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プレスリリース
【日本の未来を創る循環型社会へ】“経済的弱者”と“空き家”の再出発「リセットハウスプロジェクト(京都市)」のクラウドファンディングを開始/NPO法人321プロジェクト<ビジネススクール発NPOの挑戦>
日本の未来を創りを目指し、空き家を活用した経済的弱者の再出発をサポートするプロジェクトに必要な家具・家電をクラウドファンディングで実施します。是非応援してください。
NPO法人321プロジェクト(所在地:東京都港区、代表:岡村志穂)は、日本の未来を創るための複数の社会課題を解決するリセットハウスプロジェクト(京都市右京区)の運営開始のための家電・家具資金のクラウドファンディングを実施します。
期間:2023年6月16日(金)〜7月21日(金)目標金額は100万円で、いただいたご寄付は経済的弱者が再出発するリセットハウスの家電・家具の資金として使用いたします。
クラウドファンディング詳細・支援はこちら:https://readyfor.jp/projects/reset
[画像1: https://prtimes.jp/i/122051/3/resize/d122051-3-f2738a89c1ffeb56e602-0.png ]
NPO法人321プロジェクト(東京都港区)は”ささいなことで人生は変わる”をテーマに、経済的弱者を減らすための取組みや人生の選択肢を増やすキッカケづくりを行ってます。
京都市移住・定住応援団としての認定をうけ、23年8月より、京都市内の空き家を活用した移住・定住促進と社会課題を解決する「リセットハウスプロジェクト(以下リセットハウス)」を実施いたします。
[画像2: https://prtimes.jp/i/122051/3/resize/d122051-3-3f0fcfafda648fb04248-1.png ]
◆取り組み内容
23年8月京都市内にあった空き家を活用し、経済的弱者(主にケア・リーバー:児童養護施設や里親などの社会的養護のケアから離れた子ども・若者のこと)に対して、居住場所の提供を行います。
住宅セーフティネット制度と含めて、入居時から退去時を見据えた、ライフプランニングや教育やリスキリングを通じて、退去時に所得を増額させて退居頂く事を想定しています。
今回の認定を受け、京都市の魅力も移住促進活動を行うことで、ケアリーバーに情報を届けると共に京都の魅力を発信していきます。
プロジェクトは大きく3つの社会課題を解決できる事例になることを目的としています。
1・経済的弱者の貧困の再生産を防ぐことを通じて、現在・将来の社会保障費用の削減
2・増える空き家を再活用。
3・納税者が増える事により、納税による国益に寄与。(税は国家なり)
リセットハウスの家電については、クラウドファンディングを実施予定です。
資金の透明性や社会性の観点から、24年認定NPO法人化を目指します。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/122051/table/3_1_44dfec80bd2881f05d9702ce7c978047.jpg ]
課題1:全国に広がる空き家
平成30年(2018)住宅・土地統計調査によると、全国の空き家数は848万9千戸、全国の住宅の13.6%を占めています。京都市の空き家数は10万6千戸、空き家率12.9%になっています。賃貸用空き家455万5千戸については、民間が79.1%を占めています。空き家は年々増加傾向にある上に空き家が増えると放火や不法侵入などの犯罪の温床になりやすいと言われおり、地域環境に大きな影響を及ぼします。空き家対策については空き家バンクなどの活用もなされていますが、所有者が高齢な場合も多く課題が多く残っています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/122051/3/resize/d122051-3-f27db137447c880c9d59-2.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/122051/3/resize/d122051-3-1cc7142eddff2448f65b-3.png ]
参考:平成30年住宅・土地統計調査住宅数概数集計/総務省統計局
課題2:経済的弱者に対する住宅不足
