プレスリリース
有限会社教育図書二十一代表取締役の吉田敬亮氏が語る、『ユアスタ』への想い
有限会社教育図書十一(きょういくとしょ21、本社:東京都豊島区)の代表取締役を務める吉田敬亮氏が、父が創業した企業の二代目として、『UrSTUDX(ユアスタディクス)』を手掛け、1年経った今の想いを語ります。
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吉田敬亮氏が前職を退職し、家業に入ったのは2021年4月。
有限会社教育図書二十一のメイン事業である、「小学校受験対策の幼児教室、模試運営」において、これまでの知見を活かし、競合や市場調査による価格や定員の見直し、ホームページの改善やITツールを用いた申込受付方法の改良などを推進。
業務効率化による社員業務時間の削減を行うと共に、売上において前年比約30%の成長、利益ベースでは2倍以上の実績を達成した。
また上記のように既存事業を力強く舵取りをする傍らで、2021年10月から、オンライン教育プラットフォーム『UrSTUDX(ユアスタディクス)』を開始。新規事業を始めて1年が経った今の想いを語る。
■UrSTUDX公式サイト:https://urstudx.com/
■UrSTUDX紹介サイト:https://info.urstudx.com/
自身の経験が、新規事業を始めるきかっけに
――『UrSTUDX(以下、ユアスタ)』を始めたきっかけを教えてください。
これまで大手企業、ベンチャー企業に勤めてきて、「自分で考えて仕事をすること」「物事をロジカルに考えること」の大切さを痛感しました。
同時に、これらに長けている人は、多くないことに気が付きました。
幸い私は、コンサル出身者が多い環境下に身を置き、苦労しながらもこれらを身に付けることが出来たと思っています。
しかし、大切なスキルにも関わらず、これらを身に付けることが出来る環境は、少なくとも自分は社会人になるまで、出会うことがなかったなと感じました。
このような能力を持つ人が多くなれば、日本のビジネス的な水準を今以上に上げることができるのではないかと思い、こういった社会に出て必要となる能力を身に付けることが出来る環境を、より多くの人に提供できないか、と考え始めたのがきっかけです。
世の中にインパクトを与えたい
――教育図書二十一では20年以上前から幼児教室を手掛けていますよね。その中でも、先ほどのようなスキルを身に付けるための授業を行っているのでしょうか。
半分はYesで、半分はNoです。小学校受験では、「ペーパーテスト」「口頭試問」など、様々な試験があります。
その中では「論理的思考力」「発言力」「柔軟性」が求められますので、授業の中でもそういったスキルを身に付けるための内容を行っています。
しかし、受験であればテクニカルにクリアできる領域、覚えることが大事な領域もあります。また、子ども達に学んでもらいたいことの中には受験では必要ないことも沢山あり、全てを幼児教室で提供することはできません。そのため、半分はYes、半分はNoという回答をしました。
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また、教室で出会うことができるのは、少なくとも首都圏ご在住の、小学校受験をされる方の内、教室に来ていただける方、また、教室に来ていただいても、多くの方は、小学校にご入学された後は、ご支援をさせていただける機会がありません。
教室の卒業生はもちろん、全国、ゆくゆくは、世界中に、「自身で考え、行動、発言すること」「物事をロジカルに考えること」、さらにそれ以外の沢山の学びや沢山の興味を身に付けることができる場所を提供したい、と考えました。
それはとても大きなことですし、世の中に大きなインパクトを与えることができる、そう思ったのです。
子ども達が"スキ"を見つけ、"スキ"を伸ばすことができる世界を創る
――ユアスタのサービス概要を教えてください。
CtoCのオンライン教育プラットフォームです。
誰もが先生になることができ、学習者であれば、誰もが学ぶことができます。
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この「誰もが先生になることができる」がポイントで、多くの先生が様々なクラスを開催することで、子ども達が自分の"スキ"を見つけることができるプラットフォームにしたいと考えています。
先生の数だけ、子ども達の"スキ"を見つける可能性が広がります。
まずは、自分の"スキ"を見つけ、その"スキ"を伸ばしていってほしいと考えております。
また、ユアスタ内で行われる授業(以下、クラス)は全てライブで行われますので、先生と生徒、また生徒同士がコミュニケーションを取る機会が多くあります。
