プレスリリース
https://www.hiroshima-ouen.com/hiroshima-foodbaton/
合同会社MHDF(所在地:東京都千代田区、代表:山中 良太、以下「当社」)は、令和5年度に広島県が実施する「食のイノベーション推進事業(以下「本事業」)」の業務を受託しています。本事業を推進するプログラムとして、新たな「食」のビジネスを創発して農業経営体の「稼ぐ力」を高めることを目的とした「R5年度 Hiroshima FOOD BATON」(以下「本プログラム)」を支援しています。この度、本プログラムにおいて採択する3チームを決定いたしました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100780/11/100780-11-fbc83566d41679aab681d33afbf72197-1020x460.png ]
広島県では、生産から販売に係る様々な企業と農業経営体が連携し、新たな「食」のビジネスを創発
して農業経営体の「稼ぐ力」を高めることを目的としたプログラム「Hiroshima FOOD BATON」を推進
しています。
本プログラムでは、2023年6月8日から食の「稼ぐ力」向上に資する新たなビジネスモデルを募集し
ており、農業経営体や販売・サービス業など幅広い分野の事業者10チームの応募の中から、3チームの
採択を決定いたしました。今後は、採択されたチームへの事業化伴走支援を通じて、新たなビジネスモ
デルの創発にチャレンジしていきます。
採択チームとプロジェクト概要
▼プロジェクト名:Fair-Farm Credit(フェアファームクレジット)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100780/11/100780-11-f277cc713a8db548fd832bdf5576ec75-536x332.png ]
・起案代表者:本多正樹(株式会社Rev0、安芸高田市)【農業経営体(米)】
・プロジェクト概要:
当プロジェクトは、農業を通じて地球の脱炭素化を進め、農家の持続可能性を向上させることを目的としています。
水稲の生育途中に「中干し」という工程が存在し、これは稲の根が強く張るように、田んぼから水を一定期間取り除くものです。この「中干し」を1週間延長することで、温室効果ガスの削減が可能となり、Jクレジットの発行・販売が実現できます。これは米農家に新たな収入の機会を提供しますが、収量が低下するリスクも伴います。
当社は米農家の立場から、地域の米農家と共に協議会を設立し、収量低下を防ぐための方法を開発していきます。この取組を通じて、地域の持続可能な脱炭素化モデルの実現を目指します。
▼プロジェクト名:MOTTAINAI BATON(モッタイナイバトン)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100780/11/100780-11-d04c9eb5c3573518d13cdeadb3b57135-536x164.png ]
・起案代表者:目取眞興明(MOTTAINAI BATON株式会社、東京都)【販売・サービス業】
・プロジェクト概要:
当プロジェクトは、地域の「もったいない」食材を活用して新しいレトルトカレーを企画・開発する活動を展開します。地域とその生産者の魅力を再発見し、関係人口を増やすとともに、持続可能な地域社会を形成することを目的としています。
具体的なアプローチとしては、まず学校教育の場においてフードロス削減をテーマに探究学習授業を提供します。生徒たち自身が地域の農林水産業を支える生産者と連携し、レトルトカレーの開発に取り組むことで、実践的な学びと地域社会への貢献を両立させます。この活動は、規格外品や廃棄野菜の有効活用を促進し、地域の農林水産業を支える生産者が持続可能な事業を展開できる土壌を作ります。地域の特産品を用いたレトルトカレーは、その地域の文化と歴史を反映した独自の商品となり、新たな地域の魅力として発信していきます。
▼プロジェクト名:FARM TO BABY(ファームトゥベイビー)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100780/11/100780-11-d80b72385616031a563f66fe5f008316-276x324.png ]
・起案代表者:矢野智美(一般社団法人KURU KURU、安芸高田市)【農業経営体(米)】
・プロジェクト概要:
当プロジェクトは、消費者の健康と農業者の持続可能性を同時に促進することを目的としています。農作物と自然の力が持っている「心と体の健康」に寄与するポテンシャルに焦点を当て、消費者の健康への需要に応えられる商品展開と、それを実現するためのバリューチェーンを構築していきます。
具体的には、安心安全な食品を食べさせたいという子育て世代に向けて、特定米穀を用いた安価で栄養価成分に配慮したベビー幼児フードを、発達段階に応じて調整された商品ラインナップで提供します。研究機関や食品加工事業者等と連携し、農作物の新しい付加価値をもたらすことで、農村地域の発展にも貢献していきます。
広島県「食のイノベーション推進事業」の概要
名称:R5年度Hiroshima FOOD BATON
実施期間:令和5年6月8日〜令和6年3月31日
特設サイト:https://www.hiroshima-ouen.com/hiroshima-foodbaton/
▼募集テーマ
1. いつも美味しい農作物の価値が味わえるビジネスの創出
2. 多品種・多商品型の地域食品加工サービスビジネスの創出
3. 顧客との共創で形作るコミュニティ価値訴求型ビジネスの創出
4. 「食」を楽しくする「農」体験ビジネスの創出
5. フードロスを減らす新たなエシカル消費型*ビジネスの創出(*人や社会・環境に配慮した消費行動の
こと)
6. 環境価値を活用した食の循環経済ビジネスの創出
7. 多様な人材ネットワーク活用によるワークシェアビジネスの創出
8. 農作物を適時に安定供給できるサプライチェーンビジネスの創出
9. 市場ニーズを踏まえた農作物開発・販売の最適化ビジネスの創出
▼募集期間
令和5年6月8日(木)〜令和5年7月7日(金)
▼応募資格
・農業経営体または食のイノベーションに関心のある事業者であること
・取組みの目的が広島県内の農業経営体の「稼ぐ力」向上に資するものであること
・本事業遂行に誠実に取り組めること
※その他の詳細は本プログラム特設サイト上の募集要項をご確認ください
▼採択条件
採択時に広島県内の農業経営体がプロジェクトチームに含まれていること
※(ご参考)募集時のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000100780.html
会社概要(本プログラム事務局)
社名:合同会社MHDF
住所:東京都千代田区飯田橋3-6-7
設立:2022年3月
代表:山中 良太
URL:https://www.mhdf.co.jp/
事業内容:
中小・ベンチャー企業を対象にしたイノベーション創出支援事業を手掛けています。
当社では前人未到の新しい分野に挑戦し、たとえ困難や試練が待ち受けていたとしても、それに耐えて開拓に当たる「自我作古」という勇気と使命感を表した言葉をミッションとして掲げております。新たな時代の変革期を迎える現在の日本・世界をより良くするために、前例に囚われず変革者として常に時代を先導していく「Enabler」として、個人・企業のイノベーション創出を支援しています。
以上
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