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ONGAESHIプロジェクトチーム

【リスキリング予備軍の実態調査】若手社会人の82%が、リスキリングにかけられる費用は5万円未満

(PR TIMES) 2023年04月07日(金)11時45分配信 PR TIMES

無償のリスキリング・転職一体型のプラットフォーム「ONGAESHI」が、「リスキリング挫折者」「リスキリングは必要でも未経験」20-30代社会人に調査


[画像1: https://prtimes.jp/i/115918/3/resize/d115918-3-737d8d9973b9f1ad01ad-0.jpg ]

ONGAESHIプロジェクトチームは、個人のリスキリング予備軍にあたる「デジタルのスキルアップに必要性を感じているが、現在は取り組んでいない(中断含む)」20〜30代社会人に対して、リスキリングに関する調査を実施しました。(2022年12月19日〜21日、n=360)

学習したいことがある人が8割以上の一方で、年収が低いほどお金を理由にリスキリングをあきらめていました。また、リスキリング中断者の約45%が、一人で勉強し続けるのがつらかったために挫折していることが明らかになりました。
「ONGAESHI(オンガエシ)」は、学習コーチがつきながら無償でリスキリングでき、転職まで支援されるプラットフォームです。9月のサービス開始に先駆けて、先行講座として無償の「DXデザイナー養成プログラム」(オンライン)を5月25日より開講します。すでに応募数は100名を超えており、エントリー締め切りは5月14日です。


ONGAESHI 先行講座「DXデザイナー養成プログラム」サイト:https://www.lp.ongaeshi-pj.jp/dxdesigner-course


■調査サマリー


82%が「デジタル関連のリスキリングに実際にかけられる費用は5万円未満」と回答。更に、お金を理由にリスキリングをあきらめた人は、年収400万円未満の人は51%、年収400万円以上の人は36%となりました。年収の差により「リスキリング格差」が広がっていることがわかります。
「市場価値を高めるために学習したいことがある」と回答した人は8割以上の一方、「学習する自信がある」と回答した人は約半数と、ギャップがありました。学習したいとは思いながらも、踏み出す自信がないことが示唆されました。
リスキリングを中断した理由の1位は「一人で勉強し続けるのがつらかったから」、2位は「成長を実感できなかったから」、3位は「お金が足りなくなったから」。金銭的なサポートも含め、リスキリングを完走するためのサポートが必要であることが示唆されました。


■調査概要
1.リスキリングの実施状況に関する調査(予備調査)

調査対象:20〜30代社会人 1,854名
調査対象エリア:全国
調査時期:2022年12月16日〜19日
調査方法:インターネット調査


2.リスキリング予備軍の実態調査(本調査)

調査対象:20〜30代の社会人のうち、デジタルのリスキリングに必要性を感じているが、現在は取り組んでいない人 360名

リスキリング中断者:194名

再度取り組みたい、リスキリング中断者:85名
取り組みが止まったままの、リスキリング中断者:109名


リスキリングの必要性を感じている未経験者:166名


調査対象エリア:全国
調査時期:2022年12月19日〜21日
調査方法:インターネット調査
備考:構成比は小数点以下第1位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。


■調査背景
大手企業ではリスキリングの導入が進む中、中小企業などの育成費用などにリソースを割くことが難しい企業に勤める従業員は、リスキリングの機会を得ることが難しいという現状があります。20-30代の社会人にデジタル関連のリスキング実施状況を調査したところ、現在取り組んでいる人は19.6%(196名)、リスキリングの必要性は感じるものの取り組んでいない人(リスキリング予備軍)は35.1%(724名)、取り組んだことはなく必要性も感じていない人は45.3%(934名)いました。(1.予備調査、n=1,854)
生成系AIを代表とする、テクノロジーの急速な発展によりデジタル関連スキルを身につけることが求められています。リスキリング予備軍にあたる「リスキリング中断者」「リスキリングの必要性を感じている未経験者」に対し、個人のリスキリングの課題や実態を明らかにすべく、調査を実施しました。

■調査結果
〇費用:年収の差による、リスキリング格差が明らかに
・「デジタル関連のリスキリングのために実際にかけられる費用」を質問したところ、全体の82%(273名)が「5万円未満」と回答しました。更に、年収400万円未満・以上で比較したところ、年収400万円未満の85%(152名)、年収400万円以上の79%(121名)が、「5万円未満」と回答しました。
デジタル関連スキルを実務で活用できるレベルに到達するために用意されている、サポート付きの講座の多くは5万円では賄えないことが多く、個人でリスキリング費用を負担することが難しいと考えられます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/115918/3/resize/d115918-3-2badf7913ae6ec089100-9.jpg ]


・「お金が理由で、デジタル関連のリスキリングをあきらめたことがあるか」を質問したところ、全体の44%(146名)が「ある」と回答しました。更に、年収400万円未満・以上で比較したところ、年収400万円未満の人は51%(91名)、年収400万円以上の人は36%(55名)となりました。20-30代の賃金の低さが指摘される中、経済格差によりリスキリング格差が広がっていることがわかります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/115918/3/resize/d115918-3-4ced164add41f6ac8d8b-2.jpg ]


〇目的:リスキリングをしたい理由は「給与を上げたいから」「仕事の幅を広げたいから」
・「デジタル関連のリスキリングをしたい理由」を質問したところ、1位は「給与を上げたいから」(38%、138名)、2位は「仕事の幅を広げたいから」(34%、122名)、3位は「副業がしたいから」(31%、112名)となりました。
また、リスキリングの経験・意向別では、「リスキリング中断者」は共に「好きな仕事がしたいから」が1位(「再度取り組みたい、リスキリング中断者」が45%、38名。「取り組みが止まったままの、リスキリング中断者」が35%、38名。)、「リスキリングの必要性を感じている未経験者」は「仕事の幅を広げたいから」が1位(43%、72名)となり、傾向が異なりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/115918/3/resize/d115918-3-0d2188a99ba6945e073d-3.jpg ]


