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高温部・狭所にも常時つけっぱなし可能な配管減肉モニタリングシステムを展開するCASTが特許を譲受で取得

(PR TIMES) 2022年11月02日(水)12時45分配信 PR TIMES

熊本大学所有特許の持ち分を全て譲り受けて単独所有とし、技術開発・事業拡大の基盤を強化

高温部・狭所にも常時つけっぱなしが可能な配管減肉モニタリングシステムを展開する株式会社CAST(所在地:熊本県熊本市、代表取締役 中妻 啓、以下「CAST」)は、技術開発の基盤強化のため熊本大学単独特許3件、および熊本大学との共有特許1件の合計4件の熊本大学持分を全て譲り受け、弊社単独所有の特許になりましたことをお知らせいたします。
■今回CASTが譲受した特許について
CASTのコア技術であるセンサーは、耐熱・フレキシブル・薄型を特徴としています。今回取得した特許は
1.センサーの量産を実現する製造方法、2.高温耐熱性を有し、かつ有害な鉛を含まない事から環境負荷低減を実現する膜生産方法などの弊社センサーの特徴に関する特許と、当該センサーの特徴を維持しながら安定的な取り付けを両立することで配管減肉モニタリングシステム事業を実現する特許です。
これらの特許を単独保有することで、今後の技術開発や事業拡大の基盤強化を目指します。

センサーの取り付けに関する特許の詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000069778.html

■特許の詳細について
【1】 特許番号:特許第6811485号
発明の名称:塗布方法
【2】特許番号:特許第6829851号
発明の名称:基板及び膜基板生産方法
【3】特許番号:特許第7092277号
発明の名称:膜基板生産方法及び基板
【4】特許番号:特許第7066092号
発明の名称:センサ装置及びセンサ装置を生産する方法


[画像1: https://prtimes.jp/i/69778/8/resize/d69778-8-cff4bc6532fcacf8f8d9-0.jpg ]



■配管減肉モニタリングシステム事業について
工場の現場では、設備の老朽化や検査員の不足による、監視不十分が原因の漏洩・爆発事故が年々増加しています。一方、通常行われている半年〜1年に1回の定期点検では、高温・高所・狭所などの過酷な環境の中で主に検査装置を持った人の手による検査が主です。ここに、常時かつ遠隔からのモニタリングを導入することで、人がセンサーを手に持ち危険な場所で検査して回るという製造業の苦役解消を実現し、事故防止及び検査の負担を低減し設備寿命伸長を実現することが可能になります。
CASTの配管減肉モニタリングシステムは、耐熱性とフレキシブル性を有する独自の圧電センサーを活用し、高温環境でも壊れず常設できることが特徴で、腐食などによる工場配管やタンク等の厚み減少(減肉)を検知することができます。本システムは従来アクセスが難しかったあらゆる場所に「つけっぱなし」が可能であり、工場配管等の人手による監視測定にかかるコストの削減、並びに常時監視による事故の未然防止や工場配管、タンク等の交換頻度の低減を実現できます。また、従来生産以外の活動に充てられていた労力が削減されることで、製造現場の生産性向上もあわせて実現できます。



[画像2: https://prtimes.jp/i/69778/8/resize/d69778-8-dd8f71c5067d1fa9badb-3.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/69778/8/resize/d69778-8-e742fa506fb2188802c6-4.jpg ]



■株式会社CASTについて

[画像4: https://prtimes.jp/i/69778/8/resize/d69778-8-3e87ea54393ae6b3a7ca-5.jpg ]


設立:2019年9月
所在地:熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1(熊本大学内)
代表取締役:中妻 啓
事業内容:センサーおよび周辺機器・ソフトウェアの研究・開発・製造・販売
HP  https://cast-sensing.com/
note https://note.com/cast_sensing
お問い合わせ info@cast-sensing.com

CASTでは4月の資金調達、7月のプラントメンテナンスショーTOKYOへの出展を経て、弊社製品の実証先拡大や製品のさらなる開発を進めております。また、人材採用も熊本オフィス勤務、リモートワーク混在で強化しております。HPからぜひお問い合わせください。



プレスリリース提供:PR TIMES

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