オックスフォード大学のマイケル・オズボーン氏が発表した【2030年に必要なスキルTOP10】が下記の通りです。(出典:The Future Skill : Employment in 2030)
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特に1位の「戦略的学習力」は重要で、「何をどのように学ぶか」とは、2位以降のスキルを学ぶ上でも必要なスキルです。
限られる時間の中で、「自分が何になりたいのか」「そのために何を学ぶ必要があるのか」そして、「どのように学ぶのか」というような「問い」を自分自身に対して行うようになります。
また、今後は、更なる通信技術の発達や、移動時間の短縮により、世界が狭くなり、これまで関わる機会が少なかった人たちとのビジネスや交流が加速されることが予想されます。
そのため、そういった生まれや育ちの違う様々な価値観の人とコミュニケーションを取る機会が増えてきます。
中々そういったスキルを学ぶ環境がなく、特に子どものうちは、積極的に見つけていかないと、経験できないのが現状です。
ユアスタでは子ども達に、できるだけそういった環境を提供したいという想いがあり、それが実現できると思っています。
実際に、ユアスタの生徒で登録をしてくださっている方には、学校の勉強や外国語の他、コミュニケーションやITなど、社会に出て役に立つスキルを学びたいと考えている方が半数以上いらっしゃいます。(アンケート調査より)
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ZoomやGoogleMeet、Teams等、これらのオンライン会議ツールを活用して、場所を選ばずに自分の都合の良い時間に参加し、自分の好きな内容を学ぶと同時に、コミュニケーションを通じて、自身で考え、発言する力を身に付けることができると考えております。
既存事業があるから新規事業をやりやすい、それは大きな間違いだった
――二代目として、苦労されていることはありますか
何も無いところからスタートするよりも、既存事業をベースとして新規事業を立ち上げる方がリスクが少ないと思っていました。ただそれは大きな間違いだったと、痛感をしております。
ここで働いてくださっている社員もいらっしゃいますし、その社員たちにはご家族もいる。自分が新規事業を立ち上げて、もし上手くいかなかった場合に、既存事業にどれだけ影響があるか、その結果、今働いてくださっている社員にどれほどの影響が発生するのか。
仮にお金はあっても、そのようなリスクも視野に入れながら意思決定をしていく必要があるので、大変責任の大きいことであると受け止めながら、事業の立ち上げを進めています。
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――新規事業が始動して、1年が経ちましたが、これまでの自分と比較して、何か変わった点はありますか
自分自身が何か変わった、というものはないのですが、全責任が自分にある、ということは、良い意味でプレッシャーになっています。
今までは、自分で決めたことで何か失敗したとしても、1人で決めたわけではなく、会社の経営層なども含め決めたことという逃げ道があったり、そもそもそれで会社やサービスがなくなることはなかったですが、今は自分の意思決定が全てで、会社の存続に関わるので、そこの責任の大きさが全く違います。
自身の得意分野を生かした、事業展開を目指す
――二代目経営者としての、今後の展望をお聞かせください
教育図書二十一は1998年創業の会社で良くも悪くも昔ながらの企業です。幼児教室や模試の内容や先生の質は優れた一方で、会社としての業務効率化やDXは非常に遅れています。
こういった業務効率化やDXは自分自身の得意とするところでもあるので、改善を行いながら、より世の中に大きなインパクトを提供できる企業となるべく、ユアスタを始めとして様々な新規事業を展開していきたいと考えています。
経歴
慶應義塾大学卒業後、KDDI株式会社に入社。約5年、代理店営業に従事。その間、社長直下のマーケティング戦略策定プロジェクトに参画。その後、2年間海外法人営業も担当。2016年にエムスリー株式会社へ転職し、製薬会社のマーケティングに対するコンサルティングなどアカウントマネジメントや、自社の主要サービス責任者を担う。2021年4月、家業である有限会社教育図書二十一に入り、現在に至る。
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プレスリリース提供:PR TIMES