プレスリリース
近年、国内だけでなく海外からも注目を集める金継ぎ。「伝統的な、特別で珍しいもの」という一過性のブームでは終わらせず、器を長く大切に使うという本質的にサステナブルな文化を、金継ぎを通じて広めていきます。
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当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは KISSAKO の夢です。
なぜ「金継ぎされた器」か
陶磁器の修理の手法として広く認知されている金継ぎは、「大切にしていた器が割れてしまった」という状況が暗黙の前提となっています。 「大切にしていた器が割れてしまった」という状況でない多くの場合、金継ぎはどうしても縁遠い存在なのではないでしょうか。 器選びの段階で「最初から金継ぎされている器」が選択肢に入る世の中を作ることで、金継ぎの魅力を身近に感じる人を増やしたいと思っています。
なぜ海外の人か
KISSAKOは金継ぎを、器としての機能を蘇らせる修復技術としてだけでなく、器を長く大切に扱う、本質的にサステナブルな文化に結びつく技術だと考えています。近年海外からも注目されはじめた金継ぎですが、日本の伝統的で特別な珍しい技術というブームで終わらせずに、ものを修繕しながら使う文化の入り口として金継ぎが受け入れられて欲しいと願っています。
KISSAKOのこれまでとこれから
2023年以降、KISSAKOはオンライン販売に加え、POPUP等の対面販売や金継ぎワークショップを開催するなど、お客さまに対面で「継皿」をお手に取っていただいたり、金継ぎを体験していただいたりする機会に注力してまいりました。今後はさらに、海外の方に向けたオンラインショップの運営や外国人向け金継ぎワークショップなど国外に目を向けて、金継ぎそして継皿を当たり前のものにしていくべく活動を続けてまいります。
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金継ぎワークショップの様子。作家の間瀬が講師を務めました。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/110412/4/110412-4-43025fce5e341163cdb99ad4188964ce-1568x1046.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
参加者の様子。
継皿とは
陶芸作家や窯元から譲り受けたデッドストック品や、蚤の市で仕入れたアンティーク品を自ら割り、金継ぎ*でリメイクした器です。
通常、割れてしまったり欠けてしまった大事な器を修理するための技術として伝統的に用いられてきた金継ぎ。そんな金継ぎの「修理」という機能的な側面だけでなく、偶然生まれた割れ目を美しさと捉え直してクリエイティブへと昇華し、作品として生まれ変わったものが「継皿」です。
偶然生まれた割れや欠けを漆で継いだ跡は、器のアクセントともなる模様になり、人間のコントロールを超えた美しさを宿します。
*KISSAKOでは「金継ぎ」を漆を用いた陶磁器類の修復の技術の総称として使用しており、仕上げに金粉を用いていないものも含みます。
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KISSAKOとは
2020年に創業し、9色展開するカラフルな漆のお箸「色箸(IROBASHI)」、デッドストックの陶磁器を金継ぎでリメイクした「継皿(TSUGI-SARA)」を販売している漆器ブランドです。割れた器の金継ぎ修理も受け付けています。
販売サイト:
https://www.kissako-urushi.com/
Instagram:
https://www.instagram.com/kissako_urushi/
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KISSAKOの作家 間瀬春日
1998年生まれ。神奈川県出身。
2021 金沢美術工芸大学美術工芸学部 工芸科 漆木工コース卒業
2023年4月より 東京芸術大学美術研究科修士課程 文化財保存学専攻在籍
漆芸作家として活動中。
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「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
プレスリリース提供:PR TIMES