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シリア、アレッポ大学の分校にて難民を対象にITクラスの開校決定 -ワールド・ドリーム・スクール

(PR TIMES) 2022年05月26日(木)09時45分配信 PR TIMES

特定非営利活動法人オンザロードが運営するワールド・ドリーム・スクール(所在地:東京都葛飾区、代表理事:高橋 歩)では、この度、トルコの現地NPOと提携し、シリアにて難民を対象としたITクラスを開校することといたしました。
[画像: https://prtimes.jp/i/88908/5/resize/d88908-5-67657883489db593d58a-0.png ]

【「アラブの春」から10年以上。未だ終わりの見えないシリア内戦】
2010年末頃から中東・北アフリカ地域で本格化した反政府民衆運動「アラブの春」を発端に、シリアでは内戦が勃発。10年以上経つ現在もなお内戦に終わりの兆しは見えていません。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、欧州委員会のデータによると、2011年以降に難民もしくは国内避難民となったシリア人は1200万人を超えると言われています。

【クラス提供から就職斡旋まで一貫した支援。トルコの現地団体と連携】
シリア、アレッポ北西部では、400万人以上のシリア人が生活しています。その中には、自分自身の命を守るために学業を諦め避難してきた学生たちも多く含まれます。

WDSはトルコに拠点をおくNGO団体Education Without Borders / MiDAD(以下MiDAD)とパートナー連携し、現地の学生を対象に実践的なITクラスを提供することにいたしました。クラスの提供から就職をめざしたキャリア教育まで一貫したサポートを行い、クラス受講者の全員が就職することを目標としています。シリア国内から学業を続けたいと思い集まった学生を対象に、彼らが就職する上でまだ足りていないITスキル、キャリア教育のクラスを開校することで、夢と自立を実現することをサポートし、貧困から抜け出すきっかけ作りを目指します。

また、卒業後は、生徒だった彼/彼女らが、講師となりシリア国内や他のアラビア語圏にITのクラスを提供することで、現地でのインパクトを最大化することを目指します。

<開校するクラスについて>
実施場所:アアザーズ(アレッポ北部)
期間:2022年6月1日~2022年9月31日
(※4ヶ月のカリキュラム構成)
対象人数:20名程度
目的:企業への就職に必要なITスキルの獲得
目標:クラス修了者の就職率100%

現地パートナー団体:Education Without Borders/MiDAD
トルコで認可された、教育を専門とするシリアの団体です。教育問題に取り組む専門家のグループによって設立され、シリア全土、小学校から高校までのすべての教育レベルを対象に、すべてのシリア人のための教育へのアクセスの向上を目指しています。職業支援や大学教育に特別に注力しており、教育的な研究や調査を通じて教育活動を発展させることを目指しています。
設立:2015 /11 /11
代表:AZZAM KHANJI
URL:https://edumidad.org/

【団体概要】
特定非営利活動法人オン・ザ・ロード
設立: 2008年5月10日
代表: 代表理事 高橋 歩
本部所在地: 東京都葛飾区
事業内容: インド教育支援事業「マザー・ベイビー・スクール」/就職・自立支援事業「ワールド・ドリーム・スクール」/国際交流事業「ワールド・フレンドシップ」/フェアトレード商品の企画・販売/世界中からのボランティア受け入れ/スタディーツアーの運営/東日本大震災からの復興支援・地域連携/緊急時の災害支援・防災ワークショップ運営/日本での講演やイベント出店などでの啓蒙活動

<本件に関するお問い合わせ先>
特定非営利活動法人オン・ザ・ロード
ワールド・ドリーム・スクール(WDS)事業
MAIL : support@wds.world
HP : https://wds.world/
担当 : 大島

プレスリリース提供:PR TIMES

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