プレスリリース
3D造形準備の生産性を向上させるアプリケーションの統合
Materialiseの3D造形データ準備ソフトウェア Magicsにシーメンス社のParasolidが統合され、CADとメッシュ両方のワークスペースで造形データ準備が可能になります。
ルーベン(ベルギー) - 2021年12月7日。3DプリントソリューションのグローバルリーダーであるMaterialise(マテリアライズ)は、シーメンス社のParasolidのライセンスを取得し、業界最先端の造形準備ソフトウェアであるMagicsに統合します。
「3Dプリント業界では長年にわたり、データ作成のワークフローとしてCADとメッシュのどちらが望ましいかの議論がされてきました。私たちは、どちらもそれぞれメリットがあり、両方のフォーマットをシームレスに統合することで、ユーザーに最適なワークフローを提供できると考えています」とMaterialise Software 副社長、Stefaan Motteは述べています。
Magics 26では、CADを使った設計最適化からメッシュベースのデータ作成まで、シームレスに移行することができるようになります。これにより、造形のためにメッシュデータにする前の確認や編集作業を、CADに慣れたデザイナーやエンジニアがより簡単に行うことが可能になります。
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアが開発したPrasolidは、世界最高峰の3D ジオメトリ・モデリング・カーネルです。Prasolidは、シーメンス社のポートフォリオ、Xceleratorのオープンでフレキシブルなエコシステムの中核であり、200以上のソフトウェアベンダーに採用されています。ユーザーは350以上のPrasolidベースのアプリケーション間で、100%の3Dモデル互換性を持つことができます。
Parasolidソリューションの中核となるコンバージェント・モデリング・テクノロジーTMは、メッシュデータと従来のCADジオメトリを、同じ環境下で共存させることができ、予定外の時間消費やエラーの原因となるデータ変換の必要性を排除し、より効率的なオペレーションを可能にします。Magicsのユーザーは、クラス最高の技術を用いた部品編集のためのCADと、試行錯誤されたソリューションを用いたプラットフォーム準備のためのメッシュベースのオペレーションという、両方の世界の長所を享受することができます。
Magics 26は2022年の春にリリース予定です。3Dプリント向けのワークフローの統合でアディティブ・マニュファクチャリングの拡大をサポートします。
[画像: https://prtimes.jp/i/76712/9/resize/d76712-9-e695e34fa75bd39572fb-0.jpg ]
Materialise Magics 26は来年、2022年1月26日〜28日 東京ビッグサイトにて開催されるTCT JapanのMaterialiseブース【小間番号 : 3R-16】にてご紹介予定です。ご来場の際にはぜひお立ち寄りください。
イベント情報: https://unifiedsearch.jcdbizmatch.jp/nanotech2022/jp/tct/details/Hh_4a2y1Xhs
Matrerialiseについて
Materialiseは、30年にわたる3Dプリントの経験をさまざまなソフトウェアソリューションと3Dプリントサービスに反映させており、これらが一体となって3Dプリント業界の屋台骨となるバックボーンを形成しています。Materialiseのオープンで柔軟なソリューションにより、ヘルスケア、自動車、航空宇宙、アート、デザイン、消費財など、さまざまな業界のプレイヤーが、世界をより良く、より健康的な場所にすることを目的とした革新的な3Dプリントアプリケーションを構築することができます。ベルギーに本社を置き、世界中に支社を持つMaterialiseは、業界最大のソフトウェア開発者グループと、世界最大級の3Dプリント施設を兼ね備えています。
Materialiseの詳細については、www.materialise.com/ja をご覧ください。
注:シーメンス社の関連商標については こちらよりご確認ください→https://www.plm.automation.siemens.com/global/ja/legal/trademarks.html
プレスリリース提供:PR TIMES