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第31回日本医学会総会 博覧会

アレルギーを正しく知ろう!「誤解の多い“アトピー性皮膚炎”」と「“ぜんそく”のこれまでとこれから」。医療スペシャリストによる参加無料のオンラインセミナー開催。

(PR TIMES) 2022年08月08日(月)18時45分配信 PR TIMES

現代人に必要な健康と医療と長寿の知識と知恵を広く分かりやすくお伝えする。「からだの”知りたい”がここにある!」 第31回日本医学会総会 博覧会”プレイベント”オンライン市民公開講座開催。

 2023年4月、東京丸の内・有楽町エリアにて、日本最大規模、4年に一度の「日本医学会総会」(会頭、春日 雅人 朝日生命成人病研究所所長)が開催されます。31回を迎える2023年開催のテーマは、「ビッグデータが拓く未来の医学と医療〜豊かな人生100年時代を求めて〜」。ポストコロナと少子超高齢社会という状況を踏まえ、多くの医療関係者が学術集会や学術展示を通じて、医学・医療の最先端を学ぶとともにその全体像を俯瞰し豊かな人生100年時代を目指す医療について考える機会を提供したいと考えています。
 また、同時期、同エリアにおいて、より多くの皆さまが健康や医療に関する最新の情報を体験しながら学ぶことのできる「健康・医療」の祭典「日本医学会総会 博覧会」が開催されます。

[画像1: https://prtimes.jp/i/98857/4/resize/d98857-4-a993208ffe0c55451034-3.jpg ]

【参加申込はこちら】https://isoukai-expo.jp/shimin/

第3回はアレルギーのお話

「オンライン市民公開講座」は、この「日本医学会総会 博覧会」のプレイベントとして、医師や医療関係者が講師として医療や健康の取り組み、課題等について分かりやすくお伝えするオンライン講座です。コロナ禍で皆さまの医療への関心が高まっている中、最先端医療から身近な健康の悩みなど様々なテーマを取り上げ、会期1年前から開催直前まで継続的な講座として開催することとしております。

第3回オンライン市民公開講座は、司会に第31回日本医学会総会 副会頭の天谷 雅行 先生(慶應義塾常任理事)、講師に大矢 幸弘 先生(国立研究開発法人 国立成育医療研究センター アレルギーセンター・センター長)、福永 興壱 先生(慶應義塾大学医学部内科学(呼吸器)教授)をお迎えし、アトピー性皮膚炎とぜんそくについて、講義を行います。

参加費無料・オンライン開催ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。


司会 天谷 雅行 先生 (第31回日本医学会総会 副会頭/慶應義塾常任理事)


[画像2: https://prtimes.jp/i/98857/4/resize/d98857-4-8e747f4c19efb19adbad-0.jpg ]


1985年 慶應義塾大学医学部卒業
1989年 米国国立衛生研究所国立癌研究所皮膚科
1996年 慶應義塾大学専任講師(医学部皮膚科学)
2005年 慶應義塾大学教授(医学部皮膚科学)
2013年 理化学研究所 生命医科学研究センターチームリーダー(非常勤)
2017年 慶應義塾大学医学部長2021年 慶應義塾常任理事(研究担当)


講師 大矢 幸弘 先生(国立研究開発法人 国立成育医療研究センター アレルギーセンター・センター長)


[画像3: https://prtimes.jp/i/98857/4/resize/d98857-4-6d66455ac6fbaf6ebf23-1.jpg ]


1985年 名古屋大学医学部卒業 同年半田市立半田病院研修医
1986年 名古屋大学医学部小児科
1991年 国立名古屋病院小児科医員
1995年 国立小児病院アレルギー科医員
2002年 国立成育医療センター第一専門診療部アレルギー科医長
2011年 国立成育医療研究センター生体防御系内科部アレルギー科医長
2018年 国立成育医療研究センター・アレルギーセンター・センター長

【講演の内容:アトピー性皮膚炎〜食物アレルギーとの関係も含めて〜】
アトピー性皮膚炎は非常に多くの子どもが罹患するが、誤解も多い疾患である。離乳食を始める前の乳児期早期に発症のピークがあるが、乳児湿疹(実はアトピー性皮膚炎も乳児湿疹の一種である)という診断のもと徹底した治療が行われず食物アレルギーの発症を予防する機会を逸してしまう子どもが少なくない。湿疹の出現が早いほど食物アレルギーを発症するリスクが高いことが分かっており、特に生後4か月までの発症は強い危険因子となる。しかし、乳幼児はステロイド外用薬の効き目がよく、適切な治療を施せば、副作用を経験することなく全く皮疹のない健康な皮膚を取り戻すことが可能であり、多くの子どもはステロイド外用薬から離脱できる。また、徹底した治療を受ける機会が早いほど食物アレルギーの発症は少なくなる。幼児期も持続するタイプは食物アレルギーだけでなく喘息やアレルギー性鼻炎を発症するリスクも高くなるため、早期の徹底した治療が望まれる。


