しか入ることができませんでしたが、中継輸送を採用したため中部地方から石渡運輸スペースまでは10t車でまとめて荷物を運び込み、4t車に詰め替えることができました。
これにより、本来であれば中部地方から東北地方まで4t車で約100往復が必要であったところ、中部地方から石渡運輸スペースまでのおよそ半分程度の行程を10t車で約10往復に削減することができています。
CO2排出量の削減効果
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/3665/table/14_1_170635212a62bb8feb1f2d387e296bad.jpg ]
大きさの異なるトラック間で荷物の詰め替えを行なったことによる走行量の削減により、14.4tのCO2排出量削減(目安)が得られました。

※試算根拠について
中継輸送なし:輸送回数を名古屋市から盛岡市まで833kmを4t車で100回輸送したと仮定
中継輸送あり:名古屋市から石渡運輸までの462kmを10t車で10回、石渡運輸から盛岡市まで485kmを4t車で100回輸送したと仮定
また片道分の走行距離のみを考慮し、それぞれの1kmあたりのCO2排出量は「ロジスティクス分野におけるCO2 排出量算定方法 共同ガイドラインVer. 3.2」(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/ninushi/pdf/guidelinev3.2.pdf)における見なし燃費を採用しています。
これにより、中継輸送を行なった場合のCO2排出量を28.0t、行わなかった場合のCO2排出量を42.5tとし、削減効果として14.4tとしています。
なお、この数字は目安であり実際の輸送地点を用いて計算したものではありません。

ドライバーの労働時間削減効果
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/3665/table/14_2_5aac3f8494abcf907626098e9e7b7323.jpg ]
大きさの異なるトラック間で荷物の詰め替えを行なったことによる走行量の削減により、ドライバーの労働時間を合計約1400時間削減を実現しました。
※試算根拠について
中継輸送なし:輸送回数を名古屋市から盛岡市まで833kmを片道25時間で100回輸送したと仮定
中継輸送あり:名古屋市から石渡運輸までの462kmを片道10時間で10回、石渡運輸から盛岡市まで485kmを片道10時間で100回輸送したと仮定
それぞれの輸送時間は休憩時間を含めた概算の時間を採用しています。
なお、この数字は目安であり実際のドライバーの労働時間ではありません。

石渡運輸スペースのご紹介
今回輸送対象となった電源用キュービクルは危険物に該当いたしましたが、石渡運輸側で消防本部への届出を行い適法に一時保管を行いました。
また、電源用キュービクルがパレットに乗っていなかったため、石渡運輸設備の天井クレーン・フォークリフトをご利用いただき保管場所への移動を実施しました。
茨城県取手エリアの中継輸送スペース利用に興味がある方はこちら
石渡運輸スペースの中継物流を行いたい企業向けの貸し出し可能状況は、「みんなの場」取手エリアのページにて随時更新しております。
ドライバーの方のためのトイレや荷物の詰め替えのためのフォークリフトの貸し出しも可能です。また、今回事例のように危険物の保管も対応可能です。

今回の事例のように、東北と中部を結ぶ輸送ではちょうど中間地点に位置しており、中継地点としてお役に立てると考えております。

利用にご興味がある方は、ぜひ「みんなの場」からお問合せください。
スペース利用の詳細を見る

バケツリレー物流プロジェクトとは
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/3665/14/3665-14-0da74b5c18772f99ceda9af6a6f683f9-1708x412.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

バケツリレー物流プロジェクトは、共創プラットフォーム「みんなの場」で行われている物流の2024年問題に対して、物流に関わる企業が助けあうことで対処を目指すプロジェクトです。
これまでは「一人親方」に代表される小規模な運送事業者が長距離輸送をになうことが多かった日本の物流ですが、残業規制により一人のドライバーが走行できる距離は短くなります。
バケツリレーのように、ドライバーやトラックが途中で交代することで、一つの会社一人のドライバーが担える輸送が短くなっても会社同士の助け合いにより長距離輸送を実現する中継輸送が注目されています。
バケツリレー物流プロジェクトは、「みんなの場」を用いて運送事業者同士がマッチングし会社をまたいだ中継輸送を実現していくプロジェクトです。

株式会社CUUSOO SYSTEM
東京都品川区東五反田5-25-19 東京デザインセンター 5F
代表取締役:西山浩平
https://cuusoo.co.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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