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Classiq Technologies Ltd.

Classiqと英Oxford Quantum Circuitsが提携を発表 量子コンピューティングとデータセンターのシームレスな融合の推進を目指す

(PR TIMES) 2023年12月06日(水)14時45分配信 PR TIMES

量子ソフトウェアの開発企業であるClassiq Technologies(本社:イスラエル・テルアビブ、以下「Classiq」、URL: https://ja.classiq.io/ )と量子コンピューティングハードウェアのパイオニアであるOxford Quantum Circuits(オックスフォード クァンタム サーキッツ、本社:英国 ロンドン、CEO:イラーナ・ウィスビー博士、以下「OQC」)は、本日、高度な量子コンピューティングを研究機関及び産業界のユーザーにとってより身近で合理的なものにすることを目指し、提携を結んだことを発表しました。
Classiqは、量子ソフトウェアの開発から量子プロセッサー上での実行までを自動化するエンドツーエンドの量子ソフトウェアプラットフォームを提供しています。Classiqが持つ独自技術は、機能モデル、高レベルの量子コード、またはPyomoとの統合から最適化された量子回路を自動的に合成します。

OQCは、超伝導量子ビットをベースとしたエンタープライズ向けの量子コンピュータの開発と構築に注力しています。同社は、OQCの量子システムの使いやすさと、シームレスな導入を確実なものとするために、最適なソフトウェアパートナーと協力していくことを表明しています。

本提携によって、ClassiqとOQCは、モデリング、デバッグ、量子回路の自動合成、回路最適化、OQCの最先端の量子ハードウェア上での実行を含む、一連の円滑なフローをユーザーに提供します。Classiqのプラットフォームは、OQCの量子プロセッサーに最適化されたアルゴリズムの実行をサポートするように拡張され、OQCが最近発表した世界初のエンタープライズ向け量子コンピューティング・プラットフォーム「OQC Toshiko」を含め、開発者のニーズに合った量子バックエンドを選択できるよう、より多くのオプションを提供します。

本提携の一環として、両社は、それぞれが有する技術をデータセンター及びHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)に一層統合していくことを目指し、協業を続けてまいります。

Classiqの最高経営責任者(CEO)であるニール・ミネルビは、次のように述べています。「OQCと提携し、当社のソフトウェアを通じて、ユーザーがOQCの革新的な量子システムへアクセスをする支援ができることをうれしく思います。私たちは、OQCと協力し、量子開発者に、設計から最新鋭のハードウェア実行までの合理化されたワークフローを体験していただきたいと考えています」

OQCのCEOであるイラーナ・ウィスビー博士は、次のように述べています。「Classiqのソフトウェアは、開発者にとっての複雑さを取り除くことで、量子の能力を解放する手助けをします。Classiqとの提携を通し、当社のハードウェアが幅広い量子コミュニティでシームレスに使用され、実世界にインパクトを与えることができることをうれしく思います」

本提携は、世界トップクラスの量子ソフトウェアと量子ハードウェアを組み合わせることで、量子エコシステムを推進するという両社のコミットメントを反映したものです。本共同ソリューションは、量子コンピューティングの可能性を実現し、量子の未来を構築するために、あらゆる業界のユーザーを支援するものです。

■Classiqについて
量子ソフトウェアのリーディングカンパニーであるClassiq Technologiesは、アルゴリズム設計から実行に至るまで、量子コンピューティングへのシングルエントリーポイントを持つ包括的なソフトウェアプラットフォーム(IDE、コンパイラ、OS)を提供しています。あらゆるレベルの開発者に対応し、顧客が量子コンピューティング革命を最大限に活用できるようなソフトウェアを提供することで、量子コンピューティングへのアクセスを民主化することを目指しています。量子プログラミングを自動化するローコード開発環境は、人口知能(AI)、機械学習(ML)、線形代数のバックグラウンドを持つ人々を含む幅広い人材が、量子コンピュータ・ハードウェアのプログラミングに関する深い専門知識が無くとも、量子コンピューティングの活用を可能とします。また、量子コンピュータ、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、量子シミュレータで使用するソフトウェアを提供する先進的な計算ハードウェアプロバイダーとも緊密に連携しています。ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)、HSBC、Samsung、インテーザ・サンパオロ、NTTといった強力な投資家に支えられ、Classiqの世界クラスの科学者・エンジニアチームの数十年の量子専門知識が、画期的なソフトウェア開発プラットフォームに活用されています。詳細は、LinkedIn( https://www.linkedin.com/company/classiq-technologies/ )、X(旧Twitter https://twitter.com/classiqtech )、YouTube( https://www.youtube.com/c/ClassiqTechnologies )でClassiqをフォローするか、ウェブサイト( https://ja.classiq.io/ )をご覧ください。

■オックスフォード クァンタム サーキッツ(OQC)について
QQCは、世界有数のQCaaS(量子コンピューティング・アズ・ア・サービス)を提供する企業です。お客様が量子をより身近に利用して、画期的な発見ができるよう支援します。強力で安全な32量子ビットのエンタープライズ対応量子コンピュータであるOQC Toshikoは、現在プライベートベータ版で、パブリッククラウドとデータセンターのファブリックを通じて近日公開予定です。詳細は、 https://oxfordquantumcircuits.com/ をご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES

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