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プレスリリース

ジェンテックス、次世代ワイヤレスパワーの開発でSolaceとの提携を発表

(PR TIMES) 2024年01月09日(火)10時15分配信 PR TIMES


ジーランド、2024年1月8日 - 世界の自動車、航空宇宙、防火産業向け電気光学製品の大手サプライヤーであるジェンテックス コーポレーション (NASDAQ: GNTX)は本日、革新的なワイヤレス給電技術企業であるSolace Power(ソラス パワー)社とのパートナーシップ契約を発表しました。この提携の目的は、幅広い産業分野において、Solace独自のワイヤレスパワーシステムをさらに開発、製造、商品化することです。この提携により、ジェンテックスはSolace Power社に戦略的投資を行います。

Solace Power社は、自動車、情報通信、スマートホーム、航空宇宙、ヘルスケアなど、幅広い産業分野でのワイヤレス給電とデータ転送の実用化に取り組んでいます。27の特許と数百もの企業秘密に支えられた同社独自の技術は、空気、ガラス、木材、コンクリートなど様々な媒体を通して、最大375mmの距離で最大3キロワットの電力を連続的に供給することができます。Solaceの技術は、その幅広い能力により、製造可能性、電力伝送の信頼性、空間的自由度の大幅な向上を可能にします。

Solaceはすでに多様な顧客基盤を有していますが、両社はジェンテックスの製造能力と製品開発能力を活用することで、Solaceが市場規模を拡大することを期待しています。ジェンテックスは、Solaceの技術が同社の現在の製品ポートフォリオに即座に応用できるだけでなく、同社が新市場への拡大を続ける上で重要な役割を果たすと考えています。

ジェンテックスの最高技術責任者ニール・ベームは、「Solaceとの提携は、自動車用およびそれ以外のパワーシステムの展望を再定義するものです。このコラボレーションは、電力が単に伝達されるだけでなく、インテリジェントな形でプロダクトデザインに統合されるという、設計の未来を変える可能性を秘めています」と述べています。

Solaceのテクノロジーは、カスタマイズされたソリューションを提供することで、設計の複雑さ、パッケージング、距離、パワーダイナミクス、安全性、環境問題のすべてにシームレスに対応し、最も要求の厳しい顧客の課題にインテリジェントなソリューションを提供します。

SolaceのCEOであるニール・チョークは、「Solaceのダイナミック・ワイヤレス・プラットフォームは、10年以上にわたって顧客の進化するニーズに応えてきた経験の成果です。ジェンテックスと協働することで、私たちの技術を高め、同社の次世代のビジョン、センシング、コネクティビティ、自動防眩ガラス製品に、高性能で未来に対応したパワーソリューションを提供できます」と述べています。
Solaceの技術がジェンテックスの製品ラインに統合されることで、配電に関する懸念が解消され、ケーブルやコネクターが削減され、これまでにないユニークな電力およびデータ転送ソリューションが可能になることで、製品設計の柔軟性が向上します。

Solaceについて
2007年に設立されたSolace Power社は、近接センシングとデータを特徴とする最先端のワイヤレスパワーベースのソリューションを専門としており、業界標準を再定義しています。同社の特許取得済みテクノロジーは、産業グレードの分離電力(decoupled power)を提供し、広範な産業分野でこれまで実現できなかったアプリケーションを実現します。Solaceのワイヤレス・パワー・ソリューションの詳細については、www.solace.caをご参照。

ジェンテックスについて
1974年に設立されたジェンテックス コーポレーション(NASDAQ: GNTX)は、自動車業界向けの自動防眩リヤビューミラーなどの電子機器、航空市場向けの調光可能な航空機ウインドー、防火市場向けの防火製品などのサプライヤーです。弊社の最新技術はこちら(www.gentex.com)をご参照下さい。


プレスリリース提供:PR TIMES

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