・「自分の市場価値を上げるために、学習したいことがあるか」を質問したところ、「明確にある」「何となくある」を合わせて「学習したいことがある」と答えた人は全体の84%(301名)となりました。
また、リスキリングの経験・意向別で「学習したいことがある」と答えた人は、「再度取り組みたい、リスキリング中断者」が98%(83名)。「取り組みが止まったままの、リスキリング中断者」が73%(101名)。「リスキリングの必要性を感じている未経験者」は70%(117名)となり、リスキリングの経験がある、あるいは意向が高いほど、学習したいことがあることがわかりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/115918/3/resize/d115918-3-9b095953a68405cef74a-4.jpg ]


〇学習する自信:自信がある人は約半数。自信がない理由は、「自分に合う勉強がわからないから」
・「学習する自信はあるか」を質問したところ、全体では「とてもある」「ややある」を合わせると「学習する自信がある」と答えた人は、48%(174名)と約半数になりました。
また、リスキリング経験別では、学習する自信がない人(「あまりない」「全くない」と回答)は、割合が多い順に「リスキリングの必要性を感じている未経験者」(36%、59名)、「リスキリング中断者」(11%、12名)、「取り組みが止まったままの、リスキリング中断者」(5%、4名)となりました。リスキリングの経験がない、あるいは意向が低いほど、学習する自信がないことがわかります。
[画像6: https://prtimes.jp/i/115918/3/resize/d115918-3-9762d09777be6a51f887-5.jpg ]


・「学習する自信がない」(学習する自信が「あまりない」「まったくない」)と答えた人に対し、「学習する自信がなぜないか」を質問したところ、1位は「自分に合う勉強がわからないから」(51%、38名)、2位は僅差で「理解できるか不安だから」(48%、36名)となりました。
また、リスキリングの経験・意向別では、「再度取り組みたい、リスキリング中断者」の1位が「理解できるか不安だから」(75%、3名)。「取り組みが止まったままの、リスキリング中断者」の1位が「理解できるか不安だから」「自分に合う勉強がわからないから」(ともに、42%、5名。)、「リスキリングの必要性を感じている未経験者」の1位は「自分に合う勉強がわからないから」(43%、72名)となり、数値の傾向は若干異なるものの、あまり大きな差はみられませんでした。
[画像7: https://prtimes.jp/i/115918/3/resize/d115918-3-bffb3a7a21ee2dd79706-6.jpg ]


〇リスキリングを中断した理由:リスキリングを完走するためのサポートや、金銭的なサポートが必要であることが明らかに
・リスキリング中断者(「再度取り組みたい、リスキリング中断者」と「取り組みが止まったままの、リスキリング中断者」)に対し、「リスキリングを中断した理由」を質問しました。1位は「一人で勉強し続けるのがつらかったから」(45%、87名)、2位は「成長を実感できなかったから」(34%、66名)、3位は「お金が足りなくなったから」(24%、46名)となりました。
リスキリングを完走するためのサポートや、金銭的なサポートが必要であることがわかります。
[画像8: https://prtimes.jp/i/115918/3/resize/d115918-3-835fe365ca52ea7a21f0-7.jpg ]


■学習コーチがつきながら無償でリスキリングでき、転職まで支援される「ONGAESHI」の先行講座が5月に開講。受講者を5月14日まで募集中
「ONGAESHI(オンガエシ)」は、学習コーチがつきながら無償でリスキリングでき、転職まで支援されるプラットフォームです。

・無償の理由
リスキリングの費用を、学習者本人が負担せずに転職先が負担します。従来の採用費の一部が、育成に貢献した人々や組織に還元できる仕組みとなっています。

・学習コーチの効果
ONGAESHIの前身のサービスとなる、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンターとの実証実験「STAR」では、無償のデータサイエンス講座を全国の大学生・大学院生などに実施し、学習コーチをつけました。その結果、修了者は、コーチ付受講者の41%、コーチ非希望の受講者の9%と大きく差が出ており、学習コーチの効果が示唆されました。

・先行講座「DXデザイナー養成プログラム」を5月25日より開講
23年9月のサービス開始に先がけて、先行講座「DXデザイナー養成プログラム」を5月25日より開講します。無償で、DXプロジェクトを推進するスキルを学べる約2カ月間のオンラインプログラムで、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンターが認証します。
募集開始後、応募数は100名を超えました。エントリー締め切りは5月14日です。

ONGAESHI 先行講座「DXデザイナー養成プログラム」サイト:https://www.lp.ongaeshi-pj.jp/dxdesigner-course


■APPENDIX:人材業界に第三の選択肢を。新サービス「ONGAESHI」概要

[画像9: https://prtimes.jp/i/115918/3/resize/d115918-3-3b2034988a1ced9c8042-8.png ]

ONGAESHIは、人材業界に第三の選択肢をもたらす、デジタル人材の無償教育・採用一体型のサービスです。採用企業からの採用費用の一部を、人材を育てた人々に還元する仕組みにより、持続的な無償教育を実現。まずは喫緊の課題となっているデジタル人材不足の解消を目指します。
ONGAESHIの実現を目指し、ONGAESHIプロジェクトチームが2023年2月に発足。2023年9月よりサービスの正式リリースを予定しています。Institution for a Global Society株式会社、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンターや、東京理科大学インベストメント・マネジメントなどの5社が参画しています。
※参考:プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000115918.html

ONGAESHIサービスサイト:https://www.lp.ongaeshi-pj.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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