プレスリリース
約2.7億の資金調達を経て電子決済等代行業として年内ローンチへ
G-Bank Technologies OU(本社:エストニア、代表取締役CEO:ラウル・アリキヴィURL: https://www.gigabank.jp/ 以下G-Bank)並びに株式会社GIG-A(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:ラウル・アリキヴィ/以下GIG-A)は、東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下の株式会社UI銀行(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中俊和 以下UI銀行)との間で、年内にサービス提供開始を予定している多言語モバイル金融サービス「GIG-A(ギガー)」について「サービス提供に関するAPI利用許諾契約」を締結しました。
さらに、インクルージョン・ジャパン、FINOLAB FUND、MIRAISE、並びに個人投資家を引受先とした転換権付ローンにより、1.93百万ユーロ(約2.7億円)の資金調達を完了したことをお知らせします。
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■UI銀行との提携
今回の契約に先立ち、事業運営主体となるGIG-Aは10月7日に関東財務局により電子決済等代行業の登録認定を受け、日本の銀行が提供しているAPIとの接続が可能になりました(関東財務局(電代)第105号)。
このことにより、かねてから協議を進めてきましたUI銀行と10月31日、正式な契約締結に至り、年内に多言語モバイル金融サービス「GIG-A(ギガー)」をローンチする予定です。
■資金調達と背景について
サービスローンチ前のプレシードラウンドにも関わらず、この度インクルージョン・ジャパン、FINOLAB FUND、MIRAISE、並びに個人投資家を引受先とした転換権付ローンにより、1.93百万ユーロ(約2.7億円)の資金調達を実施できました。
背景には、日本における労働人口の減少と外国人就労者の拡大が急務であることが挙げられます。
その為に整備が必要な外国人労働者のインフラの中には「金融サービス」が含まれ、特に「銀行口座を作ることができる」「母国語でわかりやすい仕組み」「安価で利用できる」といった金融サービスを整える必要があります。
欧米では移民向けの金融サービスを既存の銀行からBaaS(Banking as a Service)として機能提供を受けて提供するネオバンク型の企業が急成長しています。
また、当社代表Raul Allikivi(ラウル・アリキヴィ)は、元エストニア経済通信省局次長として海外での金融DXに精通しているだけでなく、日本での生活で自らの体験を生かしてサービス展開ができます。
■引受先からのコメント
【インクルージョン・ジャパン】
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取締役 寺田知太氏
日本で働く外国人労働者の方々は、今後の日本の成長を支える大きな希望の一つであると考えます。エストニア出身で自らも日本で働き、金融サービスの「不」を痛感してきたシリアルアントレプレナーのRaulさん、メガバンクの実務に非常に精通している阪本さん、グローバルのFinTechアプリ開発をリードしてきたRaitさんというチームでこそ、日本の外国人向けネオバンクというフロンティアを切り開くことができるに違いないと確信し、出資させて頂くことになりました。
より多くの外国人の方が日本で気持ちよく働き続けることができるよう、ICJ2号ファンドとして、微力ながら支援させていただきます。
【FINOLAB FUND】
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Chief Executive Officer 伊藤千恵氏
Raul氏とは、弊社が主催しているグローバルピッチコンテスト「FINOPITCH2022」で出会いました。日本に住み、働く外国人のファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)という自らが体験した課題を解決しようというビジョンに共感し、投資をさせていただきました。
今後、日本でも外国人就労者が増えていくことが確実です。誰もが金融サービスへアクセスでき、安心して暮らせる環境を作れるよう、G-Bank社の事業成長に全力で伴走していきたいと思います。
【MIRAISE】
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代表パートナー & CEO 岩田真一氏
G-Bank社とのディスカッションをする中で、日本で就労する外国人が安心して使える金融サービスが極端に少ないことを知りました。日本の実態とグローバルの動向の双方に深い知見を持つ同社ファウンダーのラウル氏が提唱したソリューションに強く共感し、支援させて頂きました。
電子決済等代行業の認定およびUI銀行様とのAPI連携が整ったことで、実現に向けて大きく前進したことを大変嬉しく思っています。
■GIG-Aについて
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=lIGaKhFWkEg ]
「GIG-A」は、多言語で金融サービス体験を提供するプラットフォームです。
日本での生活には銀行口座が欠かせませんが、日本では銀行口座は開けても十分な金融サービスを受けられていない約2,000万人の「Underbanked層」がいます。
その中でも特に日本で生活する外国人材は、口座開設時の言語対応や、母国への送金などで生じる高額な金融費用の経済的負担があり、少子高齢化が進む日本で貴重な戦力となってゆく外国人材の金融包摂は1日も早く解決すべき課題です。
「GIG-A」は、日本の銀行口座の開設から、その後の日々のバンキング(送金など)を多言語、モバイル完結で提供するプラットフォームです。ユーザーは月額固定の手数料を支払うことで、金融費用を抑えながら生活を向上させていく仕組みを作ります。同時に日本の銀行が直面する外国人材の金融包摂と金融犯罪の抑制との両立という課題の解決に向け取り組んでいます。
■G-Bank Technologies OÜについて
[画像5: https://prtimes.jp/i/95827/4/resize/d95827-4-b5dc6abd872ab16d0ac3-3.png ]
URL:https://www.gigabank.jp/
G-Bankはバンキングサービスを開発するフィンテックスタートアップ。
本社はエストニア。
元エストニア経済通信省局次長であり、日本で起業家として活躍するラウル・アリキヴィが自ら直面した日本で働く外国人の課題解決のためエストニア、日本の共同創業者と共に2021年に創業。
※事業運営主体は日本法人です。
会社名:株式会社GIG-A
所在地:東京都千代田区大手町1丁目9番2号
大手町フィナンシャルシティグランキューブ3階Global Business Hub Tokyo
設立:2021年11月24日
代表取締役CEO:Raul Allikivi(ラウル・アリキヴィ)
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社GIG-A
問い合わせ担当:info@gigabank.jp
プレスリリース提供:PR TIMES