プレスリリース
ウクライナ民話『てぶくろ』上演 ウクライナと日本の親子が共に平和の実現に思いはせる
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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1000日(2年9カ月)を越え、世界情勢を巻き込み終結の気配はありません。日本では現在1984名のウクライナ避難民が生活しています。これまでに、危険を顧みず帰国した人たちが700名程度いる一方で、いまもなお新たな来日が途絶えません。東京都内にはそのうち実に3分の1の方が住んでいることから、日本YMCA同盟では東京都と共に、避難者のあらゆる困りごとや生活に関わる相談を受け、一人一人への伴走をいまも続けています。
ウクライナ避難民の生活の基盤である日本財団を始めとする公的支援が3年を区切りに来春から順次終了、縮小が決定しています。いま、ウクライナ避難民たちは、「こんなに戦争が長引くとは」と口を揃えながら、未だ見通しの立たない生活の中で、「日本での定住か、帰国か」、心は不安のうちに大きく揺れ動いています。
今回、公益社団法人日本児童青少年演劇協会の協力を得て、クリスマスを間近にウクライナと日本の親子のために、人形劇団ポポロによるウクライナ民話『てぶくろ』の上演が決定しました。主人公のねずみは、「わたしも入れて」とのお願いに動物たちを招き入れ、最後にはクマも入り込み、小さな手袋がはじけそうになりながらも、みなが少しずつ場所を空けて、譲り合い、温かさの中で過ごします。誰もが排除されることなく、居場所が与えられながら、共に生きるというウクライナの人々の理想とする社会が描かれています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88347/11/88347-11-2ba77fa702faa26fe06c1684125c0f90-658x438.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本でのクリスマスも3年目となります。母子での来日避難時は小さかった子どもたちも小学校に通い、日本語もできるようになりました。一方、母親たちは慣れない土地で子育てをしながらパートタイムやアルバイトに追われ、日本語も十分に勉強する機会がないまま疲れをためています。
クリスマスのひと時、ウクライナと日本の親子が共にこの物語をわかち合い、平和の実現に思いを馳せたいと願います。終演後はウクライナのサンタクロース「聖ニコライ(=写真)」が登場し、子どもたちに祝福のメッセージとプレゼントを贈る予定です。
<要項>
- 日 時:2024年12月7日(土)12:00〜14:45- 場 所:東京YMCA山手コミュニティセンター最寄駅:高田馬場駅または西早稲田駅所在地:新宿区西早稲田2-18-12 地図はこちら⇒- スケジュール
[表: https://prtimes.jp/data/corp/88347/table/11_1_7574b6039afcf7174360bc3224c1f725.jpg ]
【主催/問い合わせ】
公益財団法人日本YMCA同盟
TEL.03-5367-6640/ e-mail: ua@japanymca.org
【協力】
公益財団法人東京YMCA
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88347/11/88347-11-9b2ca4bff87ce1273e0d4a811535a5c7-2093x857.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]公益財団法人 日本YMCA同盟
URL https://www.ymcajapan.org/
所在地 東京都新宿区四谷本塩町2-11
電話番号 03-5367-6640
代表者名 田口 努
設 立 1903年07月
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