プレスリリース
静岡大学と株式会社ライフテックが共同で実証実験を実施。遮熱材「サーモバリア」の施工で最大9℃の室温低下、屋根下の暖気塊温度4℃低下、電気料金最大27%削減を確認。
住宅を想定した同じ大きさの瓦葺きの建物を2つ用意し、一つはそのまま、一つは瓦の真下にサーモバリアを施工し、真夏の炎天下でそれぞれの建物の温度を1週間測定し、比較しました。
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実証実験設備の設営の様子
実験の概要
このたび、静岡大学工学部の中山顕教授(熱工学専門)との共同実験により、弊社が取り扱う遮熱材「サーモバリア」の効果を実証いたしました。本実験では、真夏の屋外に同型の建物を2棟設置し、一方にのみサーモバリアを施工して比較検証を行いました。
※関連ページ:遮熱材「サーモバリア」製品ページ
主な実験結果
室内温度の大幅な低下を確認
- 屋根裏温度:最大9℃の低下- 屋根下の暖気塊温度:約4℃の低下
省エネルギー効果
- 冷房の消費電力(工場・倉庫の場合):最大27%の削減可能性を確認- - - 冷房の消費電力(一般住宅の場合):約18%の消費電力の低減が期待できる
断熱性能の評価
- グラスウール断熱材75mm相当の断熱効果- 熱抵抗値:1.34mK/W相当
※関連ページ:静岡大学工学部 中山顕教授による、「サーモバリアの有無による室内温度の違い (温度計測結果の報告書)」
実験の詳細
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109007/10/109007-10-44ad0ed209ea3f1359217427a2cc8817-1382x802.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
- 実施期間:1週間(168時間)の連続測定- 実験条件:晴天時、屋外での実証- 測定方法:T型熱電対を用いた温度測定- 検証施設:縦1820mm×横1820mm×高さ1817mmの同型建物2棟
実験実施者
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静岡大学工学部 中山顕 教授
静岡大学工学部 中山顕教授(熱工学専門)PhD(1981年、米国イリノイ大学博士課程修了)
熱工学専門
著書:「熱流体力学(共立出版)」他多数
Journal of Porous Media編集委員等を歴任
今後の展望
本実証実験により、サーモバリアが建築物の省エネルギー化に大きく貢献できることが確認されました。特に、従来の断熱材では防ぎきれなかった輻射熱を効果的にカットできる点は、今後の建築分野における省エネルギー対策の新たな選択肢として期待されます。
会社概要
会社名:株式会社ライフテック
所在地:岐阜県各務原市鵜沼羽場町8-132-1
代表者:代表取締役社長 布目五輪男
Webサイト:https://www.e-lifetech.com/
遮熱材「サーモバリア」とは、アルミ純度99%以上のアルミ箔を使用した遮熱シートです。工場、倉庫、住宅などの屋根や壁に使用することで、「夏は涼しく、冬は暖かく」を「安く・簡単」に実現することができる遮熱材です。
またサーモバリアはSDGsや、働き方改革に対応した商品です。サーモバリアは熱対策に特化した製品として、エネルギーの削減及び効率化、排出熱の削減、省エネ性の向上などに活用することで、低炭素化を推進する企業様のカーボンニュートラルの取り組みに貢献します。
プレスリリース提供:PR TIMES