空き家は増加しています。しかしながら、住宅要配慮者(低額所得者<15万8千円以下>、被災者、高齢者、障害者、子育て世帯)に対する住宅は不足しています。セーフティネット住宅制度がありますが、まだ足りていません。民間の空き家があるにもかかわらず入居できない理由は、家主側の賃料の不安などの理由から入居を拒むことで、住宅要配慮者は民営の入居が困難になるという問題が発生していることがわかります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/122051/3/resize/d122051-3-dcec163e854ddd969180-4.png ]
参考:国土交通省住宅局『家賃債務保証の現状』
課題3:国家の社会保障費用の増加
年々社会保障費用は増え続けています。大きい負担は、年金や医療ですが、社会保障費の中には経済的弱者に対するサポートの支出が含まれています。この財源はわたし達の税である事を考えると増え続ける状態は、未来への負担増になります。
[画像6: https://prtimes.jp/i/122051/3/resize/d122051-3-20c1c8a1bdd43914410a-5.png ]
参考:社会保障に関する基礎資料内社会保障給付費の推移/厚生労働省
課題4:貧困が再生産されやすい環境
生まれる環境は選択することが出来ません。しかしながら、国立大学法人お茶の水女子大学「平成25年度全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究」では世帯収入と学力との間に相関関係があることが分かります。学力はそのまま学歴に反映される可能性が非常に高い傾向を示しています。内閣府の子どもの貧困対策に関する大綱では、生活保護(低額所得者15万8千円以下)・児童養護施設・ひとり親世帯別の進学率・就職率・中退率を全世帯平均と比較した大学等進学率をみると、全世帯平均73.3%に対し、ひとり親家庭が41.6%・生活保護世帯32.9%・児童養護施設22.9%と歴然です。
空き家は増え続けている。しかし、住居は生活の基盤ですが、経済的弱者には借りにくい状況がある。我が国は育った環境において進学や学力に影響が出ている傾向がある。さらに国家の社会保障費の増加している状況があります。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/122051/table/3_2_9772dce326c347ab4ef67653506450cd.jpg ]
創立者岡村志穂の原体験:
京都市生まれのひとり親家庭の幼少期。公営住宅に入居したものの、あるのに使えない風呂・洗濯機・冷蔵庫。さらに、隣人は反社会的勢力の方でした。小学生時代の多感な時期に隣人がトラブルを起こし、怒声をあげたり、物を壊して警察が来るという事が日常的に起こる環境でした。風呂は近所の銭湯に通い、洗濯物はコインランドリーに持っていく、冷蔵庫はないので必要な分を必要なだけ買うような生活でした。この暮らしは小学校1年生から高校1年生の途中迄、変わることはありませんでした。
未成年には養育権を持つ親が対策しない場合には、暮らしが変わる事はありません。母はずっと働いていましたが、民間の賃貸を借りるだけの所得はありませんでした。逃げたいけれど逃げられない環境の中で、自分の人生は誰かのゲームなのではないか?と現実を錯覚し、夢を持つことができない暮らしに母も私も疲れ果てていました。ゴキブリを手の平の中で感じた体験もありました。
高校1年生の夏以降、親元を離れて暮らすことで、この暮らしから解放され、安心して過ごすことが出来るようになりました。その中で卒業後は就職を予定していましたが、先生のささいな一言から進学を選択し、アルバイト3つと奨学金を2つ借り大学を卒業しました。
生活の土台は「夢を描き、自分の人生を生きるため」に欠かすことは出来ません。
幼少期の私は「誰かがこの環境から救いだしてくれないだろうか?」と考えていましたが、約10年苦痛な暮らしは続きました。
だからこそ、このような環境を変えられるような場をつくりたいとNPO法人の設立当時から考えていました。
憎しみを親や社会に感じたことがあった過去を経て、今の私があるのは小さなキッカケの積み重ねです。いろいろな人たちとの出会いによって今の私に育てられてきました。ささいなことで人生は変わるからこそ、人生のキッカケになるような場づくりをしたい
NPO法人321プロジェクトは「あなたとわたしの境界線が曖昧になる社会(自分事で考えられる社会)」をヴィジョンに、意図しない場づくりを通じて、経済的弱者を減らすことや、人生の拡がりを増やしたいと取り組んでまいりました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/122051/3/resize/d122051-3-f86599b19814cf48c5b6-6.png ]
このような社会背景を受け、今までは一時的な場づくりでしたが、本格的に経済的弱者の再出発をサポートするリセットハウスプロジェクトを今回のクラウドファンディングを実施し、100万円の資金で再出発できる場づくりを行います。
