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100年生活者研究所

夏のボーナス支給に合わせ、【100年生活者調査〜お金編〜】を実施 人生100年時代、これからの幸せに影響を与えるお金の使い方は「幸循環消費」

(PR TIMES) 2023年06月07日(水)15時45分配信 PR TIMES

〜 金額の大きさから、他者とともに今を楽しむ消費へシフト 〜

 株式会社Hakuhodo DY Matrix(本社:東京都港区、代表取締役社長:近藤 暢章、以下Hakuhodo DY Matrix)のシンクタンク「100年生活者研究所」は、20〜80代の男女728名を対象に、生活者の消費行動と人生100年時代における幸福度の関係性を明らかにする意識調査を実施しました。
 6月は多くの企業・団体で夏の賞与(ボーナス)支給が予定され、お金の使い方は人によって自分の趣味に費やしたり、貯蓄に回したりと様々だと考えられます。そこで今回、100年生活者研究所では、夏のボーナス支給時期に合わせ、どのようなお金の使い方が人生100年時代の幸せに影響するのか調査を実施しました。その結果、半数以上が「自己+他者のための消費」で幸福を感じ、その他者はライフステージによって変化することがわかりました。また自由回答から、幸せを感じる具体的なお金の使い方は多岐にわたるものの、自分が喜びや楽しみを感じるだけでなく、それを他者とも共有することで幸せを感じる「幸循環消費」※が共通項であることが示唆されました。
※幸循環消費:金額の大小に関係なく、お金を使うことで自らが喜びや楽しみを感じ、さらにそれを他者と共有することでさらに幸福感を得る消費活動
[画像1: https://prtimes.jp/i/117890/5/resize/d117890-5-175fa87ef18021d34d26-0.jpg ]




【100年生活者調査〜お金編〜】サマリー



1. 半数以上が「自分+他者のための消費」が最も幸せだと感じると回答。また、その「他者」は、ライフステージによって変化している
2. 幸福に影響を与えるのは、金額の大小ではなく、他者と喜びや楽しみを共有することが関係している
3. 「幸循環消費」をしている人は、していない人より「100歳まで生きたい」と思っている割合が高い




【100年生活者調査〜お金編〜】結果詳細



■Q1 あなたは何にお金を使うことが最も幸せだと感じますか?
―半数以上が「自分+他者のための消費」と回答
 「Q1. あなたは何にお金を使うことが最も幸せだと感じますか?」(n=728)と質問したところ、「自分+他者のための消費(友人との旅行/外食/贈り物等)」が50.3%と半数以上を占めました。「自分のための消費」が34.1%と続き、「貯蓄」と答えたのは6.2%でした。
[画像2: https://prtimes.jp/i/117890/5/resize/d117890-5-3528a62b7a3106aa07e0-1.png ]


■Q2. 今を楽しむものと将来のためになるもの、どちらのお金の使い方が幸せだと感じますか?
―「今を楽しむもの」を選んだ人が46.6%
 「Q2. 今を楽しむものと将来のためになるもの、どちらのお金の使い方が幸せだと感じますか?」(n=728)と質問したところ、全体の46.6%が「今を楽しむものに近い」もしくは「どちらかといえば今を楽しむものに近い」と回答しました。また、「将来のためになるものに近い」もしくは「どちらかといえば将来を楽しむものに近い」と答えたのは21%でした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/117890/5/resize/d117890-5-c6facc675150c2e24248-2.png ]


■Q3. あなたは誰のためにお金を使うことが幸せだと感じますか?(複数回答)
―お金を使う相手は、20代は「母親や恋人・配偶者」、30〜60代は「自分の子どもや恋人・配偶者」、70代以上は「自分の子どもや孫」
 「Q3. あなたは誰のためにお金を使うことが幸せだと感じますか?(複数回答)」(n=728)と質問したところ、「自分」を除くと20代は「恋人・配偶者」「母親」が目立ったのに対し、30〜60代の多くは「自分の子ども」と回答しました。また、70代以上は男女ともに「孫」が3位に入っており、ライフステージによってお金を使う相手が変化していることがわかりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/117890/5/resize/d117890-5-3d18e22dcc6855b1e271-3.png ]