講師 福永 興壱 先生 (慶應義塾大学医学部内科学(呼吸器)教授)


[画像4: https://prtimes.jp/i/98857/4/resize/d98857-4-e21755d39b21e783f912-2.jpg ]


1994年 慶應義塾大学医学部卒業
1994年 慶應義塾大学医学部研修医(内科学教室)
1996年 慶應義塾大学大学院博士課程入学(臨床系呼吸循環器内科学)
2000年 東京大学大学院生化学分子細胞生物学講座研究員
2001年 独立行政法人国立病院機構南横浜病院医員
2002年 米国ハーバード大学医学部Brigham and Women’s Hospital留学
2005年 慶應義塾大学医学部臨床助手(内科学呼吸器内科)
2007年 埼玉社会保険病院(現埼玉メテ゛ィカルセンター)内科医長
2010年 慶應義塾大学医学部呼吸器内科睡眠医学研究寄附講座 特別研究助教
2012年 慶應義塾大学医学部呼吸器内科 専任講師
2018年 慶應義塾大学医学部呼吸器内科 准教授、同 アレルギーセンター・センター長(兼任)
2019年 慶應義塾大学医学部呼吸器内科 教授2021年 慶應義塾大学病院 副病院長(兼任)

【講義の内容:ぜんそく(喘息)〜これまでとこれから〜】
ぜんそくは気道(空気の通り道)に炎症が起こることで、咳、痰、息苦しさ、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)、胸苦しさなどの症状が現れます。喘息発作が起こる原因は環境要因を含めてさまざまです。現在治療を受けている成人ぜんそくの患者さんは約120万人(2015年厚生労働省調べ)にのぼりますが、一方で年間ぜんそくのため亡くなる方は30年前の約1/7の1000人近くまで減少の一途をたどっております。この背景にはぜんそくという病気に対する理解が進み、その治療法がこの間に格段に進歩したことに起因すると言っても過言ではありません。本講演ではぜんそく診療の軌跡を踏まえながら、「これまでとこれから」についてお話しをしたいと思います。


第3回講座概要
「アレルギーを正しく知ろう!」
開催日時:2022年8月31日(水) 18:00-19:00/オンライン
参加費 :無料(要事前申込)
申込方法:公式Webサイトより https://isoukai-expo.jp/shimin/
申込締切:2022年8月29日(月)
参加人数:500名(先着順)

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プログラム:
18:00-18:05 開会挨拶
天谷 雅行 先生(第31回日本医学会総会 副会頭/慶應義塾常任理事)
18:05-18:30 アトピー性皮膚炎〜食物アレルギーとの関係も含めて〜
大矢 幸弘 先生(国立研究開発法人 国立成育医療研究センター アレルギーセンター・センター長)
18:30-18:55 ぜんそく(喘息)〜これまでとこれから〜
福永 興壱 先生(慶應義塾大学医学部内科学(呼吸器)教授)
19:00 終了予定
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主催:第31回日本医学会総会
問い合わせは(isoukai2023-exhibition@congre.co.jp)まで


●日本医学会総会とは
 日本医学会総会は、日本医学会が日本医師会と協力して医学および医学関連領域の 進歩・発展を図り、学術面、実践面から医学・医療における重要課題を総合的に討議 することを目的としています。
 第1回日本聯合医学会は、東京において明治35年4月2日から4日間、田口和美会頭、 北里柴三郎副会頭で開催され、16分科、1,700余名が参加し、活発な研究発表が行われました。第2回日本聯合医学会は明治39年4月に同じく東京で開催されました。第3 回からは、日本医学会と改称され、4年毎に開催が続けられてきました。
現在、日本医学会は141の分科会を擁しています。日本医学会総会はこれらと連合し、分科会における最新の成果を統合し紹介する場を提供します。また、1999年より社会に開かれた総会として一般市民に開放された博覧会を併催。以後、医学、医療サイドが主催する国内唯一最大の「医学と医療に関する学会・博覧会」として毎回30万 人以上の参加実績を残しております。
 今日のように、医学、医療が高度に専門化、細分化する一方、社会や社会制度におけるその重要度がますます高まる中、日本医学会総会は、日本医学の英知を結集し、新しい未来を切り開く場として、医学・医療の世界にとどまらず社会全体にとっての重要な責務を担うと同時に、その課題解決の場として期待されています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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