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/122051/table/3_3_9ef30e4bd3af3f7a3377625ab4d441bc.jpg ]
今回のクラウドファンディングでは・・・
創設者(岡村志穂)のふるさとの京都市で、空き家を活用したシェアハウス(名称:リセットハウス)を運営開始するための家電購入費用に利用致します。リセットハウスは独立している部分が少なく、共用部分も多いため、一時的な居宅でご利用頂くことを想像しています。 ただし入居費用は通常の賃貸物件よりも低価格で住んで頂く事ができるので、入居者は入居時に滞在期間を決めて、退去時のゴールをイメージしながら、学んだり、貯金したり人生の足場づくりを行います。
クラウドファンディング概要
期間 :2023年6月16日(金)〜2023年7月21日(金)
目標金額 :100万円
一次目標は家電・家具費用
二次目標は150万円(入居者(2世帯)への3分の1家賃補助1年分)
三次目標は200万円(入居者(2世帯)への3分の1家賃補助2年分)を計画しています。
支援金使用目的 :
1.リセットハウス内設置の家具・家電の購入費用(79万円)
家電一覧:(共有部)全自動洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器
(独立部)エアコン・椅子・机
購入家具:(共用部)テーブル・椅子・食器類
(独立部)布団・ベッド・毛布・シーツ類
防災マニュアル(3万円)
2.クラウドファンディング手数料12%(12万円)
3.早期入金オプション手数料33,000円又は支援総額3%(3万円)
4.設置プレート代(3万円)スチール製のものを想定しています。
クラウドファンディング詳細・支援はこちらから:
https://readyfor.jp/projects/reset
[画像8: https://prtimes.jp/i/122051/3/resize/d122051-3-e2c73802a599e91bbdc1-7.jpg ]
NPO法人321プロジェクト 代表 岡村志穂
自分の貧困幼少期はずっと蓋をして隠してきた過去あります。社会や親を憎み、拝金主義に傾倒したこともあります。沢山の方々との出会いを経て今の私へ育てていただきました。仲間の力を借り法人化したときから、一人では考えられなかった未来を描くと同時に、自分の命を使って何をするか?という問いに行きつきました。環境が自分を育ててくれたことで、私はお金についても学び今に至っています。
私たちは経済的弱者が再出発をすることを通じて、日本の未来創りをしたいと考えています。
走り出した私たちの「日本の明るい未来づくり」にお力添えをお願いいたします。
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/122051/table/3_4_ec309dab2e8afabd0f3771dec07d9789.jpg ]
2023年
リセットハウス運営開始(8月)
認定NPO法人化に向けた運営チームづくり(現在進行中)
ベーシックガバナンス申請(現在進行中)
泥団子遊びを通じて”技術”を可視化する(開始時期調整中)
ケアリーバーに向けた大学進学相談の開始(開始時期調整中)
経済的弱者に向けた家探し相談の開始(開始時期調整中)
24年
認定NPO法人申請
グッドガバナンス申請
リセットハウス2つ目運営開始(日中は常駐管理人あり)
教育・リスキリング環境作り
就職までサポートするための環境作り
25年
入居者をリセットし、社会へ(入居1世帯)
就職までサポート連携体制
リセットハウスのソフトを確立し提供する
【団体概要】
[画像9: https://prtimes.jp/i/122051/3/resize/d122051-3-f2738a89c1ffeb56e602-0.png ]
団体名:NPO法人321プロジェクト
所在地:東京都港区南青山2-2-15
代表: 岡村 志穂
設立: 2022年1月(創業20年12月)
事業内容: 経済的弱者を減らす社会活動
HP:https://npo321project.jimdosite.com/
公式note:https://note.com/npo321project/n/n1770a3c22816
◆協力企業
このプレスリリースは、株式会社PRTimes様の非営利団体サポートプロジェクトを利用して、配信させて頂いています。
[画像10: https://prtimes.jp/i/122051/3/resize/d122051-3-b2338b42523170db3fae-8.jpg ]
プレスリリース提供:PR TIMES