プレスリリース
高品質ゼラチン・コラーゲンを世界へ! グローバル展開を視野に入れ、安全管理を徹底
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創業以来70年以上ゼラチン・コラーゲンの研究、商品の製造販売を行うゼライス株式会社(本社所在地:宮城県多賀城市、代表取締役社長:稲井謙一)は、今年11月19日、世界における食品安全の推進母体トップである、世界食品安全イニシアチブ(Global Food Safety Initiative)が承認するFSSC22000(Food Safety System Certification 22000 Ver.5.1)の認証を取得しました。
我が国では、2018年に食品衛生法の法改正、2020年に施行されたことにより、すべての食品事業者HACCPに沿った衛生管理に取り組むことが義務化されました。HACCPとは、「Hazard(危害)、 Analysis(分析)、 Critical(重要)、 Control(管理)、Point(点)」の頭文字をとった衛生管理手法で、危害要因の把握・分析、その除去や低減のための重要管理点を示します。ゼライス社が取得したFSSC22000はHACCPを包括する、世界トップレベルの規格です。FSSC22000取得と食品安全への取り組みについて、ゼライス社「食品安全チーム」リーダーの徳田結喜氏が解説します。
国際規格として取得難易度が高いFSSC22000
HACCPは、アポロ計画の中で宇宙食の安全性を確保するために発案された衛生管理手法です。従来の食品衛生管理とは異なり、食品製造の工程における異物混入や食中毒菌の付着など危険因子を予測し、科学的根拠に基づき徹底した管理を行う手法です。HACCP認証団体は複数存在し、国内の認定では地方自治体、業界団体、民間の認証があります。
FSSC22000は、「Food Safety System Certification」の頭文字をとった国際的食品安全システム規格で、HACCPやISO22000を包括し、食品安全における世界トップ母体、食品安全イニシアチブが認める規格の1つです。より取得難易度が高く、ハイレベルな規格です。
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グローバル展開を目指し、国際的トップクラスの認証を選択
高品質で安全性の高いゼラチンやコラーゲン健康食品を世界に届けるため、ゼライス社はグローバル展開を目指しています。まずは米国をターゲットに、2018、2019年に米国ラスベガスで行われた、健康と栄養の世界最大のグローバルビジネスイベント「Supply Side West」に出展しました。昨年と今年は、新型コロナウイルス感染拡大のため出展を見送りましたが、今後もグローバル展開を推進していきます。このため、過去にも国際規格の認証を受けていましたが、今回はさらに水準の高いFSSC22000を取得し食品安全を強化しました。
過去にISO9001を取得、立案から1年でFSSC22000へグレードアップ
ゼライス社は過去に品質マネジメントに関する世界規格である、ISO(国際標準化機構)が定めるISO9001(International Organization for Standardization 9001:2015)を取得しています。
ISO9001に、Codex (国際食品企画委員会) のガイドラインに沿って、HACCPを組み込んだ国際規格「ISO9001-HACCP」という規格もありますが、ゼライス社はあえて難易度が高いFSSC22000を選択し、安全性を強化することにしました。企画・立案から約1年というスピードでFSSC22000を取得できたのは、ゼライス社が常に高い安全性を重視する取り組みを行ってきたからです。
新たに食品安全チームを結成し、安全管理の徹底、従業員の教育に従事
ゼライス社はFSSC22000取得立案が決定してすぐ、認証に向けた特別チーム「食品安全チーム」を結成しました。FSSC22000認証取得以外にも、安全に対する取り組みの継続・強化を行うために、各セクションから人員の任命を行い、新たにチームとして結成しました。この1年は国際食品安全規格の専門家を招き、食品安全チームの知識の拡充、認証取得へむけての課題解決を行いました。
さらに、FSSC22000の要件を満たすため投資を行い、設備面の強化も行いました。製造エリア、梱包エリア共にフードディフェンスを高めるために、工場の入退出の施錠を強化、当社では「安心カメラ」と呼んでいる監視カメラの設置を増やす等、設備投資も行いました。
現在は、FSSC22000の審査が終了し認証取得を完了していますが、今後はPDCAサイクルを回しながら、安全管理の徹底と従業員の教育を行っていくつもりです。
ゼライスグループ海外の生産拠点もすべて国際規格を取得
ゼライスグループには海外に生産拠点があり、ゼライスジャパンのFSSC22000の取得により、全工場における食品安全体制が構築されたことになります。各工場とも国際規格の認証を受けています。オランダに拠点をもつゼライスヨーロッパでは、FSSC22000に準ずる世界食品安全イニシアチブが認めるBRCという規格を保有しています。
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安心安全なゼラチン、コラーゲン健康食品を世界へ
「MADE IN JAPAN」の強みは世界的に知られているものの、我が国の食品やサプリメントという分野における安全性の高さは、欧米諸国にはまだ評価が徹底されていないように感じています。今後は、ゼライス社のゼラチンやコラーゲン健康食品が世界に広まることで、日本発信の食品、サプリメントなどの健康食品の質の高さが欧米諸国にも広まることを望んでいます。
ゼライス社のグローバル展開として、FSSC22000の認証取得は第一歩にすぎず、今後も世界中にブランド力を広めるために、安全管理に徹底して取り組んでいくつもりです。
プレスリリース提供:PR TIMES