プレスリリース
日本における認定は本事例が初。全国で「IELTS推進校」を増やせるよう、高校でのIELTS活用支援を積極的な活動を継続していきます。
全世界での年間受験者数が350万人を超える、グローバルな英語4技能テスト「IELTS(アイエルツ)」を運営するIDP Education(本社:オーストラリア・メルボルン、代表取締役社長:マレー・ジョン・ウォルトン、以下 IDP)は、2023年7月28日、佼成学園中学校・高等学校(所在地:東京都杉並区、学校長:青木 謙介)を「IELTS推進校」に認定しました。
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高校生の受験需要が高まるIELTS
日本国内で注目が高まる英語4技能テスト「IELTS」は、海外留学や就労、移住といった多くの場面で英語力を測る試験として、世界11,000以上の機関で採用されています。
近年、海外大学への進学を志望する高校生が増加している一方、日本国内の大学でも英語外部検定を利用した入試制度の導入が進んでいます。そうした状況下で、IELTSを受験する高校生は年々増えており、今後も高校生の英語力を測るひとつの指標として広く活用されることが期待されています。
日本で初の「IELTS推進校」に佼成学園中学校・高等学校を認定
佼成学園中学校・高等学校において2021年に開設された「グローバルコース」。ネイティブ教師によるオールイングリッシュの授業を基本に、国内外の大学進学に必要な英語4技能と英語での論理的思考スキルの習得を目的とした教育を実践しています。
また、3年間のカリキュラムを通して目指す英語力の指標としてIELTSを採用し、卒業時までに帰国生はIELTS Overall 6.5、一般生はIELTS Overall 5.5の達成を目指します。
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佼成学園中学校・高等学校は2022年よりIDPと連携を開始しました。連携後、IDPは佼成学園のグローバルコースの目標に合わせ、IELTSに関する知見とリソースを活かしたアドバイスや支援を提供しています。
具体的には、IDP公認のIELTS問題集を活用した試験対策授業の実施や、IDP公認のIELTSエキスパートによるワークショップ、公式模擬試験・本試験の団体受験など、IELTSに関わる取り組みを多数行ってきました。
模擬試験と本試験は、IELTS本試験会場である「IDP IELTS東京テストセンター」で実施。2023年7月には同会場でグローバルコース1期生が2回目のIELTS本試験を受験しました。この試験では多くの生徒が目標スコアを達成し、IELTSを指標に設計された学習ロードマップが世界に通用する英語力を育んだことを示しています。
そして、IELTSを目標に据えた先進的な英語教育に加え、グローバルな進路を支援する学校の取り組みが評価され、今回の「IELTS推進校」認定に至りました。これまで国内での認定事例はなく、本ケースが初の事例となります。
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北野尚之教諭(佼成学園中学校・高等学校グローバルコース・プログラムディレクター)からのコメント
グローバルコースの成果指標としてIELTSを導入し、高校1年時から段階的にIELTSに向けて生徒たちの英語力を思考力と共に育成してきた結果、高校3年の夏の時点で多くの生徒が目標スコアを達成できたことは大変嬉しい限りです。IELTSが基準になったことで、海外大学進学を目指す生徒や、国内の大学と海外の大学を併願する生徒も増えてきています。本コースが目指す『世界平和実現のために貢献できる真のグローバルリーダー』に向けて成長していく生徒たちの姿を頼もしく感じています。
「佼成学園中学校・高等学校グローバルコース」紹介ページ
https://www.kosei.ac.jp/boys/senior/global_course/
IDP Educationの高校向けIELTS活用支援
IDP Educationは、日本国内の高校向けにグローバル教育におけるIELTSの活用を支援する以下の取り組みを積極的に行っています。
1.IELTSの模擬試験と本試験の団体受験の実施
2.英語教員向け、IELTS指導セミナーの開催
3.生徒向けIELTSの試験概要や勉強法のセミナー開催
4.IDP公認のIELTSエキスパートによるワークショップの開催
5.高校教員のIELTS本試験の受験料助成制度
全国に「IELTS推進校」が増えるよう、今後も高校に向けた支援を進めてまいります。
【IDP Educationについて】
1969年にオーストラリア政府によって設立されて以来、50年以上にわたり、英語圏への留学を支援してきました。世界30か国・90拠点にオフィスを構えるグローバルなネットワークを構築しているほか、IELTSの共同所有者でもあります。日本では、2016年に最初の公式テストセンターを開設して以来、全国でIELTSの試験機会拡充に努めています。
「IDP Education」公式サイト: https://www.ieltsjp.com
プレスリリース提供:PR TIMES