■Q4. あなたが最近で一番幸せを感じた買い物は何ですか?(自由回答、一部抜粋)
―自由回答から、幸せを感じるお金の使い方は多岐にわたるものの、自分が喜びや楽しみを感じるだけでなく、それを他者とも共有する「幸循環消費」が影響していると示唆
○ 日々の買い物や食事
・友達に焼肉を奢ったとき。めちゃくちゃ喜んでいて自分もうれしかったです。(男性、20代)
・猫を保護したので、その子のためにケージやタワーなど、猫グッズを購入したこと(女性、70代)
○ 旅行などの非日常的な体験
・アミューズメントパークの40周年パレードを家族でみたこと。(男性、50代)
・妻とのハワイ旅行です。(男性、80代)
・スイスアルプス縦走の旅 花、素晴しい山容、山小屋での仲間との飲酒時間。(男性、80代)
○ 大切な人への贈り物
・妊娠中に子どもの用品を買いに行ったこと。(女性、20代)
・息子の彼女に初めて会うときに渡す物を、何がいいかなーと楽しみながら探したプレゼント(女性、60代)
・子どもの誕生日プレゼントの、電子ピアノ。音楽が好きな娘にリクエストされ、プレゼントしました。喜ぶ姿は、こちらも嬉しくなります。(女性、30代)
・孫の玩具。初孫なので可愛くて仕方ありません。(男性、60代)長男のランドセルです。新品のランドセルを本人希望の色で購入でき、それを背負って学校に通う息子を見るのが幸せです。(女性、40代)

■Q5. 人生100年時代において、あなたは100歳まで生きたいと思いますか?
―「幸循環消費」をしている人の方が、「100歳まで生きたい」と思っている割合が高い
 「Q5. 人生100年時代において、あなたは100歳まで生きたいと思いますか?」(n=728)と尋ね、「幸循環消費」をしている人と、していない人のスコアを比較しました。ここでは幸せを感じるお金の使い方をしており、そのお金を使う相手がいる人を「幸循環消費あり」としています。その結果、「幸循環消費」をしている人の方が、「100歳まで生きたい」と思っている割合が高いことがわかりました。特に、「そう思う」のスコアに差がみられました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/117890/5/resize/d117890-5-5679e9159850c9d54b59-4.png ]




調査結果に関する研究員コメント:榊原 智宣



[画像6: https://prtimes.jp/i/117890/5/resize/d117890-5-11701face438d3dbe6e1-5.jpg ]

 自由回答から示唆された通り、幸せを感じるお金の使い方は「金額の大小に関係なく他者と喜びや楽しみを共有すること」が重要であることがわかりました。少し前までは、高級車やブランドバッグなどの周りから羨ましがられ、それが自分の満足感につながる「承認欲求消費」が主流だったと思います。確かに、それは今でも幸せの消費の一つであるでしょう。しかし、人生100年時代では、自分だけのために消費するのではなく、誰かと一緒に喜びや楽しみを感じる「幸循環消費」を積み重ねていくことが、充実した人生を歩み続ける鍵になると考えています。

 本研究により明らかとなった幸循環消費のポイントは以下の通りです。
・金額の大小ではなく、他者とも楽しめる消費である
・その「他者」は、人生のライフステージによっても変化していく
・幸循環消費によって、人生100年時代を前向きに捉えることができる

 ボーナスが支給されるこのタイミングで、改めてお金の使い方を見つめ直し、自分にとっての「幸循環消費」を考えてみてはいかがでしょうか。




【100年生活者調査〜お金編〜】概要



■調査名:【100年生活者調査〜お金編〜】
■調査目的:生活者の消費行動と、幸福度や人生100年時代との関係把握
■調査手法:インターネットモニター調査
■調査期間:2023年4月
■調査対象者:20〜80代の男女728名




Hakuhodo DY Matrixについて



 Hakuhodo DY Matrixは、「The well-being company」として人々の幸福と健康の増進に役立てることを目指し、博報堂DYホールディングスのグループ会社として2021年4月に創業しました。「100年生活者を見つめ、人生を通してWell-beingであり続けられる理想社会の実現に貢献する」というミッションの下、シンクタンクである100年生活者研究所を通して、人生100年時代の幸せをテーマにした調査リリースを発信・提案してまいります。


[画像7: https://prtimes.jp/i/117890/5/resize/d117890-5-74773b03e6447e77fa1e-6.jpg ]



会社名 株式会社 Hakuhodo DY Matrix
URL  https://hdy-matrix.co.jp/
所在地 〒105-8658 東京都港区芝2-14-5
社員数 180名(2022年4月1日現在)
代表者 代表取締役社長 近藤 暢章
設立  2021年4月1日
資本金 1億円(博報堂DYホールディングス100%出資)



プレスリリース提供:PR TIMES

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