プレスリリース
株式会社EX-Fusion(本社:大阪府大阪市、代表取締役:松尾 一輝、以下「当社」)は、この度、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(以下「OUVC」)が運用する「OUVC2号投資事業有限責任組合」を引受先とする第三者割当増資により、31百万円の資金調達を実施したことを発表致します。
◆資金調達の概要
当社は、長年に亘ってレーザー核融合を研究してきた大阪大学レーザー科学研究所や光産業創成大学院大学の研究者らによって設立されたレーザー核融合商用炉の実用化を目指す国内唯一の民間企業です。
日本を拠点とするレーザー核融合エネルギーのスタートアップとして実用化に必要な技術開発を加速していきながら、商用炉実現を目指す過程で得られる最先端の光制御技術・知見等を活用し、エネルギー分野にとどまらず、様々な産業分野の技術開発に貢献していきます。
◆代表からのコメント
《EX-Fusion CEO 松尾 一輝》
2020年に大阪大学博士後期課程を修了した時には、まさかこのような形で大阪大学と関係するとは思ってもいませんでした。大阪大学発の名を冠せることに喜びを感じつつも、50年という長い日本のレーザー核融合研究で培われてきた成果を社会実装するという責任も感じています。これまで築き磨かれてきた産学連携の枠組みをさらに発展させながら、一民間企業として独自の取り組みを行い、早期にレーザー核融合が実現できるように邁進していきたいと思います。
◆投資家からのコメント
《OUVC 平井 洋輔 氏》
究極のクリーンエネルギーと言われる核融合発電の実現に向けて、国内では唯一のレーザー核融合商用炉の実用化に向けて設立されたEX-FUSIONの一員として、ともに取り組んでいけることとなり、今はとてもワクワクしています。レーザー核融合は、数ある核融合の方式のなかでも最も実用化に近い技術の1つと言われており、大阪大学を含めこれまで長年に亘ってアカデミアで研究されてきた成果も活用しながら、EX-FUSIONが先頭を切って核融合の実用化を実現することを期待しています!
プレスリリース提供:PR TIMES